ダニエル・デイ=ルイスの怪演凄まじくてゾクゾクした。ホラー映画。
地獄…
徹底して現場。教科書には載らない第一次世界大戦。
難民コメディ。こういう語り方大好きだ。
プロットに必然性などいるのか?と思った。
淡々とした筆致なのに時々躍動するのが面白い。重いけどナチュラルに善人が出てくるのは少しほっこりする。
個人的に初期〜中期ビートルズが好きなので、作品の流れとともに振り返ることができてとても楽しかった。構成も巧みで、目から鱗が落ちるような情報もたくさん。表面「ビートルズの歴史」とすれば、裏面「ビートルズ>>続きを読む
めっちゃイーストウッド映画っぽいと思った。実際かなり意識しているらしい。『X-MEN』というシリーズものの中の一作品というより、ジェームズ・マンゴールドの作家性が強く表れた、独立した作品。単なる「ヒー>>続きを読む
愛の終わりと別れを描いた作品には名作が多いなあ。この作品も唯一無二。描写の美しさと演出の素晴らしさ。
過去と現在、二つの時間軸での、ライアン・ゴズリングとミシェル・ウィリアムズの外見と雰囲気、二人の>>続きを読む
全力称賛したい!
所謂「ヒルビリー」と言われるアメリカの田舎白人達を主人公にこんなエンターテイメント作品にしてしまうなんて。現代社会の描き方として最高。余計なサブプロットも無くてテンポ感も良いし、それ>>続きを読む
3部ともとても良いなあと思って観ていたんだけど、数日経つとあまり印象に残っていない。もう一度観てみよ〜。
盛り沢山。ナンセンスコメディっぽいタッチだけど結構キツい現実が描かれていて胸が詰まる。正直、描き方の上手い映画だとは思えなかったけど、愛着の湧く作品。心にも残る。ノア・バームバックの影響もかなりありそ>>続きを読む
苦手な作りのドキュメンタリーは結構多いけど、この映画は語り方がめちゃくちゃ巧みだし内容も充実。感情が揺さぶられて今すぐ劇場で大音量で映画鑑賞したくなった。産みの苦しみ凄まじそうだなぁ…。映画音楽の作家>>続きを読む
ヤバすぎ…(震え)
『ミッドサマー』観た後だと『ミッドサマー』的な「戦争ホラー」「戦争ダーク・ファンタジー」にも見える。
まるでマフィア映画。
映画として「これはこうだ」と言い切らないような作りになっているところが深く、素晴らしいと思った。全てはグレーで両義的。
内田吐夢の凄さも片岡千恵蔵の凄みも分かった。物語的には2時間見ているのはなかなか根気が必要だった。序盤の片岡千恵蔵の「怖すぎるでしょこの人…」な演技が個人的にはハイライト。
本作のようにグルーヴィーなエンターテイメントとして脚色することの重要性は必ずあると思う。優等生すぎても映画としての力を損なってしまうから。ただ、ラストシーンはかなりシリアスでストレート…。あのシーンは>>続きを読む
名作。地味な作りだけど十分スリリング。
何より映画としてかっこ良すぎる。
ラストシーンの素晴らしさよ。
上がりまくった期待を大きく上回ることはなかったけど良かった。禍々しさよりも爽やかさを感じる。『ヘレディタリー』同様、カタルシスも意図的にセットされている。
映像的快楽。
これを娯楽作品としてしっかり成り立たせてしまうのがスピルバーグの凄さ。
『死霊館』超えと評されていることが多いけど、『死霊館』派。もちろん面白い。
これが当時コケたなんて信じられない。
CGありきのスリルや恐怖は「物語上のスリル」でしかないわけだけど(それが悪いというわけではない)、この作品はもっと現実的な(撮影上の)危険を心配してしまうほどの>>続きを読む
頭抱えるしかない。子供が遊ぶシーンの尊さよ。この母親、一度も子供に当たったりしないんだよなぁ。
良くも悪くも(肩入れ具合とか)これぞアメリカ映画、これでこそアメリカ映画って感じで最高だった。今時珍しい、ちょっと懐かしくなるくらい。とはいえ細かい演出も素晴らしいんだよなあ。
レースシーンの映像的>>続きを読む
音と画の吸引力、細かい演出の妙に惹かれる。シーツかぶったゴーストがなぜこんなに絵になるんだろう。あと、ひたすら地味な映画という印象はない。映像的にも音楽的にも演出面は楽しませてくれる。エモーショナルな>>続きを読む
アダム・サンドラー素晴らしかった。
胃に悪い。久しぶりに映画でこういう気持ちになったかもしれない。
こんな世の中で狂っていく人間を笑うことはできない。社会の問題とメンタルヘルスの問題は密接に絡み合っていて、世界を正しく認識している人こそ狂っていってしまうのかもしれない。本作ではひたすらその重みが描か>>続きを読む
面白いし、いろいろ衝撃だった。特に認知症老人の独特な気味悪さを作品に利用するという、やや不謹慎だけど秀逸なアイディア。
映像も音も美しすぎる。
物語は演出によって省略的に語られるし、背景の説明も少ないので、細かい理解はネット記事に頼った。絶対に2回目観賞の方が面白い。
居心地の悪さ、違和感をホラーとして表現するというアイディアが秀逸。しかも、物語の展開はフィクションらしく飛躍していくのでゴリゴリの押し付けがましい社会派映画感はなく、エンターテイメントとして面白い。コ>>続きを読む