よもぎさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

よもぎ

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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

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これはとても良いウェス・アンダーソン。そしてとても良いカンバー・バッチとレイフ・ファインズ。
原作の大人の為の教訓童話めいた雰囲気とウェス・アンダーソンの絵本やドールハウスの様な緻密でミニマムな画づく
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PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

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最高の夏、じゃない。←キャッチコピー秀逸かよ。

ふくよか体型ワガママダイナマイトボディが災いしてカースト上位ギャル達から豚呼ばわりされる胸糞悪い陰湿なイジメを受ける肉屋の娘・サラのキラキラのキの字も
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

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ジョン・ウィックシリーズ完結編。
椅子に縛り付けられて口からガッポガッポ豪華アクションスターによる多種多様アクションをこれでもかと浴びせられるアクション水責めの刑状態の169分。いや169分て。
真田
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

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予告の主人公がゲームで車操作してる時に実際の車のパーツが足されてって車になるCGが格好良いな、と思ってたんですけど昨日まで観る気は無かったんです…でもあんまりSNS上で評判が良かったもんだから、つい…>>続きを読む

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ナイル殺人事件より好きでした。やっぱりオリエント急行~は超えらんねぇ。

タイトル通り亡霊の話なだけあって雰囲気がホラー映画。ジャンプスケア等脅かし要素多め、かつ頼りのケネス・ブラナー探偵ポアロも(い
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

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いややっぱ面白い。ドラマにハマってから原作ちょい読みしていて今回映画になった話も読んでたけど、大体のあらすじを知ってても久能・菅田・整の語りには聞き入ってしまうし随所に散りばめられた伏線回収も見事で本>>続きを読む

スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

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新居を建てた家族が大変な事になる話(雑)。

全体に掴み所が無いというか引っ掛かりが無いというか…ヒトコワなんだけどホラーにしても人間ドラマにしてもちょっとどう処理したら良いのか分からんこのよく分から
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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ウェス・アンダーソンのお話に宇宙人が出て来ます!!(内容)

いつも通りのミニマムでカラフルでお洒落な美術(今回だだっ広い砂漠が舞台なのでミニマム感は少々薄め)、素早く真顔でテンポ良く展開されるトンデ
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

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大分前に原作を買って何か読まないまま……多分家の何処かにはあります…。

どうしても同性愛を扱ってラブロマンスもの、っていうと悲恋な傾向が未だに多いんだけどこれは2人の愛とハッピーで全てを押し切ってゆ
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

待って待って待ってどういうこと??????????????????????(観賞直後の新鮮な感想)

ごめんな、俺馬鹿だからちょっとこれどういう話なのかよく分かんなかったんだけど、え、これはなに???
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バービー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

色々あったけどこの作品は本当に観て良かった。
もっと言うなら鑑賞済み先人達の教えに従ってNetflix配信中の『ボクらを作ったオモチャたち』のバービー回を観てバービー初心者からバービーちょっと分かる人
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イノセンツ(2021年製作の映画)

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まず猫好きは猫がとても可哀想な目に遭うので観ない方が良い。私は冒頭10分で心が死にました。マジで本当にやめといた方が良い。

しかしサイキック系ホラー映画としてはとても良作。
一言で言うならば北欧の閑
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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発想の勝利。
ラストは大味だけど細やかな脚本。
貴船旅館の雪景色が綺麗。

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

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んあなたはなぁぜ、中華統一を目指すぅのかっ。
相変わらず原作読んで無いけど映画観るだけで筋は追える、けれど言葉で説明し過ぎない脚本本当に見事だと思う(飛信隊メンバーの心の動きだとか)。
とても熱い。前
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

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ニコラス・ケイジ無双。
ヒロインの友達のギャルが絶対エロ要因かつ早めに死ぬビジュアルだったけどめっちゃ良い子だったので最終ヒロインとギャルで逃避行して欲しかった……。ケイジは一人で大丈夫、何処でも生き
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

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物理多め手に汗握る退魔の儀式×ベテラン新米ペアのエクソシストなんて皆好きに決まってんじゃん………
フェラーリのステッカー貼ったちっこいスクーターに丸い巨体をはみ出させつつ跨って常時移動しドアは紙の如く
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Pearl パール(2022年製作の映画)

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農場ヤバい爺婆ホラー「X」の続編にして主にお婆ちゃん前日譚。ミア・ゴス迫力の怪演。

スターを夢見る若きパールが如何にして例のお婆ちゃんになったのか。家庭環境時代背景挫折愛情不足その他色々あった。色々
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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-(2023年製作の映画)

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実写映画三本観て漸く原作履修を始めました…。
今作本当にお蔵入りにならなくて良かった!後前作の感想で場地さんの漢字間違ってて本当にいと申し訳無し。不良対不良の良質なアクションそして治安悪運動会は本当に
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

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すっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっげぇ面白かったんですけど。なにこれすっっっっっっっご。
主演の問題行動が引っ掛かって見逃そうかと迷ってたけどこれは観て良かった。すっっっっごいこれ
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アシスタント(2019年製作の映画)

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絶対的権力を持った暴君が支配する王国に仕える奴隷の一日、改め映画配給会社で働く新人アシスタントの一日。
『SHE SAID』と同じ問題をテーマにしているけれどあれよりパンチは弱く、主にパワハラ蔓延ギリ
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バッドガイズ(2022年製作の映画)

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公開当時面白いって結構聞いてたけど、お、面白れぇぇえええ!!!ってなっちゃった…。
オーシャンズ感のある悪党の格好良さノリの良さ、ダサさと紙一重位の派手なキメ感、からの友情…というか狼と蛇のブロマンス
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カモン カモン(2021年製作の映画)

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話すこと。聞くこと。心は僕の奥にある。

ラジオジャーナリストのジョニー(ホアキン・フェニックス)はやむを得ない事情から家を留守にしなければならない妹から甥っ子のジェシー(ウディ・ノーマン)を預かる事
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ロブスター(2015年製作の映画)

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この監督の作品として度々耳にするので気になってたロブスター、アマプラに来てたので鑑賞。

思ってた以上のディストピア感というか。独り身=罪の世界。恋愛が義務というか。独り身になったら郊外のホテルに収容
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

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キリスト教を基にした小さな村で夜な夜な女性達を家畜用の薬を用いてレイプする暴行事件が繰り返されていた。黙認されていたそれがある時発覚し男達は裁判の為に二日間村を出る。
村の女性達に与えられた選択肢は三
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

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トンネルを抜けるとそこは―――きさらぎ駅でした。

ネット怪談で有名な異世界譚『きさらぎ駅』の映画化。
面白いとは聞いていたけどちょっとビックリする位面白かった。え、待って滅茶苦茶面白かった。

序章
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

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アメリカのヤベェ奴の魔の手から脱出する系の映画って主人公がどんなに冴えなくて地味で何の取り柄も無い、みたいな設定だったとしても滅茶苦茶ガッツあるしコ●ン君並に頭切れて回転早いしバチバチにサイエンスの力>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

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人間は多面であり多様である、という事なのか。
核心にある部分(此処が監督の発言共々話題になっていたけど)を取り巻くこの自称"そういう問題"に寛容なこの国の環境に対して痛烈に描いたよく出来た作品だと思う
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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何も語らない、何も説明しないけれど彼が"何か"と闘っていて、この後"何か"があったのは分かる。

11歳の娘とその父、美しい風景の中過ごしたひと夏。
眩い太陽の下彼が抱えていたもの、伝えたかった事は子
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

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待ってましたし面白かった……!!!
ただの女の子かと思ってたらヤベェ戦闘能力を有するヤベェ人間(?)兵器だった第二弾。

前作観たのが前過ぎて世界観だとか設定名称を忘れてたので前作予習しとけば良かった
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

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なんというか…岸辺露伴先生がルーブル美術館に行く話…でした…。
ルーブル綺麗…泉くんが一番つよい…

AIR/エア(2023年製作の映画)

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もう配信してくれてるんだ!?という早さで有り難い…気になってたけど観たい映画ラッシュで劇場鑑賞を逃してしまった民に優しいAmazonプライム先生いつもお世話になっております。

業績的にパッとしない靴
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

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すっごい…ファニーゲームぶり位の胸糞悪さと理不尽極まってる感じ。
白人の憂さ晴らし的"悪戯"で有色人種が蹂躙され死ぬ過程を全編80分ワンカットでお届けしてくれる狂気に久し振りに映画鑑賞後の頭痛と気分が
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TAR/ター(2022年製作の映画)

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天才指揮者、リディア・ターの栄枯盛衰。
ケイト・ブランシェットの迫真の怪演に圧倒される2時間半。

前半栄華の絶頂に居たリディアが語る台詞である事を忘れる程信じられない膨大な量の台詞や音楽歴史や知識に
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EO イーオー(2022年製作の映画)

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一頭のロバの目で見た人間の愚かさ。

言葉無く人間の身勝手さをむざむざと突き付けてくるロバ・イーオーの大きな黒い瞳。
動物が傷付けられたり酷い目に遭う描写が所々あるので大分しんどかったけれど、赤と黒の
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

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これは面白かった!
前作と同じくPC画面の映像のみで進行していくミステリーだけど物語としての繋がりはほぼ無し。
SNSに不慣れな父親が四苦八苦しつつ娘を探す前作からSNS全盛Z世代の娘が行方不明になっ
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

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タイトルが一番のメッセージというか。
大学のぬいぐるみサークルの話でありながら、自分の内側に抱える悩みや傷を打ち明ける事が相手の負担になるのではと考えぬいぐるみに話し掛ける、いっそ危なっかしく思えてし
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