やまぴーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

やまぴー

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ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

3.6

「これが実話なんて信じられない」とは思わない。
2007年F1最終戦の方がよっぽど信じられない。
ライコネン、ハミルトン、アロンソの三つ巴を制したのは…いつか、これを映画にしてほしいね、ロン・ハワード
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パリは燃えているか(1966年製作の映画)

2.9

出演者や脚本家は豪華だが、途中飽きかけた。
あと、なんでみんな英語なん?笑
パリですよ?笑
でもこの時代にしてはよくできてると思う。

スノーデン(2016年製作の映画)

3.0

自国が良ければなにしてもいいのか?
その最たる例がトランプ政権だろう。
この勇気ある告発に賛辞を送りたい。
モスクワでゆっくり暮らしてください。
映画としては普通。

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.2

信仰のために生き、信仰のために死ぬ。
現代でこれほどの信仰をする者がどれほどいるだろうか。
当時の生きる糧であった宗教は、現代では科学に取って代わってしまってるのではないだろうか。
仏教にとって日本は
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ウォーリー(2008年製作の映画)

4.0

ゴミで溢れた地球を捨て、宇宙船での快適な暮らしを選んだ人間。
「2001年宇宙の旅」を彷彿とさせる描写が多い。
ロボットに立ち向かい、また地球に新たな文明をもたらす。
色々なテーマがあって楽しく見れた
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

天才であるが故に抱える様々な苦悩。
戦争に勝つために作り出された機械が、現在の情報化社会を築き上げている。
セクシャルマイノリティーが裁かれた時代。
様々な視点から見れる映画でした。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.6

厳密に言うとホラーではない。
霊的なものより一番怖いのは人だという映画。
演出もよく楽しく見れた。
じじい強すぎ!

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

2.4

銃撃戦は楽しく見れた。
しかし、西部劇に東洋人のイ・ビョンホンがいる謎のキャスティングと、突貫工事で作った味気のない炭鉱町に最後まで没入できず。
もっとよく作れたはず。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.3

ハリーポッターとは別物。
よくある洋画って感じで見てしまった。
魔法動物たちが住むトランクの中に行ってみたい。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

牧歌的な主人公を描くことで、その時代の荒々しさがより際立って見えてくる。
泣かせにくる演出なんか一つもないのに、自然と出てくる涙。
人それぞれの解釈があって、そこを視聴者に委ねてくれてる構成もこの映画
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.5

京アニの底力。君の名は。より好き。
ピアノの音ではなく、ピアノの鍵盤を弾く音。花火の音。聾の女の子がテーマなので、劇中の音にもこだわっていた。
そして、友達の顔から×印が付いたり剥がれたり…アニメーシ
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怒り(2016年製作の映画)

4.5

重い!想像以上に重い!
でも伏線の回収も含めてよく作りこまれた作品であることは間違いない。
それと出演者の演技がすごすぎて怖い。ほんとに怖いレベルの演技力。

ただ、広瀬すずにあんなことするなんてほん
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.4

特筆すべき点は絵の美しさ。それと、怖いほどRADWIMPSの楽曲がはまってた。『秒速5センチメートル』の山崎まさよしは後付け感がひどくて違和感あったもん…
細田守?鈴木敏夫?この監督達って実はしょぼい
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キャロル(2015年製作の映画)

4.7

美しい作品に出会うと人生が豊かになる。心の栄養。見終わった後には感嘆のため息。
「このラストに、カンヌが熱狂」という標語の"そこじゃない感"
どこを切り取っても熱狂できる。結果だけではなく過程に重きを
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

英文学専攻していた大学時代に原文のまま英語で読んでいた物語。今になってやっと見た。シガーの異常性が髪型からも伝わってくる。追う側と追われる側の描写も引き込まれる。うん、大学の時に読んだ原作を超えている>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.8

私は庵野秀明監督の影響で映像作品が好きになった。そして、この作品には庵野監督の良さが存分に発揮されていた。
独特のアングル、カット割り、カメラワーク、テンポ、BGM、モンスターとしてのゴジラの不気味さ
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.5

最前列で舞台挨拶見に行きました!出演者との質疑応答の時間に手を挙げると当ててくださり、綾野剛さんとお話ししました!かっこよすぎました!顔小さすぎました!いい匂いしました!最高でした!
追伸、当方男でご
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さざなみ(2015年製作の映画)

3.4

玄人好みの映画。数日間の老夫婦を描いた作品。繊細な演出もあるが、挿入曲はない。しかし、そこをピアノの音色や犬の鳴き声などで表現していた。退屈に思うかもしれないが、「凪」ではなく「さざなみ」なので、そこ>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

1.8

おバカなヒーロー?いやいや、一人の女性を心から愛することのできる素敵なヒーローですよ?
配給会社は宣伝の仕方を改めるべき。

「中ボスと仲間が枠外で戦ってて、人質にとられたヒロインの前でラスボスと主人
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

2.9

人生に喜びを見つけたか。他人に喜びを与えたか。後者を大事に生きていかなければね。利他を追求する心こそが仏であり、宗教なんだろう。そしてそれが死生観であると。

冷血(1967年製作の映画)

2.7

体感的にすごく長く感じた。後半はすごい引き込まれたが、前半はダラダラと過ぎていく感じがした。この作品とカポーティを見ることで「冷血」が立体的に見えてくるはず。しばし時間をおいてからカポーティを見るとし>>続きを読む

キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

2.4

全部が中途半端。ギャング・マフィア映画にしてはしょぼいし、お笑い映画にしては笑えない、アクション映画にしては並以下、キャラの個性も弱い。ミンディがかわいいだけ。1作目だけ見ればいい映画。

ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

3.9

上の句しか見るつもりなく映画館に行ったんだが、上の句見たら、もうとめられん。そのまま15分後には下の句を鑑賞。ブレない芯を持ってる人は美しい。松岡茉優のことね。妹の部屋に原作あったから読んでみよーっと>>続きを読む

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.9

競技カルタという名の格闘技。これは言い過ぎかもしれないがカルタなめてた。中高生をターゲットにしたシネコン系青春クソ恋愛映画とは訳が違う…はず。広瀬すずのいかなる表情にも惚れ惚れしてしまった。

シャイニング(1980年製作の映画)

4.1

スティーブン・キングが酷評した理由もわからないではないが、解釈の仕方が多岐にわたるであろう捉え方による怖さはずば抜けている。

レインマン(1988年製作の映画)

3.6

金を追っていたら愛が手に入った。もう少し年をとっていれば感動できたかもしれない。ただただ、ダスティン・ホフマンの演技に感服させられた!

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.8

ウディ・アレンの作品を初めて見た。過去と現在のストーリーが平行して進んでいく。どんどんと残念な女になっていくさまを演じきったケイト・ブランシェット。キャロルが楽しみです。

ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

自分はステレオタイプな人間になってはいないかな。生れながらにして変えることのできないことだってたくさんある。すごく繊細なテーマを押し付けがましくなく、笑いも含めて爽快に見せてくれる。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.2

セリフが少ない上に物語もシンプル。しかし、最後まで緊張感が切れずどの場面も見入ってしまう。ディカプリオが不死身すぎたが、それも復讐への想いがそれだけ強大なものだったということであれば腑に落ちる。

キサラギ(2007年製作の映画)

2.4

もっとおもしろくできる要素はあったはず。もっとひねるべき。終盤のノビのない感じも消化不良。

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.3

アスペクト比、映像、カメラワーク、色彩。すごいセンセーショナルでかっこいい。ドランって俺より年下やんな?すげーっす。脱帽っす。

007 スペクター(2015年製作の映画)

4.2

先行上映にて。SPECTRE(亡霊)というだけあって冒頭に「死者の日」の祭を持ってくるあたりは渋い。ボンドを苦しめてきたボスとの対峙ということでは総括的な仕上がりになっており、ラストでのアストン・マー>>続きを読む