やまさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.7

これはヤクザ映画ではなく、
鈴木亮平映画。
彼がとても魅力的に感じた。
彼の人生の悲しき背景は流石にクドイ。
彼に少しの同情を観客に覚えさせるのがこの作品の意図なのかな。

説明できない異常さが最高な
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回路(2000年製作の映画)

3.9

これだよなぁ。
日本のホラーってこれだよなぁという感じ。
これでもかと言うほど明るさのない最悪な画面。

赤い服を着た女性がいきなりクネッと曲がる場面気持ち悪すぎ最高。普通にビビった。
こういう得体の
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愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

3.6

んーー。
観た直後に的確な感想が浮かんだのだが忘れた。
ラースフォントリアーを随所に感じるのだが(気のせいかな)、ただ痛々しい場面を観る映画だ。

痛々しいことをひたすらにやり続けても、
椎名桔平がい
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.1

めちゃくちゃに楽しい。
何度も笑えた。

ガイと女の子の恋愛模様も
彼と女の子の恋愛模様も最高だ。
ラストの見つめ合いが激アツ。
最高。
マッチョとの殴り合いも最高。
あの音楽はアガる。
 

相棒が
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パニック・ルーム(2002年製作の映画)

4.0

一つの家で描き切るとなると
どうしても物足りなさを感じることが多いが、
流石はフィンチャーさん。
照明がカッコよすぎて、カッコいい。
全く飽きない画が繰り返されていた。


そして
フィンチャーさん映
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.6

設定が皮肉効いててオモロイ。
「コンフィデンスマンjp」のようなノリとトーンで作られた映画だと思う。

アクションシーンがあまり派手に描かれておらず
シュールさを重視していたと思う。

要は笑いに特化
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なりすましアサシン(2016年製作の映画)

3.1

僕にも殺し屋になりたい時期はあった。
サスペンス映画好きが誰しもが通る道ではないだろうかと。でもなれないと気付き、別のやり方で近づこうとする。
そんなことを思い出した。

ちなみに今作は
もっとアホな
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

3.7

アホな映画なんだろうなと思ったら、
本当にアホな映画だった。
流石にこれは日本とは言えないが、これぐらいアホでいい。
「ちょっとこの国を好きになった!」と喜ぶ主人公とハンのシーンもアホやし、良い。
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

凄くシンプル。
一見想像付く着地点である映画でしかないように見えるし、よくあるどんでん返しなんだけど、退屈させない凄く丁寧な構成で作られた映画だと思った。

各パートの重要箇所はしっかりと撮られてるし
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.8

最近フィルマークスをサボっている。
映画は相変わらず観てる。
今日テレビに細田守監督がいて、
思い出したように書いた。


誹謗中傷、子供への虐待といった現代的な問題を取り上げてはいるが、映画らしい演
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.3

記憶という曖昧で鮮明なモノを扱った映画。
崩れていく彼女との記憶にしがみつこうとする物語。
ケイトウィンスレットの何気ない表情にとても惹かれた。助手席にただ座っているだけのカットとか素敵だった。
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マザー!(2017年製作の映画)

3.6

ダーレンアロノフスキー監督作品。
毎度狂っていく人間の姿を映してる。

お祭り状態になってからは観ていられるが、
それまでが非常に退屈。
何で狂っていくのかが重要な要素の1つなのだろう。今までの彼の作
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.6

それなりに楽しめたが、
普通のアクション映画の範疇ではないかと思う。
ただ空の上を舞台にするなど発想は安い映画にはできないもので一見とても良いように思えるが、
どれも簡単で面白みのないショットばかり。
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.8

久しぶりに観た。
面白いと思った。
元祖デスゲームではないだろうかと思う。
何でもありな世界に多種多様なキャラクター。
お祭りのようでシンプルに楽しい。


クサいセリフもなかなか多いのだが、
これが
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.8

面白いけど
あくまで脚本が面白いという感じ。
キャラクターがいいので楽しい。

ただエドガーライトを期待すると
物足りないという感じになる。
そりゃあ監督違うし当たり前だが。

とてもハートフルで良い
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ゾンビの中心で、愛をさけぶ(2018年製作の映画)

3.6

勇気を出して外の世界にいくの流れの次が
自室に戻るシーンなのが笑える。
この流れで一気にチープ感が増した。
もっとやり方あるだろ!と思う。

ゾンビの世界においての切り口は面白いなぁと思う。

ただゾ
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ソウル・ステーション パンデミック(2016年製作の映画)

3.6

観たのが前すぎてあれだが
普通だったはず。
緊張感がまるでなかった。

下手なやり方でいいので
驚かせて欲しかった。

新感染のほうがオモロイ。
もっとバタバタしてて面白い。
でも僕はゾンビが大好き。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.6

これもだいぶ前に観たので
適当な感想になるが普通。
多分この世界観が合わない…

誰の作品かは忘れたが
同じような内容の映画を15分ぐらいで撮ってたはず。

ビバリウムのほうが
キモくて好きだったなぁ
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.8

ちゃんと映画は観ているのだけど、サボってた。
最近は自分の作品作りで忙しい!最高!

アマプラがめちゃくちゃ宣伝してるので観た。
ひよこ豆だったか呼び方がキュートで良い。
未来に行くと娘がいて、とか
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.7

前作に比べてスケールがアップして欲しいところだが、むしろダウンなイメージ。

緊張感が薄い。

慣れてしまっては面白くないのかもしれない。
前作の方が怪物の聴覚やばくなったか??


個人的にアクショ
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.8

ジョンウィックと同じような設定であるが、
こちらのノーバディさんは結構無茶苦茶。
勝手に暴れて、当たり前の報復を食らってる話。

だが、ここまで暴れてくれると楽しい。
もっと暴れて欲しかったぐらい。
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.9

画が凄い綺麗だと思った。
オオカミになる瞬間の父と初めて目撃する母のカットはシンプルで綺麗だった。

子育てに奮闘する様子も、
子供たちの可愛さを使うことで、マイナスだけに思わせてなくて良いと思った。
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.7

人気シリーズで有名なので観てみた。

キャラクターは良い。

騙すことの痛快さが映像でただ振り返っているだけで、語っているだけの映画になってしまったのが残念。銃を向け合うシーンもカッコよくない。
ラス
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.0

こりゃあ最高。
観たのは2週間前であるが今でも覚えている。

一つの空間で全ての曲に個性的な演出を加える。
素晴らしすぎる。
そのどれもが圧倒的だと思えた。
スパイクリーが関わるのもなるほどと思える、
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.8

面白い。
永井監督は王道をしっかりと掴めてる監督だと思う。

映画の脚本はパターンが決まっているので、
どう裏切ってくれるかと毎回映画には期待するがここまで型に綺麗にはまっていると凄く気持ちがいい。
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.9

最強の中二映画。
全て揃ってるんじゃないかと思えた。
僕は結構好きだった。

キアヌリーヴス最高だと思う。
レイチェルワイズも相変わらずいい。

フランシスローレンスは
絶妙に子供心をくすぐる映画を撮
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.7

レビューをかなりサボってます。

スピルバーグ作品を見直してる時期。
設定がいい。
スピルバーグはホラー作家。

こんな適当なレビュー。

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.9

最高。
父親と息子のバディムービー。
女を上手に使いこなしすぎてる。
どっちも関係ができてるのが最高。

まさにクリスタルスカルに足りないものがあったと思う。

財宝を見捨てるラストよかったなぁ。
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.5

映画館で観に行ったこともある今作。
印象的な場面も多く、記憶の中では良かった。
ただ冷静に今みてみると、非常に暗い。
話なんかは何でもいいわけであるが、このシリーズの見どころの仕掛けが全くない。

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アオラレ(2020年製作の映画)

3.6

この題材だと
「激突」が浮かんでいたので
「激闘」のようなスリリングな攻防を見せてくれるのかと思ったが、どうやら違う。


社会に対してキレにキレまくってる男の導火線に火を点けた女がひたすらに酷い目に
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青い春(2001年製作の映画)

4.2

高校時代に今作を観た時、
何が良いのか分からなかったが、
今でも分かるぞとは言わないが、
漠然と良いと思えた。

まあ何よりもカッコいいが全てだろうと思う。
ミッシェルガンエレファントも最高だし、松田
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カーゴ(2017年製作の映画)

3.7

随分とレビューが溜まってしまった。


確か短編が元になった今作品。
シンプルに人数も尺も抑え、父と子という普遍性あるメッセージを強く感じられた短編を、人数と尺を伸ばした感じの映画だ。

父から子。子
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.9

ヴァーホーベン監督作品。
観たことありそうだが観たことがなかった。

記憶を書き換えられ本当の記憶を探すシュワちゃん。そして立ちはだかる敵を倒すといった単純明快なSF映画。
とはいえ、ヴァーホーベン監
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.0

傑作。

何度観ても飽きないのは圧倒的にキャラクター性の良さがもたらしてる。
前作と異なり、人間とターミネーターの違いに焦点が当てられており、そしてターミネーター演じるシュワちゃんから感じられる人間味
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オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.7

最近時間がなくドラマばかり観ていたので悔しい。

ドイツ軍が何やらヤバい人体実験をしているという話。

戦時中のドイツが実際に人体実験をしていたのは有名な話。それをこういった形で映画らしい設定に置き換
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