よもぎさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

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開幕早々トンチキニッポンだ~!!って滅茶苦茶テンションの上がるネオン看板提灯謎オリンピックのアレに激似マスコット乱舞で滅茶苦茶テンションが上がる。でも安心してください、この映画は全部まるっと頭からケツ>>続きを読む

黄龍の村(2021年製作の映画)

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和製ミッドサマーだと聞いて。
キャンプBBQしに山奥にやって来た絵に書いたようなパリピ男女が遭難した先で訪れた村はヤバい村で―!?

というよくあるあらすじから始まる滅茶苦茶面白い最高の厨二爆発映画で
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ジョーダン・ピール監督作品、描くテーマは『白人至上主義社会の中の黒人(今作は有色人種)』で一貫してるけど『ゲットアウト』が初級編だったんだな~ってつくづく思う程作品自体が難解になっていく感がある。分か>>続きを読む

女神の継承(2021年製作の映画)

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タイ地方の村、女神バヤンを信仰し代々一族の女性が女神をその身に受け入れ祀って来た巫女の家系を撮影クルーが取材に訪れる中、当代巫女ニムの姪・ミンの身に異変が起きる。

原案・プロデュース『哭声』のナ・ホ
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

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『さがす』観てから大分経ってしまったけど鑑賞。しんどそうだなぁ、と敬遠していたけどやっぱりしんどくて同じ監督の作品だなぁ、と。
兄の貧しさと比例して人間味が失われていく感じ、責任を周囲に擦り付けていく
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

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面白かった!
ただのデスゲームというかマンハントものかと思いきや…?っていう。社会風刺がすごい。差別を許さないリベラルな差別主義者達対当時のあの大統領を支持する感じの人々、っていう対決の構図がそのまま
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

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Twitterで評判が良くて気になってた映画、推し関係の諸事情によりDisney+に加入したのでやっと観れました。
いやこれは凄い。昂ると創作に走る系オタク女の黒歴史をエグい解像度で抉ってきおる。イラ
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

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滅茶苦茶面白かった…!
忙しさ、ストレス、人間関係、クレーム対応等諸々ギリギリな人気料理店の予約超過な一夜を怒涛のワンショット長回しの90分でお送りしてくれる今作。
厨房とホール、次々と発生する問題に
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

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面白かった…!
個人的にここ最近の邦画アクションで一番面白い気がしてるキングダム。
見応えあるアクションシーンの連発を取っ掛りに一気に壮大な中国歴史叙事詩に引き込まれてゆく感じが良い。多分原作ストーリ
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呪詛(2022年製作の映画)

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遂に観ました、『咒-incantation-』改め『呪詛』。ありがとうNetflix、この日をずっと待っていた。

台湾のとある村で信仰されている邪教の禁忌を犯した女性。その場所の話を聞いただけでも呪
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X エックス(2022年製作の映画)

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1979年、テキサスから自主制作映画(という名のポルノ)の撮影の為に郊外の農場を訪れたショーガール、女優、男優、スタッフ達。彼等を待ち受けていたのはヤバい爺さん婆さんが営むヤバい農場だった…!!(あら>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

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物凄く良かった。
70年代アメリカで出会った二十代のユダヤ人女性とティーンのアメリカ人青年の話。

男女がくっつくまでの過程がこんなにドラマチックな事があるか?って位ただのカップル成立が物語のフィナー
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

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赤い。兎に角赤い。
痛々しいグロが得意じゃないのでトラウマ級~ゴアが~ったいう評判で身構えていたけど、そこまででは……?っていう位景気良く血液ブッシャー指ポーン目が、目がぁぁぁあああの画面9割真っ赤っ
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

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超絶豪華俳優陣が全力で巫山戯て来た感じ。
360°何処から見ても全人類を抱いた最高ハンサムとしか言えないブラピとブラピの後をテイタムテイタムしながらくっついてヨチヨチピヨピヨしていたテイタムがハイラ
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

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血の繋がらない家族達の話。そして是枝監督、というと「万引き家族」を思い浮かべるけどそれよりも希望が持てる穏やかで優しい空気感が良かった。万引き家族よりも拾われた子の未来に希望が持てるからそう感じたのか>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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めっちゃ評判良いし面白そうだけど前作観てねぇしな~って渋ってた所で『前作観なくても大丈夫!』ってレビュー見て観に行ったら映画館出た瞬間涙目でレディーガガのHold My Handダウンロードしてエンド>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

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貴族的お嬢様(門脇麦)と働き者平民女子(水原希子)が出会い階級を超えて~的な話だと思ってたら特に袖触り合うレベルの邂逅とそれぞれの階層も特に超えず~っていうドラマチックな展開は特に無いけどだからこそ現>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

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劇場公開中話題になってて気になってたけど、アニメだし絵柄が好みでは……なんて小さい理由で観なかった自分を軽く殴りたい。絵柄とかじゃねぇんだよ…音楽だってメロディとかアレンジとかじゃねぇんだ…。

兎に
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夜を走る(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「これはこういう映画だ」と例えるのが難しい、けど凄い映画だった。
鉄工所で働く二人の男。彼女いない歴40年実家暮らしの穏やかだがうだつの上がらない秋本(足立智充)と世渡りが上手く妻子もあるものの日常に
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

面白かった!
けど庵野さんのシンゴジと同じ位の衝撃を期待してウルトラマンよく分からない感じで行くとちょっと消化不良を起こすかもしれない(私の事です)。今回庵野さん監督ではなかったし。

でも自衛隊とか
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

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三流大学の法学部に通い父には疎まれ鬱屈した日々を送る大学生(岡田健史)の元に一通の封書が届く。差出人は24人もの男女を残忍な手口で殺害し逮捕された連続殺人鬼(阿部サダヲ)だった。

こんな阿部サダヲを
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羅生門(1950年製作の映画)

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これはこれで面白いなって思うしよく出来てるなと思うけど芥川龍之介の羅生門が好きですわしは

バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

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今よりも更に女性差別、同性愛者差別が根深く深刻かつ大っぴらだった時代のアメリカ。それに立ち向かった女性テニス選手の物語を実際に行われたテニスの試合を軸に描く。

こういう主題の映画はどうしても観たくな
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

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フィンランドの美しい豪邸に住む父母姉弟の絵に描いた様な幸せな家庭―の蓋を開けたら異臭と大量の蛆が蠢いている様なそんな場所で娘は卵を拾った。卵は母からのプレッシャー、父の無関心、弟の反発、劣等感、様々な>>続きを読む

チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

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ドラマのその後、原作の続きエピソード。
安達が可愛い。黒沢がプリンスオブレジェンド町田啓太。

BLってやっぱファンタジーなんスよね…ってしみじみ思いながら観てた。『チェリまほ』はそれに輪をかけてファ
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ハリポタ原作厨の(ダンブルドアの秘密ってつまり、アレでしょう……?いやでも流石にちょっと濁してくるのかな……)っていうソワソワ部分を開始5分でアルバス・イケメン・ジュード・ロウ・ダンブルドアがキラキラ>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

カンヌのパルムドール受賞の異色作と聞いて観てみて…観終わってから知ったんだけど「RAW」と同じ監督なんスね…あれもあんま合わなかったから納得なんだけど、鑑賞直後の感想「何…?」しか出て来なかった…。カ>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

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ギレルモ・デル・トロらしい異形の出て来る奇妙な物語を観に来たら、人間の顔をした異形達の『悪魔の小路』から始まる奇妙な物語に招待された、そんな不思議な気分になる映画だった。

因果報応の教訓を孕んだ悪夢
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

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親を失くした少女の為に死力を尽くして戦う殺し屋達、なノワールを全員女でやったらどうなるか、っていう最高の映画。

所々キル・ビルとか日本アニメテイストだとかへのリスペクト的なものを感じつつ、若干大仰な
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

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長い、だとか暗い、だとかアメコミ映画じゃない、だとか鑑賞した人の感想を横目に見つつちょっと不安なまま観に行ったら今まで観たバットマンの映画の中で一番好きな物語、雰囲気でビックリした…。
確かに派手で時
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モータルコンバット(2021年製作の映画)

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話題になってたこれをNetflixで見掛けて漸く観られた。
真田広之のバッチバチの殺陣と終始目が光っている神様の浅野忠信が見所であり全て。あとリュウ君美人。

俺達の闘いは、これからだ………っっっっっ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

村上春樹原作、で観るのを躊躇していたけどカンヌの脚本賞と評価が高いのとで鑑賞。

序盤、小説を読んでる様な登場人物達の起伏の無い台詞の言い回しとやたらと多く長い(と感じる)濡れ場シーンに多少辟易と後悔
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

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前作「オリエント急行殺人事件」と同じく原作未読で鑑賞。

前作同様豪華な出演陣、豪奢な舞台で起こる登場人物達の入り組んだ人間関係と思惑、そして起こる惨劇を紐解くポアロ。
富豪の美女ガルガドットの王妃感
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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すっっっごいウェス・アンダーソン…!!!なウェス・アンダーソンの撮った映画。

面白かったし画とテンポが本当に素晴らしくお洒落でシュールでミニマムで可愛らしいけど皮肉もしっかり効いてて凄く好き。
そし
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グレート・インディアン・キッチン(2021年製作の映画)

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鑑賞後ポスターを見返してゾッとした。
確かにこの映画の主役たる台所という名の牢獄に閉じ込められた妻にも、一日の大半を台所で過ごす妻や母に何の疑問も抱かず当然の如く召使いの様に扱き使う夫にも父にも名前が
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

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劇作家ジョナサン・ラーソンの自伝的ミュージカルを基に悩める劇作家の青年の人生を描く伝記ミュージカル映画。

素晴らしかった。正直ジョナサン・ラーソンという人もこの映画が伝記映画である事も観るまで知らな
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