丈さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

丈

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めまい(1958年製作の映画)

3.8

この時代にこのような作風、展開の映画を生み出せるのは本当にすごいと思う。
蠱惑的なマデリン(キム・ノヴァク)に引き込まれていくジョン(ジェームズ・スチュアート)の表情や仕草もいい。
事の真相がわかった
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ピーター・パン(1953年製作の映画)

4.5

幼稚園の頃から何度観たことか。
スミーがお酒をヒックヒック呑むところが大好き。
ビッグベンに乗りたいなとずっと思っていました。
音楽も大好きです。

ゴジラ(1954年製作の映画)

3.8

最後、ゴジラの倒し方がやや地味な感じがしたが、戦後まだ10年以内の作品と思って観れば、かなりの完成度と迫力があった。
悲哀がありストーリーも面白かった。
当時の人達にはそれはそれは衝撃だったんだろうな
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ソナチネ(1993年製作の映画)

3.8

初鑑賞。
短くまとまっていて観やすく、描写や表現も芸術的なものを感じました。
のほほんとさせる場面もあり、緊張と緩和、メリハリがしっかりあります。
久石譲の音楽もよく合ってた。エクソシストで流れるチュ
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ホーム・アローン2(1992年製作の映画)

5.0

1よりも好きな稀有な続編映画。
子供の頃から大好き。
これを観て以来、ずうっとニューヨークに憧れを抱いています。
録音できるラジカセ、ポラロイドカメラ、車内ピザ&コーラに公園で食べるチョコチップクッキ
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

4.6

幼少の頃から大好きで少なくとも100回は観てるかな。音楽も大好き。
グッドフェローズやカジノとは全然違うおマヌケなジョー・ペシ。
同じくヤング・ゼネレーションとは全然違うダニエル・スターン。
ラスト、
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(1960年製作の映画)

3.7

脱獄を企て実行するというとてもシンプルでなかなか面白い作品。
壊す、砕く、切る、削る…生々しい無骨な音が聞こえてきます。
最後の最後にアッー!となりますが、そこまでは特に大きな波乱や事件もなく、ずうっ
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死の追跡(1973年製作の映画)

3.8

評価は分かれると思うが、個人的にはなかなか良作だと思う西部劇だった。
このフィルマを開くまで、首領のブランド役があの「鳥」のハンサムおやじ、ロッド・テイラーだと全く気づかなかった!
主演のハリスもそう
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刑事コロンボ 死者の身代金(1971年製作の映画)

3.9

犯人役のリー・グラントが綺麗だ。
コロンボのしつこい質問にだんだんとイライラしている表情すら美しい。
ラスト、お金さえ掴ませればこっちのもんよと思った犯人の欲深さが命取りに。

刑事コロンボ/殺人処方箋(1968年製作の映画)

4.0

執拗につきまとうコロンボ。
そして徐々に焦りを感じる犯人。
シリーズになる前の独立した作品でも、もう既にしっかりした土台の上に成り立っており見応え十分です。

ドラえもん のび太とアニマル惑星(1990年製作の映画)

4.0

可愛くて大好きな作品。
ゴリオが特にかわいい(笑)
裏山(自然)を守るという大事なテーマも忘れない。
みんなが動物の耳つけたりドラえもんが何度もタヌキに間違われたり、ほんと可愛らしい。
デリケートなジ
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ストリートファイター(1975年製作の映画)

5.0

チャールズ・ブロンソン×ジェームズ・コバーンW主演のアクション娯楽映画。
人物描写や背景にこだわらず、ただ金のために拳闘し、手に入れたいものを手に入れようとする単純明快で短尺なストーリー。
ブロンソン
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たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

4.0

家族の幸せだけを願い続ける小侍。
大杉漣さんとの決闘では俊敏な剣の腕前を見られます。
粛と流れるシーンにも、刹那にぽっと明かりが灯るような熱量を感じられる。
やっと巡り合えた幸福の時間、空間はどんな風
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.0

どこか古臭い匂いも醸し出す退廃的な映像。
哀しくも徐々に寄り添い合っていく真の愛情。
観ながら、感染症から彼女を救ってあげたいとさえ思った。
わりと王道のストーリーではあるものの、その世界観と「ぷっ」
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西部魂(1941年製作の映画)

2.5

恋愛要素もある娯楽西部劇なはずだが、最後まで入り込めず短い尺も異様に長く感じた。
どういうストーリーで誰と誰がどういうことなのかイマイチよくわからなかった。
電気のまだ発達していない時代に、電柱を建て
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戦争のはらわた(1977年製作の映画)

5.0

ジェームズ・コバーン主演の映画で最も好きかもしれない上、サム・ペキンパー監督唯一の戦争映画であり最高傑作だと思う。
センタ・バーガーと束の間の休息を楽しむコバーンの表情にグッとくる。
「ディマケーショ
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運び屋(2018年製作の映画)

3.8

あのダーティーハリーが、若い不良達にややオドオドしていて少しせつなくもなりました。
不器用で人間的には問題ある主人公という点はグラン・トリノと通じています。
爽やかな空気感もありとても観やすかったです
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おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

4.1

この歳になって初めて観たんですが、なんかじーんときて良かったです。
昔懐かしい自分のおもひでも頭の中に浮かんできました。
女の子の日に、体育を休みたい…当時子供だった時分はわからなかったですね。
秋田
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耳をすませば(1995年製作の映画)

3.9

始終可愛らしい雰囲気の映画で、ゆるやかに優しく流れていくようなストーリーがティーン層に人気なのがわかります。
王道ロマンスというか、はじめの印象は最低最悪→意外な事実を知って一気に好きになる……
展開
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ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記(1997年製作の映画)

3.6

20年以上ぶりに鑑賞。
悪役、内海さんの声がやや渋すぎて個性が強すぎる印象。
のび太が落ちて死んだ?みたいになった時、しずかちゃん以外のみんな、もうちょっと悲しんであげてよーって思っちゃった。

ハスラー2(1986年製作の映画)

3.7

前作「ハスラー」よりもエンタメ的要素が強く、娯楽作品として楽しめる。
ポール・ニューマン、トム・クルーズがカッコいいのは勿論だが、ヒロインの可愛さが個人的には印象的。
ああいう顔、好みです。
実際にシ
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ハスラー(1961年製作の映画)

3.8

ポール・ニューマンのアウトロー的カッコよさがたまらない。
それぞれに悲しい運命が待ち受けてたりもするが、今、この瞬間に人生や男の浪漫を賭けるという生き方には憧れる。

潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ(1993年製作の映画)

4.5

VHSを手に入れ鑑賞。
役者陣も豪華ですごく良かった!
とてもかわいらしい作風で殺伐とした感じもなく、クスッとなる台詞もあればジーンとくる場面もあります。
絵柄や風景も温かい色合いなので、好きな人と一
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

4.0

ジュディのかなり後半生に焦点を当てた、予想よりも静かで優しい作品でした。
あまり薬物のことやトラブルについてはそう触れることなく、でもLGBTについては穏やかに優しく描いています。
ダークナイトのヒー
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3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

4.5

これはおもしろかった!
トンネル爆破の辺りから後半にかけて、どんどん引き込まれていきました。
男気に敬意を表したラストもカッコ良かったです。
西部劇をあまり観たことない方へもオススメできるかと思います
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

3.8

やっと始めて観ました。
まず最初に思ったのが画がとても綺麗だということ。「動く城」の動きもアニメーションを超えたような雰囲気がありました。
キムタクの演技がひどいとかいうのを何かで見たことありますが、
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アイアンマン(2008年製作の映画)

4.0

アクション娯楽映画として、所々ユーモアもあるしとても観やすい作品です。
冒頭、Back in Blackで始まるのが特に嬉しい^^
キスしそうでしない二人もステキです。

ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

2.8

ラスト30分ぐらいからはまあまあ良い感じになったんですが、それまでがうーん、わかりにくかったです。
ゲロを吐くシーンはほんとに気持ち悪い(笑)
嫉妬とかいろいろやっぱありますよね。

海がきこえる(1993年製作の映画)

3.7

ちょっとヒロインがキツ過ぎるし、二度もビンタするし、声優が下手くそ過ぎるけど、何回か観てるとそこがこの作品の良さなのかなあとも思えたりする。
尺が短いのが一番ありがたい。
ラストカットが終わった直後に
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クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(1998年製作の映画)

3.8

本作は結構ハードボイルドでアクションシーンが多いです。
サブキャラで人気のぶりぶりざえもんやアンジェラ青海(原作では小梅かな)が活躍しているのも嬉しい!
プロの声優陣はやっぱりいいなあ!
だからゲスト
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草原の輝き(1961年製作の映画)

3.9

本来暗くなりがちなストーリーだけど、本作はナタリー・ウッドの可愛らしさが輝いているのでとても観やすいです。
ラスト、お互いの生きる道を再確認したのちの憂いを帯びた表情がジーンときます。

野性の呼び声(2020年製作の映画)

3.4

CGが凄いというのはわかるが、でも私が映画に求めるのはそこではないかな。
ラッシーのように実際の犬で撮った方が何倍も世界に没入できたと思う。
ストーリーは単純なのでかるく観たい方におすすめです。

普通の人々(1980年製作の映画)

4.0

私自身がかつてコンラッドだったので、一層世界観に引き込まれます。
「カッコーの巣の上で」や「17歳のカルテ」は結構エンターテイメントな作りですが、本作はなかなかリアルです。経験があるのでカウンセリング
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独裁者(1940年製作の映画)

3.8

良かったですが本作は完全トーキーゆえ、サイレントのテンポ感に比べ若干間延びした感じもありました。
コインで犠牲者を決めるシーンが特におもしろかったです。

ザ・クライアント 依頼人(1994年製作の映画)

3.6

自決シーンが子供の頃とても恐ろしく結構自分の中で本作はトラウマ映画です。
ストーリー自体は面白いんですが、構成やテンポが少しイマイチな感じがしたかな〜。
サランドンて巨乳ですよね。

八月の狂詩曲(ラプソディー)(1991年製作の映画)

3.4

ラスト、「ピカがきた」と言ってパニックを起こすお婆ちゃんの姿が印象的でした。
手作りベッドに横たわるリチャード・ギアがなんだか可愛いかったです。