yaaaさんの映画レビュー・感想・評価 - 36ページ目

野獣死すべし(1980年製作の映画)

4.0

強烈やな。
その基地外なストーリーと基地外演技。本物に近い怖い人が緊張感を強いる長廻しを演じ続ける。
現在のぬるい映画しか作られなくなった今は新鮮である。
また、昔はある意味おおらかだったのかも。

サイレントヒル:リベレーション3D(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

化け物の気持ち悪い感じは良い。
ショーン・ビーンは死にません。

ガッチャマン(2013年製作の映画)

3.0

私情いれまくる選ばれしプロフェッショナル。
冒頭の新宿近辺の闘いはおもしろいのに、最後はコントのセット並みの舞台設計ってどうよ?

スプリング・ブレイカーズ(2012年製作の映画)

4.0

ワオ!!ビキニのワイルドバンチやないか!
善いとか悪いとかは無視してあっち側へ行く話。
最後のピンクにまなめかしく照らしだされる桟橋はワイルドバンチの死の行進やないか!

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.0

娯楽映画のおもしろさはもう語るまでもないが、男前は極限状態でも余裕かましていかなあかん!のやなと。

イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

4.5

監督ショーン・ペンは凄いの一言。
人々のふれあいで何かが見つかるというようなチョロい映画でなく、すべてが終わる瞬間に大切な事がようやくわかるという残酷さ。
ダイナミックです。
ショーン・ペン映画のお約
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旋風の中に馬を進めろ(1965年製作の映画)

4.0

安くあげろ!と言わんばかりに2本撮りで作られた作品だが、あんまり貧乏くささはなく、むしろパターンを無視したストーリーに久しぶりにおもしれぇなぁと感じた。
要は田舎に迷い混んだ旅人が住民にぶち殺される「
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捜索者(1956年製作の映画)

4.0

名作に認定されている作品だが、かなり歪んだ異物のような感じ。スマートに完成されていない。ごつごつと粗く色んなものがぶちこまれている。
ジャンルに従うなら、デュークはインディアンをぶち殺し、悪徳商人を蹴
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ファミリー・プロット(1976年製作の映画)

4.0

ヒッチミーツアメリカン・ニューシネマ。
ヒッチコックのバリバリの作りモノの世界に、変な顔やリアル芝居する役者をぶちこんだらどうなるか?!
小品だがとっても愛嬌ある作品が出来た!
コーエン兄弟みたいな感
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ハードコアの夜(1979年製作の映画)

4.0

まじめなおっさんVS西海岸。
ピーター・ボイルの禿げ頭とマイケル・チャップマンの目の前にあることをドライに写実的に切り取るカメラのおかげでもう一つのB級「タクシードライバー」とも見える。
ポルノ産業に
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26世紀青年(2006年製作の映画)

4.0

増殖する馬鹿たち。
ブラックすぎる設定がかなり傑作。
ひっそりとコメディの棚に置かれているのが悲劇です。
未来は馬鹿ばっかりというのはあながちウソではないと思う。

クロニクル(2012年製作の映画)

4.0

悪いスーパーマンの話。
小さく始まって大きく終わるのでお得感はある。

オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

4.0

圧倒的なにかにひれ伏すだけの話。
あんまりみたことないな。それを乗り越えることで普通ドラマを組み立てるから。
濃いオリジナルなはずなのに観賞中、常に「デヴィッド・リンチ」て単語が沸き上がる。

濡れた荒野を走れ(1973年製作の映画)

4.0

チョー悪徳刑事軍団から、基地外を装って(?!) 逃げた元チョー悪徳刑事を現役チョー悪徳刑事が抹殺するために追いかける。
ゲリラやな。権力に真っ向から喧嘩売る素晴らしい作品。
おもろ描写やズサンな所もあ
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はなれ瞽女おりん(1977年製作の映画)

4.5

名もなき人のロックな生き方。
昔の社会的弱者を守るシステムかあったことに感心する。
主人公はその枠からもこぼれて、流浪する。
かわいそうですよ、というような女々しい映画でなく、仕方なくアウトローになっ
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

4.0

監督の好きな怪獣の交尾がまたあるやん!
リアルに寄せたせいで、怪獣映画というよりは災害映画に見えた。
現代ということではそうゆうことなんだな。
謙さん延々困り顔。これも貴重。

渇き。(2013年製作の映画)

4.0

勝負しすぎとるなーって印象。
「告白」の成功があって出来たんでしょうね。
メジャーでこのバイオレンス度は貴重ですし、それにもまして「康芳夫」がキャステイングされているのが凄すぎる!

ポール・ヴァーホーヴェン トリック(2012年製作の映画)

3.5

探りながら製作していくそのものが、相手の裏を読みながら進む作品にそのまま反映されている。おもしろいけど、小粒すぎる。

シャークネード(2013年製作の映画)

3.0

うす~く真面目に作ってあるから勿体ない。真面目いらんねん。

キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

4.0

淡々と進行するだけやのに面白いって凄いやん。演出力ですな。ジョナ・ヒルみたいな副船長とか、キャサリン・キーナーのリアルおばはんとかキャステイングもよい。

舟を編む(2013年製作の映画)

4.0

映画の気合い入った美術やなと久しぶりに画面が贅沢な映画。主人公が小刀で削った鉛筆使ってるとか細かい。
しかし、童貞チックが宮崎あおいと結婚できるなんてファンタジーすぎるやろ。感情表現下手だか、言葉を採
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ジャッキー・コーガン(2012年製作の映画)

3.5

アメリカ経済の話と言われてもピンとこない。レイ・リオッタがひたすら酷い目にあう映画。けど監督とプランBのチャレンジングなところは気に入った。

ディアトロフ・インシデント(2012年製作の映画)

3.5

よくも悪くもレニーハーリンって映画。ようは強引。日本の「オカルト」がもっとおもろいでー。

ヘンゼル&グレーテル(2013年製作の映画)

3.5

童話の光と影。きっちり人体破壊描写してるから他より際立っておもしろい。直接見えたりしてないが微エロ漂うのもよい。

バンデットQ(1981年製作の映画)

3.5

極悪コントの羅列でキレが悪いが監督にはブレがない。

ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.5

ジェイミー・フォックスが文武両道の大統領と思いきや、お茶目なんで意外と楽しめる。

トータル・リコール(2012年製作の映画)

3.5

現在のSF映画ということではこうゆう事なんでしょうけど、オリジナルにある「下品さ」が排除されて物足りない。けど、監督の嫁に対する贔屓さが優等生であるはずの大作感を壊していてよかった。

ザ・マスター(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

フィリップ・シーモア・ホフマンがバイクで疾走する。それだけで充分観れる。

キャビン(2011年製作の映画)

3.5

最後の方はキチンと映像で魅せるので良かったが、もっと脚本勝負の作品かと思ってました。

座頭市(1989年製作の映画)

4.0

野生の獣みたいな感覚の映画。脚本ブツリブツリ切っても撮りたいシーンのみ羅列する。けどそれが逆におもしろさ。悪い奴の佇まい最高。

怪談(1965年製作の映画)

4.0

贅沢の極み。おいしいかどうかのお口に合うかは別にして、絵作りの欲張り過ぎを堪能。
昭和の名優図鑑でもある。
スカした人工美すぎるイメージの強い映画だが、「茶碗の中」の狂った武士のアップは肉体の神秘バリ
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アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.5

アクションシーンはおもしろい。
敵があんだけ超人ならばもと悪さしたらと思う。坊主の敵がハイマン・ロスのソファーの座り方するのがよかった。

オズ はじまりの戦い(2013年製作の映画)

4.0

ジェームズ
・フランコのキャスティングから始まり、ホントにディズニー映画でいいの?と思うほど、なんか悪意を感じてよかった。サム・ライミ節炸裂のハッタリの効いたカットが多く見られスパイダーマンシリーズよ
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