やっひーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.7

ネトフリ年末配信の世界終焉映画は21年がDon't Look Up、22年はホワイトノイズで23年はこれか…というくらいの鑑賞動機だったが豪華キャストに加えてまさかのオバマ夫妻がプロデュースということ>>続きを読む

蛇イチゴ(2003年製作の映画)

3.6

西川美和監督全作アマプラ配信開始ということでまずはデビュー作から!蛇イチゴっネットで調べると毒苺と称されることもあるのに無毒だし不味いし蛇も食べないんですね…でも苺と同じバラ科なんだ、ってあ!この映画>>続きを読む

禁じられた遊び(2023年製作の映画)

3.1

エロイムエッサイムで復活すべきなのはリングや仄水撮ってた頃の中田監督なんよ…。とりあえずふざけ過ぎ。望んでる人いるのかな?僕含めみんなきっと中田監督には震え上がるレベルのガチホラーを望んでるって!ウイ>>続きを読む

スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

3.6

中々やるではないか斎藤工…な作品でした。表紙にあるホラーミステリーって文字で大好物の混ぜ合わせみたいなジャンルだと思って食いついただけだけど綺麗な新居とは裏腹に漂ってくる不穏で嫌な空気とか何もいないの>>続きを読む

エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

3.6

1の直接の続編とアナウンスされてるが意外と無かったことにされがちな2とも繋がる所に落としてきた印象。ドラマとは別世界かな。何ならクリスから後日談が語られることで2でリーガンがなぜあんな状態になってたの>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.9

この時代は日本史上でもベタに1番面白いし映像でも描かれ過ぎてるんでたけし節入れてここまでぶっ飛んでるのは正解ですね。タイトル通り腹斬りより首斬り!秀吉、秀長、官兵衛の3人組はお笑いトリオみたいになって>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

3.9

たけし映画は『菊次郎の夏』しか観たことない僕ですが『首』を観る前にせめて名作と呼ばれがちなソナチネだけでも観ておこうと!いや〜独特な間と突発的展開の強弱に終始ソワソワした。ヤクザが沖縄で遊んでる時は心>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.7

先祖が被爆者なこともあり原爆ドームを訪れて被爆側のことについて知る機会を作ろうとしたことはあります。開発した側、落とした側のことなんてこんにちまで考えたこともなかったです。自国を救えるが他国を滅ぼすモ>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.7

リバイバル上映もあってか何かとトレンドに出てきがちな作品。最初は口悪い女子2人組の駄弁りだけで全然感情移入できなかったが途中から段々と周りが変わっていくのに自分だけ変われず取り残されるイーニドに不思議>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.5

デヴィッドフィンチャー監督『マンク』以来3年ぶりの新作。色付き映画は10年ぶりくらいか?まあ心の声が饒舌なこと!心の声で即興はせず計画通りにと何度も言うが計画は視聴者に教えてくれない笑。殺し屋の緊迫し>>続きを読む

デイ・ゼロ(2022年製作の映画)

3.3

3ヶ月に1本はゾンビ映画を見ないと生きていけない僕は8月に見た実写ゾン100以来の燃料を探してまして今作をチョイス!主人公がマ・ドンソクを超えた強さでした笑。拘置所という意図して逃げ場を無くした建物で>>続きを読む

死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.5

鑑賞間隔が空いてるのに前作との繋がりが強く用語もたまに何だっけ?ってなることあり調べながら見て何とか理解。繋げ方としては今回も謎解きや伏線回収もあり見応えありでしたね。やはりヴァラクは敵として魅力的で>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.1

正直ここまで面白いと思ってなかった。現代設定ゴジラの最高到達点にシンゴジラがあり未来設定ではファイナルウォーズで失敗済み…だからこそなのか分からないが戦後という過去設定で抜群に面白いもの作ろうとしてる>>続きを読む

ほんとにあった!呪いのビデオ104(2023年製作の映画)

3.0

2023夏の3部作は中々良い滑り出しだっただけに着地が…ってこれがほん呪よね!笑。こんなに怖がりまくる演出補今までいたっけ?今回は投稿映像もパッとしなかったかも。『形代』の焦ったい感じがまだ良かった方>>続きを読む

Now and Then:ザ・ラスト・ビートルズ・ソング(2023年製作の映画)

3.8

90年代に生まれた僕が1970年に解散したビートルズの新曲を聴ける…全アルバム聴いてるけど超にわかな僕ですが最高に嬉しいニュースでした。AI技術によりジョンの声を復活させジョージが90年代に録音したギ>>続きを読む

パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.6

顔も性格も良いのに距離を詰めてはいけない女性。なのに距離を空けようとはせず何なら想いも伝えてくるとかこれは男泣かせよ泣。緑内障の設定はなぜ入れたか分からなかったのでネットで調べてしまいまして納得しまし>>続きを読む

mellow(2020年製作の映画)

3.7

矢印が一向に一致しない片想いの連続。だが今泉監督が描くとハチクロみたいに見た人が後引く訳ではなくて見終わってもとても清々しいのが良い。これもきっと役作りではなく田中圭と岡崎紗絵の素の人柄の良さが貢献し>>続きを読む

くるりのえいが(2023年製作の映画)

4.6

僕が初めてジュビリーを聞いてくるりを好きになった中2の頃はもう2人体勢だったので当時の3人時代をリアルタイムでは追えてない者ですが3人だからこそ出せる空気感と音をたっぷり堪能できました。せーので何が出>>続きを読む

スパイダーマン(1978年製作の映画)

3.4

yeah yeah yeah〜♪wow!ビルの〜谷間の暗闇に〜♪Spiderman!とOPから草不可避。衝撃的作品の東映版スパイダーマン。先に海外製の作品を見過ぎてるからなのか分からんが日本の建物とビ>>続きを読む

ハロウィン・キラー!(2023年製作の映画)

3.5

殺人鬼の犯行を阻止すべくタイムマシンで過去へ…誰もが言ってる中あえて僕も言うがバックトゥザフューチャーとスクリームを足して2で割った映画。ホラーにSFを混ぜるとどちらの要素も薄れてしまうのは仕方ないが>>続きを読む

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.6

国語が苦手な僕からしたら覚えられんタイトルというのが最初の印象(笑)。かそけきという言葉の意味と山荷葉の花言葉を鑑賞後に調べてはじめて知りました。なるほどなと!てか3つくらい意味があるけどこのストーリ>>続きを読む

his(2020年製作の映画)

3.6

感想がスラスラ出てこない。勝手過ぎる登場人物もまだまだ配慮のできない周りの人たちもイライラするし、でも自分が考える代替案なんて綺麗事だから妥協してくとしょうがない部分もあるかなとか思ったりすると何で自>>続きを読む

あの頃。(2021年製作の映画)

3.7

僕も好きなものに没頭した決して華やかでない学生時代を過ごした者ですが全く後悔してないです。当時ほど熱心ではないけど今でもストレスの発散場所となってくれている。そんなこと再確認させてくれる作品でした。恋>>続きを読む

窓辺にて(2022年製作の映画)

4.0

いや稲垣吾郎の演技なんて何年ぶりってくらい久しぶりに見たけど茂巳さんを稲垣吾郎が演じるという最適解よく見つけたなと感心してしまった。ハマりすぎてる。また今回今泉作品で高評価なの頷けます。とにかく名シー>>続きを読む

猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.7

男女の恋がまさかの猫ちゃんに翻弄され訳わからなくなっていくストーリー。ほっこりでしたね。途中あれ僕BSプレミアムで岩合さんのネコ歩き見てるんだっけ?ってなる癒しっぷりでした笑。あとちょい役で出演のオズ>>続きを読む

愛なのに(2021年製作の映画)

3.9

1番悪くてバチが当たってほしい奴が1番かわいそうに感じてくるという…どうしてくれるんだこの感情は笑。神父さんと神を困らせるんじゃないよ!本来は昼ドラレベルにどろどろな内容なんだけど不思議とほっこりしな>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

3.8

この世は持ちつ持たれつで成り立ってると改めて感じさせてくれる作品。オットーがしたことに対して同等の対価を払ってるかとかそんなことどうでも良くて、自分を頼ってくれて生きる希望を与えてくれる存在が側にいる>>続きを読む

ブギーマン(2023年製作の映画)

3.2

原作Sキングってハードル一気に上がるよな。ほんとにSキング?…数えてないから分からないけどジャンプスケアで手数は割と多いのに単調に感じてしまうのが不思議でしたね。暗くなればなるほどブギーマンより先に眠>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.6

完全ドタバタ劇。そんな中で状況を事細かに早口で全部説明してくれるデヴパテルの頑張りよ。そしてベネさんの無駄遣い笑。いやあのシュールな雰囲気は実はベネさんしか作り出せないものだったかも

ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.6

レイフファインズ演じるネズミ捕りのキャラで押しまくった短編。いつもの朗読によりネズミとの闘いが実況いるみたいになってるの笑う。短編なのにえげつないセリフの量

白鳥(2023年製作の映画)

3.5

この短期間に短編3本も…どうしたウェスアンダーソン。ただウェスアンダーソンが描くからポップに見えるが内容は中々にヘビー。ドアからひょっこりはん来るのかわいい

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.6

アステロイドシティを見たばかりなのにもう新作!嬉しい限り!これで?って言う人いるかもしれないがウェスアンダーソン作品の中でも分かりやすい方の部類。絵になる壁や風景の真ん中で役者がカメラに向かって喋りま>>続きを読む

モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.5

モリ爺の30年のご隠居生活の中のとある1日を人間観察する映画。来客が多いな笑。ただ短気で邪魔するなみたいに突き返してしまう性格とかでは全く無くて自由人だけど心は広くて怒らず全員と何だかんだ応対してるの>>続きを読む

ウォッチメン アルティメット・カット版(2009年製作の映画)

4.0

あるヒーローが何者かに殺されてしまいかつて仲間だったヒーローが犯人探しの捜査に乗り出すというミステリーっぽい切り口で作られた大人のアメコミヒーロー映画と言ったところか。果たして悪を倒す正義の味方=ヒー>>続きを読む

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.6

ポアロなんでミステリーがメインなんだけど不意にホラー要素が入ってくるのはとても異質。論理的思考のポアロも大混乱な訳よ!ミステリーを楽しむのはもちろんだが今回ベネチアの建造物や景色にも浸れますね!序盤と>>続きを読む

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.8

ベネチアの亡霊鑑賞前に。ポアロシリーズ、ハードル高くないか?かなりドロドロだけどオリエント以上に分かりやすくて面白かったと思う!欲望って怖い。求め過ぎて人の道外れたら愛も金も幸せも何も手に入らないって>>続きを読む