ysakさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.7

韓国の豪華キャストと、という企画が成立するネームバリューがまず強い。拡張家族というテーマをずっとやってますよね。通常より、衒いや照れがない気がしました。

英雄の証明(2021年製作の映画)

3.8

考えたら当たり前だが、イランもsnsありきの社会なんだな。誇張やウソを混ぜた「真実」みたいなものが動かす社会は地獄や。で、ファルハディは上手い。

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.7

70年代の埋もれた映画の断片を恋愛モノ?として再構築した感じというか。パンチドランクラブよりはこっち派。HAIMのプロモーションみたいな側面も強いのかなあ。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.9

岸井ゆきの、上手い。吉田恵輔は相変わらずエグってくる。そもそも今、オリジナル作品をこのペースで撮れるのすごい。YouTube描写には色々あるだろけど、割と日本のジリ貧感と共にリアルに感じた。

キングメーカー 大統領を作った男(2021年製作の映画)

3.5

昔の社会派な良作邦画見てる感じ。実話ベースなのか。「新聞記者」的な「やだみ」は皆無だが、もう一工夫して欲しかったかも。

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.1

ガンダムリテラシー低め。丁寧さは伝わってきたが、特に子どもの描写がしんどいかも。戦闘シーンとかはテクノロジー進化に溺れず、ある意味抑制効いてて素晴らしいと思いましたが。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.7

あんま期待してなかっただけに、割と楽しく見れました。造形の力は大きい。ドラマはルーズで適当すね。狙いでもあると思いますが。

裏アカ(2020年製作の映画)

3.1

宮台真司が言及してたので視聴。女優さん、気合い張ってんな。いいとこも結構あると思うんだけど、もうちょっとエンタメなのか、エロなのか、文芸なのかに明確に寄せたらいいのに、とは思った。

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.1

脳天気でテンポいい娯楽作だけど、アップデートの抜かりはないというか。けど、もうちょいは中身欲しい。

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.9

a24、マイクミルズ、モノクロ作品、て枠からははみ出ないが、沁みる作品だった。はしゃがないホアキン好き。

C.R.A.Z.Y.(2005年製作の映画)

3.4

ダラスバイヤーズクラブの監督さん作。亡くなってしまったのか。挿入歌豪華な家族モノだが、ちょいと期待しすぎた。

流浪の月(2022年製作の映画)

3.3

原作未読。攻めたテーマを描き切れてんのかは疑問。これなら、もうちょい短くできそうとは思ってしまった。

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.8

ボヘミアンラプソディ以降の流れなんかな。キャストの気合い感じました。企画として、大佐の比重大きいのは前提として、お金の話が多い印象が。

キネマの神様(2021年製作の映画)

2.6

志村けんさん出演予定だった作品。コロナ関連の描写多い。良くも悪くもとても昭和なのは、そりゃそうだよな。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.1

キテる、と思ったらRAWの監督か。パルムドールはちょっとどうかしてるんじゃないかな。

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.3

世代差ある女性チームモノてところフレッシュ。マーキュリーレブとか選曲は好きだが、ちょいシンプル過ぎないかなあ。

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.2

媚びる小ネタを抑えて、ストレートに仕事話にしたの好印象。が、たとえばメディアの描き方とかは舐めてるよな、とかは気になる。結婚だ、なんだとかいる?

わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

3.7

巡礼モノは内容的にハズレ少ないが、主演のプレッシャーは大きいだろうな。実話ぽい過去のディテールが、包み隠さず色々とあり、好印象。

世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ(2018年製作の映画)

3.7

クストリッツァが描くムヒカ。歳を重ねて好好爺に見えてるが、どちらもむちゃくちゃ生命力がえげつない印象。気合い入ってんなあ、という。

ホワイトハンター ブラックハート(1990年製作の映画)

3.1

撮影ほったらかして、象を追う映画監督役のイーストウッド。なんでこの作品やりたかったんだろな。変な映画だなと。

あなたと私の合言葉 さようなら、今日は(1959年製作の映画)

3.5

市川崑が小津を意識して撮ったらしい。まだ戦後10数年なのに、豊かな時代という気がしてくる不思議。なんなら今より。

ときめきサイエンス(1985年製作の映画)

3.3

ジョンヒューズがバリバリの頃の、能天気な作品。ブレックファストクラブに繋がる要素はチラホラとある。

アテナ(2022年製作の映画)

3.4

タイトル前の10分くらいのワンカットはホントしびれた。撮影段取り、地獄だろうな。画はすごいけど、あんま話は入ってこない、、。映画って難しいすね。

欲望の翼(1990年製作の映画)

3.4

ネフリで。こんな作品だっけ。60年代の香港て設定とか全く覚えてない。あと群像劇好きだな、ウォンカーウァイとか90年代の作家。

コマンドー(1985年製作の映画)

3.6

話はよく聞いてたが、見事に無茶苦茶やってますね。

未知との遭遇 特別編(1980年製作の映画)

3.8

こんな作品だっけか。今見ても、造形の力すごい。トリュフォー出演はやはり効いたんでしょうね。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.4

この監督さん苦手意識あったけど、キャスト二人と街の映画って感じはよかった。「ナイトオンザプラネット」に頼りすぎなのは、かなり気になり。

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

4.1

神話的?に描いた「無敵の人」が誕生する過程というか。。演技がリアル過ぎて、抉られる。しかし、周りの人はどうすりゃ良かったんだろうか。

スパークス・ブラザーズ(2021年製作の映画)

3.8

スパークスに思い入れそこまでなかったけど、なんか電気グルーヴの二人と重なる箇所が非常に多いなと。エドガーライトの愛は感じた。

ゴルゴ13(1983年製作の映画)

3.4

40年くらい前なんだ。フレッシュに感じる箇所も結構あった。なんというか、原作より石井隆的な匂いが少しする。

ルパン三世 風魔一族の陰謀(1987年製作の映画)

3.3

キャストの声がほぼ違って、五右衛門が結婚式いう異色作。個人的にはこれはこれで。

13人の命(2022年製作の映画)

3.9

世界中で話題となったタイの事故、こんなことが起こっていたのか。なんつー地獄のようなミッション。。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.6

評判いいの、そこそこ納得。家族のキャラクターの勝利だろな。無音のとこは非常に映画的と感じましたが、好みとしてはちょっとベタというか。。

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.3

すでにクラシックな風格。美しいモノクロ画面と、ヴァンモリソン効いてる。陽気さ失わないのが素晴らしい。アパレルとかだと「クラシック」は割と最上級な褒め言葉と聞いたことがある。