YAMATOさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

YAMATO

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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.5

想像以上に、暗い。ナタリー・ポートマンの自然体な演技が純情な女性を見事に捉え、狂う様をより一層ドラマチックに仕上げている。芸術の追求において、この手の描写は大げさ過ぎない気もする。

ペット(2016年製作の映画)

3.0

この手の映画がたくさんある中で、突出することなく、無難にゴールイン。軽い気持ちで鑑賞、浅い幸せを得る。やはり、登場人物への感情移入ができる描写が足りなかった印象。他人の犬に愛着は湧かない。

耳をすませば(1995年製作の映画)

3.5

バイオリン。もっと早く、この作品に出会えていたら。バイオリンをきちんと練習したかも。バイオリン男子。バイオリン。それ以外、あまり覚えていない遠い記憶の現実。金曜ロードショーに期待。

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

3.5

気になる。天空の城から落ちたものが、どのような末路を辿るのか。隕石のように、地面に巨大な穴を作るのか。飛行石がないまま、落下したものは数知れない気がしてならない。人はどうだ、想像したくない。

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.5

トレーラー同様、最もテンションの上がった場面はハン・ソロとチューバッカの登場。往年の名脇役(むしろ、主役級の働き)は色褪せない。脚本は新たな三部作の一本目として、次に繋げた感覚。期待する。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

一流の現場は、このような理不尽な世界なのか。見方によっては単純明快で分かりやすい職場、働き方について考えさせられる。女性の華やかな業界の裏側を垣間見る。想像していた通り、殺伐としている。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

ロバート・デ・ニーロ、渋い。憧れのおじいさん。この作品を鑑賞した男性はみな、惚れてしまうのでは。男女で受け取る生き方の提案が異なるかも。だからこそ、誰と見ても会話が弾むネタになりそう。

アーロと少年(2015年製作の映画)

3.0

流石、ピクサー。駄作の最低水準すら高い。しかし、やはり他の作品と比較すると見劣りする。ライオンキングの悪役にカリスマ性がないバージョン。地球の広大な描き方には感動した。人間、可愛い。

ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.5

もはやパート①との差を覚えていない。記憶が混同する感覚。良いも悪いも、相変わらずバカの極み。何も考えず、ニヤニヤしたい方はどうぞ。人生にもう一回があるなら、彼らのような酔い方もしたい。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.5

しょうもない。でも、そんな夜もありでしょう。あまりにバカバカしいからこそ、頬が緩んでしまう。逆にここまでド派手に酔っ払えたら楽しいのかも。ある種の才能を発揮している主人公たち。

ジャッジ!(2013年製作の映画)

4.0

北川景子が可愛い。期待してもよい。こまめなボケで視聴者を惹きつける脚本も好き。日本語と英語のすれ違いによる笑い、両言語を理解できるとなおさら楽しめる作品。こし、こし、こし、こし。

ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

3.5

邦画独特のシュールな空気。洋画ならば、もっとシリアスにサスペンスを追求しただろう。どこか気の抜けた脚本が、私は気に入った。舞台が仙台で、見慣れた町並みを闊歩する堺雅人の姿も楽しめた。

マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.0

十年以上前に鑑賞したにも関わらず、脳裏に焼き付いている場面がいくつかある。それだけで、視聴者に衝撃を与えたことは間違いない。特に鮮明なシーンが、ロボットを乗りこなし、機関銃を乱射する男。

マトリックス(1999年製作の映画)

3.5

最も印象的な始まりの作品。小学生の頃はエージェントがとにかく怖かった記憶がある。聖書の物語として振り返れば、腑に落ちる。もう一度、鑑賞したいものの、当時の衝撃も大切にしたいジレンマ。

マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.0

小学生の頃、衝撃を受けた。今となっては当たり前のことも、当時は斬新だった。その記憶を上書き保存しないためにも、もう一度見ることを躊躇ってしまう。しかし、物語を再考察したい気持ちも。

デッドプール(2016年製作の映画)

3.5

きちんと「メタい」映画。ヒーロー物が流行する時代だからこそ、観客がより一層楽しめる作品。個人的には「X-MEN」シリーズとの繋がり方が好き。視聴者の抱くツッコミを、主人公が入れてくれる。

クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望(1995年製作の映画)

3.0

ひまわりがいない。クレヨンしんちゃんの歴史を痛感する。アニメ自体も、平成初期の人間味溢れる描かれ方。しんちゃんがラスボスと対決する場面の躍動感も見所。展開がひねくれている、好き。

コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

3.5

不気味な世界観がぶれない。観客を幼稚に扱わないため、映像の可愛さのわりにきちんと怖い。脚本も然ることながら、単純に絵だけでも楽しめるほど、芸術的な作品。製作者の根気が凄まじい。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

2.5

友人の『世界一好きな映画』として、部屋で鑑賞。この映画は間違いなく、映画館必須だ。大迫力で堪能する色彩や音響、それが欠けては魅力半減どころでは済まない。後悔したくないならば、大スクリーンへ。

ドラえもん のび太と夢幻三剣士(1994年製作の映画)

3.0

夢の世界を自由に書き換えられたら、どれほど楽しいか。そこまで行かずとも、レンタルビデオのように、見る夢の台本を選べたら。世間の潜在的願望を見事にくすぐる、ドラえもんらしい作品。

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

3.0

軽い気持ちで見れる映画。と思いきや、最後の数十秒にメッセージ性を強めてくる。おデブちゃんの存在が作品の説教くささを薄れさせてくれる潤滑油。何事も失う前から、ありがたさを享受しよう。

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

3.0

正直に申し上げると、期待していただけに残念。なぜか、このシリーズは毎度三作目でこける。風呂敷を広げ過ぎるが故に、まとまらない。映像は流石。しかし、本題である異端児たちの繊細な葛藤が足りなかった。

クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃(2016年製作の映画)

4.0

『みさえの映画』との口コミで鑑賞。子供が「寝ているときに見る」夢。また「将来を見据えた」夢。そのどちらもを支えているのは紛れもなく、母親なのだろう。地味にとにかく明るい安村がツボ。

ルーム(2015年製作の映画)

3.5

母子の強さを再確認できる作品。親子は二人で一つ、お互いに持ちつ持たれつの関係であることを痛感。冒頭の描写が間延びしているようにも感じたが、絆の深さを描くための必要な犠牲か。

ドラゴンボールZ 復活の「F」(2015年製作の映画)

2.5

フリーザが登場するため、期待したが肩透かしを喰らった感覚。ドラゴンボールらしく、軽い感覚で楽しめるエンターテイメント。がしかし、映画の割には軽すぎた印象。ホルモン、最高。

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.5

バンドの背景知識があれば、より一層楽しめた印象。しかし、徐々に知っている曲の時代に突入し、驚かされることが多かった。四人全員が個性豊かで、バンドの魅力が伝わる映画。

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.0

突拍子もない設定に、いつの間にか惹きこまれていた。母親の強さには共感する。親世代への感謝と、親になることに焦がれる映画。親としての酸いも甘いも体験したいと思える作品。

ミスト(2007年製作の映画)

3.0

安直な裏切りな印象を受けた。裏切りと言うのは、予想だにしない角度から殴るような感覚である。正面から鬼の形相で歩いてきたチンピラに叩かれても、それは真の裏切りではない。

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.5

電脳世界の描き方がポップで可愛い。夏は成長の季節と表現する細田守監督。その発言の通り、積乱雲をバックに一皮むける主人公らに共感する。個人的に、アバターのデザインがツボ。

スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)

3.0

スティーブ・ジョブズと言う人物に感心はあったが、調べるほどではなかった私にとってはありがたい。映像として彼の人生の一部を知ることが出来た。しかし、映画としてはいまいち。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.5

優しさに満ちた名作。成功について考えさせられる。どれほど富や名声が自分の成功ではないと言い聞かせたところで、世間はそれを全力で否定する。それに立ち向かう愛と勇気をもらう。

第9地区(2009年製作の映画)

3.0

現代の移民問題に共通するテーマ性を求め、鑑賞。途中からSF色が強くなり、感心を失う。単純な移民や難民に対する問題提起だけでは視聴者は見ない、と言った皮肉の表れなのか。

キャビン(2011年製作の映画)

3.0

ホラーやスリラー上級者ならば、より楽しめる映画なのだろう。個人的に、最初の空気感からはコメディに展開されるのかと思いきや。最後まで真面目に不真面目、シュールな作品だ。

ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)

2.5

続編につなげるための見え見えな箸休め作品にはしないで欲しい。原作のファンに失礼極まりない。次回作では、歴代の王者大会(名ばかり)を凌ぐほどの展開力を見せつけてほしい。

アラジン(1992年製作の映画)

3.0

ジーニーのような友達が欲しい。「ジーニーが現れれば、何を願う?」これだけで楽しい会話になる。「ジーニーにいなくなってほしくないから何も願わない」みたいないい子ちゃん。

美女と野獣(1991年製作の映画)

3.0

子供の頃からガストンが嫌いになれない。確かにむさ苦しい側面はある。しかし、あれこそが漢なのでは。ベルはガストンを拒むのに、彼よりも野性的な野獣と恋をする不思議な物語。