やまさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.7

何故かゾンビ映画にしては尺が長いにも関わらず
飽きない。
無理にドラマを作り出そうとしているのがなぁ…という感じ。バカな映画でいいのに…。

家族殺しの連鎖みたいなドラマに仕立てようとしてる。

これ
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菊次郎の夏(1999年製作の映画)

3.8

他の北野作品に比べると…って感じであるが
普通に面白い。

起きている出来事は
悲痛なモノであるが、それだけで終わらせない夏休みに変えている。
少年がトコトコとタケシについていくロードムービー。ロード
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.2

そんでこれはクソおもろい。
語り口から最高である。
胡散臭い探偵から語られる物語は破茶滅茶である。


そしてボスを演じるマシューマコノヒーが最高だ。
「俺は金には寛大だが、妻を侮辱するのだけは許さな
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ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(2021年製作の映画)

3.2

まんま「裏窓」
そして劣化版。
どれが真実か分からないといった感じで物語は進むが、面白くない。
主人公にまるで魅力がない。
最近「バクマン」を読んだ影響かますます映画はキャラクターだと思うようになった
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くれなずめ(2021年製作の映画)

2.9

好きな人がいたら申し訳ないので小声ですが、
めちゃくちゃつまらなかった。
久しぶりの映画館だというのに…。

監督が違うだけでこうも違うのかと、
若葉くんと成田くんを見てとても思った。

彼らのやって
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裸の銃を持つ男2 1/2(1991年製作の映画)

3.7

笑えたけど1には及ばないなと思った。
笑えるけど1には及ばないこれに尽きる…。
もっと暴れてもいいと思った。

セックスシーンが個性的だが、
前回のコンドームには勝てないなぁ…。

でもオモロイ。

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.8

面白い。
タイトルの通り"名前が言えない"彼女の成長物語
ラストは消化不良に終わる。
というのも気持ちが良くない。
「リンダリンダ」のように爽快に終わらせてくれてもよかったのにと思う。

ただ成長物語
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彼女(2021年製作の映画)

3.6

良い構図から生まれる良い長回しもあったりしたが全体的には退屈な映画であったと思う。
ロケーションが良い。
ロケーションがいいのでそれらしく見えたりするのだろうと思った。


逃避行映画、ロードムービー
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闇金ウシジマくん ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

3.2

そういえばファイナル観てなかったなと。
先日、漫画で読んだのですが、
そのあまりにも高い表現力に圧倒されて徹夜で読み切ってしまいました。
例を挙げるとキリがないのですが、あの表現をカタチにできているの
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いぬやしき(2018年製作の映画)

3.7

良いと思った。
木梨憲武さん主演なのが見る気のあまり起きない要因だったが、これは好き。
ヒーローは冴えないオッサン。
いつも目の前で熱そうに味噌汁をすする父さん。

佐藤健を初めてかっこいいと思った。
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AWAKE(2019年製作の映画)

3.6

負けて化けて違う形で挑む。
なんかいいなぁと思う。
因縁の相手との戦い。

将棋も好きなのだが、
この因縁の相手という構図がまだ物足りないと思った。
「ヒカルの碁」「シグルイ」
僕の好きな作品だが、彼
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ワウンズ: 呪われたメッセージ(2019年製作の映画)

2.5

Netflixで何気なく観ていた今作。
退屈で退屈で退屈で仕方がない映画だったと思う。
こんなに世間の評価が低いとは

何がダメだったのか?と聞かれると
何もない。何も起きていない映画だったと思う。
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.8

リドリースコットは
エイリアンに夢中だ。
確かにエイリアンのビジュアルは気持ち悪さの中にどこか美しさもあるような気がして良い。

エイリアン、AIとのコミュニケーションを描いた映画だと思うが、ただのモ
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るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.5

わりと良い演出が多く楽しい映画だと思う。
香川照之が良い役者にもほどがあるなと再確認。

どれだけ佐藤健がアクションをしているのか
分からないが良いなと思った。

剣の上に立つアレ一度はやってみたい

CURED キュアード(2017年製作の映画)

3.8

ゾンビの世界のその後のような話。


ゾンビの頃の記憶が残っているという設定が良い。これはかなりキツイはず。
ゾンビなんだから仕方がないでは済まない。


あの人は?この人は?この子供は?と
それぞれ
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GANTZ: PERFECT ANSWER(2011年製作の映画)

3.4

吉高由里子が可愛いんだけど
この方のせいでつまらなくなったのだと思った。
漫画のタエちゃんとは訳が違う。

今作を観ると、なぜ漫画のガンツが面白いのかを理解できるので良いきっかけ。

電車での綾野剛と
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GANTZ(2010年製作の映画)

3.6

漫画を読み終わり久しぶりに映画を観てみた。

漫画の方が良いと思ったが、
意外にも悪くないと思った。
佐藤信介はガンツの魅力を分かった上で作っているなと思った。

しかし、映画は2時間の世界におさめな
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GANTZ:O(2016年製作の映画)

3.6

映像を楽しませることに全振りのガンツ。
楽しませるというか映像技術を堪能といった具合か。

グロさとエロさが生み出す妙な生々しさが
ガンツの魅力だと個人的には思っているので、
そのどちらもが皆無の今作
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ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

3.6

犬がよかった。
モンスターたちの再現度も良かった。

愛と犬に溢れた映画だった。適当。

冒頭を観るにコメディな映画だと思ったが、
意外にも真剣な冒険の映画であり、ファンタジーのようで真剣な冒険劇。
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.6

やっと観れた。
この事件なかなか興味深いのでやっと観れて嬉しい。

1カットで悲劇を繋いでいくのが今作の魅力であると思うが、見事に失敗していると個人的には思った。
この1カットは、ただの1カットになっ
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.5

これは全くハマらなかった。
山下健二郎の演技が臭すぎるからか?と思いながら観ていたが、そもそものセリフが臭いのだと後々に気づく。

そもそも映画は確かに日常では言わないようなセリフが出てきて当然だと思
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街の上で(2019年製作の映画)

4.2

この上なく幸せな気持ちになれた。
雨が降り続いた日の渋谷で鑑賞したが、雨さえ心地よく感じられた。

下北沢の古着屋で働く男の話。
登場する女性たちが魅力的であるが、その彼女たちよりも主人公演じる若葉さ
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喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

3.5

ずーっと観たいと思っていた
やっと観れた。

結論としてあまり面白くない。
ただこのダラダラと進んでいく感じが魅力なのでしょう。

画的な魅力がない。いかに美術が大事であるかが分かる。

映画にここま
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愚行録(2017年製作の映画)

3.8

冒頭めちゃくちゃいいな。
これだけで彼の人間性がすぐに分かる。

殺された夫妻の真相を周りの友人たちの証言を元に明るみにしていく話。


人間ってこういうもんという感じ。
ラストも別に衝撃的ではなかっ
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隣の影(2017年製作の映画)

4.3

傑作。
心に余裕がない家族とのご近所トラブル。
揺れる葉のインサートが不安を煽る。

離婚だとかご近所トラブルそういった起こりうる要素の積み重ねが描かれている。

最近、人間の食事だとか性行為とかって
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ディック&ジェーン 復讐は最高!(2005年製作の映画)

3.8

最高すぎる。
ジムキャリーはもう天才すぎると思う。

貧乏になっていく様子を極端に描くことで、
コメディ映画らしさが演出される。

ジムキャリーとティアレオーニが強盗していく場面も様々な映画をオマージ
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フレディVSジェイソン(2003年製作の映画)

3.8

確か中学生の時にBSで何度も観ていた記憶がある。その時から最高と思っていたが、これは最高だと思う。

そもそもジェイソンは人間じゃないのだろうか?
フレディはなんとなく分かるが、ジェイソンはいくらなん
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

-

これはなかなかオモロイ。
またしても黒人差別の話。
そういう話は説教臭く聞こえてしまうのだが、
伝え方が凄くいい。

最後まで絶望たっぷりに追い込まれていく。
その主人公が最後どうなるのか気になって仕
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グレイヴ・エンカウンターズ(2011年製作の映画)

3.5

有名なPOVホラー映画なはず。
冒頭こそ長いが好き。
このふざけた連中が心霊現象に遭うという皮肉が好きだが、ちょいとやりすぎて面白みに欠けている気もした。
地味になると思うが、もう抑えめな演出の方が、
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夏時間(2019年製作の映画)

-

夏時間。
コミタクンと鑑賞。

像を蹴るシーンがすごく良いらしい。
蚊帳の中と外。

あまり書かないでおこっと。

エブリデイ(2018年製作の映画)

3.8

エブリデイ。
「ビューティーインサイド」に似ているが
抱えている事情がちと違う。

これまたアンガーリーライスが魅力的にもほどがある映画。彼女の笑顔が素敵すぎる。
彼が彼女に憑依する場面では特に彼女が
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最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

3.7

主演2人があまりにも眩しすぎて観ていて
羨ましいようで観ていられない。
そして物語の展開的にも観ていて辛くなるそんな作品。

エルファニングは魅力的にも程があると思う。

チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.4

チャッキーには
小学生の頃、学校終わりに家に帰らずに向かった友達の家に置いてあった思い出がある。
よく母親にどこ行ってたのよ!と叱られた覚えがある。
その友達の家でチャッキーシリーズ観てたなぁ。
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

4.6

高校生の時以来の鑑賞。
映画は
楽しくて悲しくて寂しいもんなのか。

広い大地をどこまでも自由に走っても
結局彼らは自由ではない。
葬儀屋という言葉ですら引っかかる。

ベットで夢を語る場面にて
"仕
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あした晴れるか(1960年製作の映画)

3.9

むちゃくちゃ動き回る映画。
男と女と1台の車。

カメラマンという設定なのに、
ろくにシャッターを切らない。
だけどそれでいい。

二人のキャラクターが良い。
石原裕次郎を初めて素敵と思えた。
芦川い
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.5

作業しながら流し見。
失礼なことしてすみません。

ただ普通に楽しめる映画だったと思う。
前シリーズに比べてバディ感がかなり弱まったと思う。
映像のクオリティが上がっても面白いとは限らないの最たる例。
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