強烈やな。
その基地外なストーリーと基地外演技。本物に近い怖い人が緊張感を強いる長廻しを演じ続ける。
現在のぬるい映画しか作られなくなった今は新鮮である。
また、昔はある意味おおらかだったのかも。
私情いれまくる選ばれしプロフェッショナル。
冒頭の新宿近辺の闘いはおもしろいのに、最後はコントのセット並みの舞台設計ってどうよ?
ワオ!!ビキニのワイルドバンチやないか!
善いとか悪いとかは無視してあっち側へ行く話。
最後のピンクにまなめかしく照らしだされる桟橋はワイルドバンチの死の行進やないか!
娯楽映画のおもしろさはもう語るまでもないが、男前は極限状態でも余裕かましていかなあかん!のやなと。
監督ショーン・ペンは凄いの一言。
人々のふれあいで何かが見つかるというようなチョロい映画でなく、すべてが終わる瞬間に大切な事がようやくわかるという残酷さ。
ダイナミックです。
ショーン・ペン映画のお約>>続きを読む
安くあげろ!と言わんばかりに2本撮りで作られた作品だが、あんまり貧乏くささはなく、むしろパターンを無視したストーリーに久しぶりにおもしれぇなぁと感じた。
要は田舎に迷い混んだ旅人が住民にぶち殺される「>>続きを読む
名作に認定されている作品だが、かなり歪んだ異物のような感じ。スマートに完成されていない。ごつごつと粗く色んなものがぶちこまれている。
ジャンルに従うなら、デュークはインディアンをぶち殺し、悪徳商人を蹴>>続きを読む
ヒッチミーツアメリカン・ニューシネマ。
ヒッチコックのバリバリの作りモノの世界に、変な顔やリアル芝居する役者をぶちこんだらどうなるか?!
小品だがとっても愛嬌ある作品が出来た!
コーエン兄弟みたいな感>>続きを読む
まじめなおっさんVS西海岸。
ピーター・ボイルの禿げ頭とマイケル・チャップマンの目の前にあることをドライに写実的に切り取るカメラのおかげでもう一つのB級「タクシードライバー」とも見える。
ポルノ産業に>>続きを読む
増殖する馬鹿たち。
ブラックすぎる設定がかなり傑作。
ひっそりとコメディの棚に置かれているのが悲劇です。
未来は馬鹿ばっかりというのはあながちウソではないと思う。
圧倒的なにかにひれ伏すだけの話。
あんまりみたことないな。それを乗り越えることで普通ドラマを組み立てるから。
濃いオリジナルなはずなのに観賞中、常に「デヴィッド・リンチ」て単語が沸き上がる。
チョー悪徳刑事軍団から、基地外を装って(?!) 逃げた元チョー悪徳刑事を現役チョー悪徳刑事が抹殺するために追いかける。
ゲリラやな。権力に真っ向から喧嘩売る素晴らしい作品。
おもろ描写やズサンな所もあ>>続きを読む
名もなき人のロックな生き方。
昔の社会的弱者を守るシステムかあったことに感心する。
主人公はその枠からもこぼれて、流浪する。
かわいそうですよ、というような女々しい映画でなく、仕方なくアウトローになっ>>続きを読む
監督の好きな怪獣の交尾がまたあるやん!
リアルに寄せたせいで、怪獣映画というよりは災害映画に見えた。
現代ということではそうゆうことなんだな。
謙さん延々困り顔。これも貴重。
勝負しすぎとるなーって印象。
「告白」の成功があって出来たんでしょうね。
メジャーでこのバイオレンス度は貴重ですし、それにもまして「康芳夫」がキャステイングされているのが凄すぎる!
探りながら製作していくそのものが、相手の裏を読みながら進む作品にそのまま反映されている。おもしろいけど、小粒すぎる。
淡々と進行するだけやのに面白いって凄いやん。演出力ですな。ジョナ・ヒルみたいな副船長とか、キャサリン・キーナーのリアルおばはんとかキャステイングもよい。
映画の気合い入った美術やなと久しぶりに画面が贅沢な映画。主人公が小刀で削った鉛筆使ってるとか細かい。
しかし、童貞チックが宮崎あおいと結婚できるなんてファンタジーすぎるやろ。感情表現下手だか、言葉を採>>続きを読む
アメリカ経済の話と言われてもピンとこない。レイ・リオッタがひたすら酷い目にあう映画。けど監督とプランBのチャレンジングなところは気に入った。
よくも悪くもレニーハーリンって映画。ようは強引。日本の「オカルト」がもっとおもろいでー。
童話の光と影。きっちり人体破壊描写してるから他より際立っておもしろい。直接見えたりしてないが微エロ漂うのもよい。
ジェイミー・フォックスが文武両道の大統領と思いきや、お茶目なんで意外と楽しめる。
現在のSF映画ということではこうゆう事なんでしょうけど、オリジナルにある「下品さ」が排除されて物足りない。けど、監督の嫁に対する贔屓さが優等生であるはずの大作感を壊していてよかった。
最後の方はキチンと映像で魅せるので良かったが、もっと脚本勝負の作品かと思ってました。
野生の獣みたいな感覚の映画。脚本ブツリブツリ切っても撮りたいシーンのみ羅列する。けどそれが逆におもしろさ。悪い奴の佇まい最高。
贅沢の極み。おいしいかどうかのお口に合うかは別にして、絵作りの欲張り過ぎを堪能。
昭和の名優図鑑でもある。
スカした人工美すぎるイメージの強い映画だが、「茶碗の中」の狂った武士のアップは肉体の神秘バリ>>続きを読む
アクションシーンはおもしろい。
敵があんだけ超人ならばもと悪さしたらと思う。坊主の敵がハイマン・ロスのソファーの座り方するのがよかった。
ジェームズ
・フランコのキャスティングから始まり、ホントにディズニー映画でいいの?と思うほど、なんか悪意を感じてよかった。サム・ライミ節炸裂のハッタリの効いたカットが多く見られスパイダーマンシリーズよ>>続きを読む