YAMATOさんの映画レビュー・感想・評価

YAMATO

YAMATO

映画(281)
ドラマ(0)
アニメ(0)

紙ひこうき(2012年製作の映画)

4.0

必死。でも、可愛い。必死な瞬間ほど、それが変な伝わり方をしないように心がけないとね。数奇な巡り合わせ、運命なんてものを信じてみたくなる作品。夢は叶うもの、そう盲信して死にたいもの。どうせ、必ず死ぬし。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

映画が自分の現在を映す鏡ならば、出会うべきタイミングで鑑賞できた作品。一言で感想を述べるならば「ぐはっ、、」かな。撮り方がいい意味で映画っぽくなく、新鮮な印象を受けた。ああ、頑張ろう。。

美女と野獣(2017年製作の映画)

3.5

原作よりもシリアスな空気感で、リメイクとは言えど、きちんと新しさがあった。野獣の感情の描写に時間をかけていて新鮮。ガストンがちゃんとイケメン、個人的にはもう少しジョークがあっても好き。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.5

多様な生き方がより尊重される中で、やはり離婚は子供にとって不幸な出来事だと痛感。親のエゴに振り回される被害者の感情が最も伝わった。裁判のシーンがアメリカらしくて好き。誰も悪くないのに、難しい。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.5

物語の都合上、派手な絵が減ってしまいがちな作品にも関わらず、展開力で終始釘付けにされた。個人的には、サブテーマが刺さった。もう一度鑑賞する際は、それを最初から念頭に置いて考察したい。

メアリー&マックス(2009年製作の映画)

4.5

感情を揺さぶられた。一つ一つの描写が丁寧で、意味を持っている。現実の残酷さ、日々の辛さを乗り越える美しさを学ぶ。不器用で、決して主人公らしからぬ二人が織り成す深い友情の物語。心地良い疲れが残る作品。

劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕(ばくたん)(1999年製作の映画)

3.0

ロケット団との展開が熱い。ヤドキングの声がシュレック。この時代の絵柄は最も馴染みがあり、疾走感が好き。相変わらず、山寺宏一無双。ヤッターマンからポケモンまで、何役こなすのだろうか。

クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡(1997年製作の映画)

3.5

クレヨンしんちゃんに登場するオカマたちの強さ、たくましさよ。でも、よくよく考えれば母親も強い。父親も強い。子供も強ければ、ペットまで強い。みんな見せ場がある、このシリーズのいいところ。

リロ&スティッチ(2002年製作の映画)

3.0

初めてかどうかは定かではないが、ハワイを取り上げたディズニー作品。印象的なエピソードがある。クライマックスの飛行シーンが911テロの影響で、よりアニメ調な絵柄に変更を余儀なくされた。時代の象徴。

わんわん物語(1955年製作の映画)

3.0

中華系の猫が不気味だった記憶。あのシーンは差別的として問題になったとか。表紙にもなっている、カップルでスパゲッティを食べる場面は可愛らしい。ただし、犬を飼っているものとしては彼らの胃が心配。

ムーラン(1998年製作の映画)

3.0

数少ないアジアを舞台にしたディズニー作品。賛否両論あるとは思うが、当時としては挑戦的な一歩だったように振り返る。歌はいつも通りキャッチーで、観て損をする映画ではない。ディズニーの歩み。

マダガスカル(2005年製作の映画)

3.5

ニューヨークに住んでいたものとしては、セントラル・パーク動物園があそこまで人気があったか疑問。マダガスカルへ行きたくなる、踊りだしたくなる作品。まさか、ここまでシリーズ化されるとは。

ピノキオ(1940年製作の映画)

3.5

ディズニーの悪い顔の描き方は素晴らしい。本当に性根が腐っているように見えてくる。人間のずる賢さ、いやらしさがにじみ出ている。ロバの流れはトラウマ。古さを感じさせない作品の一つ。

劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲(1998年製作の映画)

4.0

人生で初めて映画館で観た作品。当時は深い意味など考えず、ポケモンたちの躍動に期待していた。今となっては小林幸子の主題歌が沁みる。ミュウツーの声もいい。登場人物が若々しい、原点にして頂点。

メリダとおそろしの森(2012年製作の映画)

3.0

作り手の多様性を誇示するために創られたような作品。挑戦的であるように見えて、さほど攻めていない。ほどほどのピクサークオリティ。個人的には熊が若干怖かった。ピクサーお得意の良・脇役。

トイ・ストーリー・オブ・テラー!(2013年製作の映画)

3.5

トイ・ストーリーはこのような短編の形でもいいので、一生続いてほしいシリーズ。キャラクターの個性が立っていて、バランスの取れた王道展開。ピクサーの宝であると同時に、私の青春。

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

4.0

世界観の表現力がすごい。音楽も素晴らしいが、映像だけ流していてもお金が取れそうなレベル。この作品に影響されたクリエイターが何人いただろうか。定期的に観たくなる、可愛くて不気味な映画。

LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

4.0

レゴで遊んでいた幼少期を思い出す。当時はここまでの想像力で物語を描けていたのだろうか。戻れないあの頃の柔軟な発想、それを恋しくなると同時に大人向けのジョークもたくさん。映画好きには堪らない。

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.5

怒られるかもしれないけど、ズートピアのアホしょうもないバージョンと表現したい。いい意味でバカバカしく、差別や人種といったテーマの包み方がディズニーと異なるだけ。風刺、皮肉が効いた作品。

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.5

予想外の展開が期待できる作品として、ある程度のどんでん返しは予想していた。しかし、脚本が一枚上手だったことを認めざるを得ない。途中でファイトクラブのポスターを見つけ、ニヤついた。ドイツ語の映画。

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

3.5

スタッフが写り込んでしまう場面が有名ではあるが、そもそも人間が恐竜を動かしているとは信じられない動き。作り物という現実を忘れさせてくれた映像技術。時代を考慮すると、なおさら感動する。

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.5

飛行機は墜落したのか、不時着水事故の物語。主人公は果たしてヒーロー、それとも乗員乗客の命を危険に晒した戦犯なのか。トム・ハンクス演じる機長が無実を証明するために奔走する。さくっと鑑賞可能。

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.5

緊張感のある作品、冷戦時代の混沌具合が多角的に描かれている。人質交換の交渉を、政府の後ろ盾なしに実現しろと命じられる主人公。人が何を思うかではなく、自分が何を思うか。自分が己の一番の理解者。

カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)

3.0

香川照之が屈辱を味わう作品は往々にして面白い。漫画の絵柄を受け付けられない方々は、映画から入るのもありかも。シンプルなジャンケンから、心理戦を描く。命がけのジャンケン、怖すぎる。

レインマン(1988年製作の映画)

3.5

障害を持つ兄との交流を通じて、トム・クルーズ演じる青年が成長する物語。兄の障害とはうまく付き合うしかない。むしろ、付き合うことができれば。社会の不寛容さも浮き彫りになる映画。

ナイト ミュージアム2(2009年製作の映画)

3.0

登場人物も増えて、ごちゃごちゃの大騒ぎ。世界観が楽しい。このパターンは大外れしないだろう。日本の博物館を舞台に、いつか暴れてほしい。届かない願いを胸に、三作目の鑑賞へ。

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

3.5

時代が追いついてしまった。追いついたことを社会的に認識してしまうくらい、幅広い世代に愛された作品と言えるだろう。今あるものがなかった感覚を想像することは難しい。如何にして、未来を予想したのか。

少林サッカー(2001年製作の映画)

3.0

ぶっ飛んでいる。個人的には嫌いではない弾け方。やるからには徹底的にバカに。少しだけ、怪我をする場面などが痛々しい。キャプテン翼を実写化したら、こんな感じか。漫画の実写化、嫌な予感。

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.0

アカペラに没頭している身としては、もっとアカペラしてほしい。しかし、アカペラ自体を取り上げてくれたことには感謝している。アメリカの典型的なビッチたち、仲間はずれが下克上。

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.0

可愛らしい印象。それ以外は特に覚えていない。戦後の空気感、混乱を楽しんでいる若者の姿が羨ましい。今や凝り固まった社会、なかなか破壊も創造も難しい。何もないは逆に、何でもできる。

DEATH NOTE デスノート the Last name(2006年製作の映画)

3.0

漫画を読むことが面倒な人へ。藤原竜也が演じるキラを観てしまうと、漫画のキラまでどこか藤原竜也臭がする。それだけキャラが濃い、役者の。原作でキラが叫ぶシーン、あの声でしか再生されない。

アイアンマン(2008年製作の映画)

3.0

天才は強い。強すぎる。ピンチをチャンスに変えてしまう主人公、彼がほどよく嫌な奴。ときどき、痛い目にあってほしいとも感じてしまう。しかし、最終的には応援してしまう憎めないアイアンマン。

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005年製作の映画)

3.0

子供の頃は頭の中で描けた壮大な物語も、今では画面越しに思い出すしかない。大冒険の記憶も次第に薄れていく中で、このような作品は自分自身の記憶を辿るきっかけになり得る。鉄板の世界観。

テッド 2(2015年製作の映画)

3.5

いい意味で、引き続き「バカ」な作品。下ネタ多め、喋るテディベアの物語。このパターンは何度も使いまわせそう、気楽に鑑賞できる続編が出るならば期待したい。アメリカの多様性、今は如何に。

>|