YAMATOさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

YAMATO

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アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(2016年製作の映画)

2.5

派手でお金がかかっていそう。しかし、あまり楽しめなかった。原作自体、ダークな物語なのだから、もっと暗い雰囲気に寄せてもよかったのでは。視聴者層を広げようとして、どっち付かずになった印象。

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.0

舞台である仏国が懐かしかった。世界的な機密事項に対する警護方法については疑問が残るが、物語が転がるためには仕方がない。裏切りに次ぐ裏切り、宗教と人間について考えさせられる作品。

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.0

モーガン・フリーマンとジャック・ニコルソンのタッグ。年老いても、やりたいことに挑戦を続けたい。幸せの形、その多様性を提案してくれる作品。「世界一の美女」に注目、納得のいく世界一。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.0

すごい映画。と言いつつも、個人的にはあまり惹き込まれなかった。制作陣のこだわりは画面越しでも伝わるが、どうも展開が遅く。そこがリアリティを醸し出すのかもしれないが、テンポが合わなかった。

モテキ(2011年製作の映画)

3.0

無難と言われても構わない。長澤まさみがよかった。朝日に照らされた水を交換するシーン。羨ましい。もはや、映画全編長澤まさみでもよい。そうしよう、次回作は主演・長澤まさみ。のみ。

火垂るの墓(1988年製作の映画)

3.5

アニメだから伝えられること、ジブリだから届く層があるのだろう。そういう意味では、映画の内容以上に存在自体が価値ある作品。脚本も切なく、何度も積極的に観たい映画ではないが、一度は。

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.0

平たい顔族が演じる、古代ローマを中心に据えた物語。原作同様、緩い空気感で進行する。上戸彩の田舎娘役が可愛い。彼女のような看板娘がいるなら、その旅館に通い詰めるだろう。温泉、行きたい。

紅の豚(1992年製作の映画)

3.0

洒落た作品。ほどよく、かっこよすぎない。あまりにキラキラした主人公が、キザな台詞回しをすると引いてしまう。しかし、あの絵面だ。ちょうどよい。大人の色気を学ぶ映画なのかも。

バケモノの子(2015年製作の映画)

3.0

過去の作品と比較して、物語の繋がりの弱さを感じた。感動の匂わせ方が少し強引な印象を受ける。絵は綺麗で、世界観は面白い。人間と化物の世界の対比にはわくわくしただけに、惜しい作品。

崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

3.0

子供の頃の視点を思い出させてくれる。昔は何もかもが生き物に見えた。流れる雲や打ち寄せる波、想像力がいちいち掻き立てられた。主題歌が大変有名ではあるが、色使いも綺麗で嫌いではない。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

3.0

ハリーたちは相変わらず、強運の持ち主。果たして、次世代を担う学生がとてつもなく優秀なのか。それとも、大人の魔法使いが無能なのか。冷静に、学生と大人が戦っていると考えると疑問が残る。

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

3.0

毎度、危険に晒されるホグワーツ魔法魔術学校。もはや、他校と交流する場所にはあまりに相応しくない気もするが。悪役たちの躍動が目まぐるしくなる四作目。エドワードに違和感があったりなかったり。

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.0

お金を生むための続編。家族愛を描く根幹は変わらず、主役がドリーに。特に印象に深く残る場面などはないが、安定感のある一時間半の旅を送れるだろう。ピクサー、さすが。ラッコ、最強説。

魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.0

ディズニーの原点回帰のような作品。メリーポピンズを彷彿とさせる、アニメーションと実写のコラボ。想像力とは便利なもので、何でもかんでも可愛くできる。現実は厳しく、一切の美化を許さない。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004年製作の映画)

3.5

かすかべ防衛隊のど根性ノリは、いつも面白い。ハチャメチャで最強な幼稚園児たちの躍動は映画の見所だ。今回は悪役がヒールに務め、しぶとい珍しいパターンではあるが、安定感のある作品だ。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.5

音楽を愛するものとして、それに没頭する若造たちに感化される。青春時代の甘酸っぱい恋愛はもちろん、何よりも深い兄弟愛の物語だ。長男として生まれた自分は、兄の葛藤に激しく共感できた。

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

4.0

夫婦の固い絆。当たり前のように喧嘩して、当たり前のように仲直り。お互いに全幅の信頼を置いている老夫婦には貫禄すら漂う。超大物の男女が共演する、心温まる愛の物語。理想の夫婦の一つ。

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.0

AI、それは人間らしく考えることなのか。その場合、人工知能の発達は感情や想像力に付随して、利己心なども生まれるだろう。文明が生み出す利器との付き合い方。美し過ぎるAIに惚れる。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.5

一気に主人公たちが大人になった印象。個人的には狼男の登場など、ファンタジー要素が強まり、お気に入りの作品。時空を操り始めるあたりから、魔法もなんでもあり感が漂う。面白いから許す。

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.5

これぞ、私が想像する新海誠。侘寂の極みと言える、儚さの美しさを追求している。ハリウッド映画のようなハッピーエンディングが蔓延する中、日本独特の散る美学を思い出したい。桜はいつも美しい。

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

3.0

あまり印象に残っていない二作目。しかし、物語において重要な過去が明らかになるなど、欠かせない展開は含んでいる。全てが完結した今、改めて確認する楽しさはあるのかもしれない。蛇、怖い。

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.5

オーシャンズシリーズが好きな方にオススメ。権力に立ち向かうスタイリッシュな主人公たち、私が大好きなジャンルだ。マジックどころの騒ぎではないが、そこは映画。痛快な時間を過ごせる。

告白(2010年製作の映画)

4.0

監督の狙い通り、嫌な気持ちにさせてくれる作品。個人的には、巧みな感情の誘導にしてやられた感覚は心地良い。嫌いな人は嫌い。しかし、それは徹底的に嫌われる努力が故の大成功なのだ。好き。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.5

主人公に葛藤がある描写は良いが、やはり一元論で語られる戦争映画は賞賛し難い。アメリカらしい作品とも言えるが、どこか違和感を拭えないまま終幕。中東の敵は誰なのか、その実態とは。

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

3.0

モロが荒れ地の魔女になっていて、最初は違和感があった。しかし、演技の使い分けもあって、力強い母親は傲慢な自己中に変貌していた。さすが、美輪明宏。木村拓哉はいつでも木村拓哉。

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

3.0

なだぎ武のものまねを確認するためだけに、もう一度鑑賞したい作品。ユーミンの主題歌も印象的で、舞台の町並みの可愛い。ジブリの描くスピード感の演出が好きで、自転車はまさに本領発揮だ。

もののけ姫(1997年製作の映画)

3.0

今こうして振り返ると、宮﨑駿は強い女性をずっと一貫して描いている。しかも、主人公側のみならず、悪役もきちんと女性が活躍している。モロを演じた美輪明宏も、圧倒的存在感。先駆的かも。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

痛快な作品。ディカプリオとウッディの共演は魅力的。犯罪のプロにまでなると、罪悪感はあるのだろうか。後ろめたさが残る場合、それの心的ストレスは計り知れない。ある意味、孤独極まりない。

ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.5

面白いけど、改めて冷静に鑑賞してみると「ヤバイ」少年だ。おそらく彼は将来『SAW』のジグソーのような拷問器具を生み出し、人に苦痛を与える形で快楽を得るのだろう。クリスマスだから、気にしない。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.5

前へ進む活力を与えてくれる、笑いあり涙ありの名作。純粋に目の前のことに向き合う大切さを思い出させてくれる。人間は点の連続を生きているに過ぎない。線で描こうとしても所詮、それは結果論。

タイタニック(1997年製作の映画)

3.0

ディカプリオ、若い。色褪せない作品は素晴らしい主題歌を持ち合わせている。幼少期、最後のシーンに雑なツッコミを入れまくっていた記憶がある。おそらく悲劇を綺麗に描いたが故の矛盾だろう。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

上手い。日本の切り取り方、現代社会をゴジラという架空の怪物で浮かび上がらせる手法に脱帽。ゴジラの往年のパターンなのかもしれない。しかし、初見の私は驚かされた。椅子が揺れる4Dとかはいらない。

セッション(2014年製作の映画)

4.0

迫力が凄まじい。画面から溢れんばかりのプレッシャー、視聴者も手に汗握る。役者の本気のぶつかり合い、最後は圧巻の数分間。愛するが故の叱咤激励、果たして愛は本当にあったのか。師弟関係。

グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.5

配役にメタいジョークが散見される。ダニエル・ラドクリフは完全に「アンチマジック」のためだけの敵役抜擢。実際、ハリー・ポッターの印象が強すぎるため、それだけでも面白いけど。

ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

『アナ雪』でディズニーに失望していたファンとしては「おかえり」と言いたい。むしろ、過去の姿が良い意味で払拭できていたかも。ニックが主人公として描かれていた、お蔵入りバージョンも興味津々。

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.5

地球外生命体と仲良くなりたい。他人の記憶を消したい。ドラえもんを見るように「あんなこと、こんなこと」いっぱい羨ましくなる。勿論、問題は付き物かもしれないけど。黒いスーツを着用したい。