ショウジさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

スープ・オペラ(2010年製作の映画)

3.6

血の繋がりのない人が家族みたいに生活する話が好きなので、3人の楽しげな生活がずっと続けば良いのにと思った。やっぱりそうなっちゃうよなあ…って終わり方だったけど、もうちょっと何とかならんかったか…

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さがす(2022年製作の映画)

2.8

ホームランバーと言えば『青い春』。吉村はアウトを出して道を踏み外さなかったけれど、『さがす』でホームランを出した人は…

ある行為をして血飛沫を浴びるシーンでは『ナイン・ソウルズ』を思い出したし、もし
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.4

大泉洋が大泉洋な映画だった。三國志まったく興味なかったけど面白く観られた。映画としては薄いけど、歴史を勉強する導入としてはいいかもしれない。

諸葛亮孔明の妻・黄夫人のキャラが良かった。

ハワイ・マレー沖海戦(1942年製作の映画)

3.5

海外の人が特撮シーンを実際の映像だと勘違いしたという逸話を聞いたので観てみた。ミニチュアで撮った映像めちゃくちゃ良く出来ててこれは見間違えるわ…と思った。円谷英二はやっぱりすごい。

ハンモックで寝て
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人肉ラーメン(2009年製作の映画)

3.0

タイトルから笑いどころのあるB級ホラーを勝手に想像していたら全然違った。
笑いどころの一切ない、主人公が可哀想な話だった…彼女の人生ハードモードすぎる。

薬草をもってしても人肉の臭みは取れないと思う
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プリティ・ベビー(1978年製作の映画)

3.5

以前フェリシモのブックポートクラブの杉浦さやかさんの連載で取り上げられていて、ブルック・シールズが美しくて衣装もかわいいとのことだったので観てみたら、なんとこういう話だったとは…美しいし可愛いけど、こ>>続きを読む

シルク・ドゥ・ソレイユ 彼方からの物語(2012年製作の映画)

3.4

こういうのはやっぱり実際に観たいなと思った。
ひとつのショーでは観られないテイストが違う複数の演出が一気に観られるのは映画ならではだけど、ストーリーはなきに等しかった。

傘がひっくり返った船とか、水
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デルス・ウザーラ(1975年製作の映画)

4.0

とても良い友情の話だった。
デルスも、デルスのことを大好きなアルセーニエフもかわいい。
最期が切ないけど、wiki見たら実際もああいう最期だった…

黒澤作品では七人の侍と1・2を争うぐらい好きだなあ
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凱里ブルース(2015年製作の映画)

3.0

雰囲気は良いのだけれどストーリーがつまらなかった。

M/村西とおる狂熱の日々 完全版(2019年製作の映画)

3.0

まさかの北海道ロケのドキュメンタリー。
Filmarksのオンライン試写で観させてもらった全裸監督2の3話くらいまでのワンマンな感じが出ていて終始顔をしかめながら観てしまった。指揮系統がむちゃくちゃな
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夢と狂気の王国(2013年製作の映画)

3.4

高畑勲の制作風景がほとんど出てこないので物足りなかった。
『風立ちぬ』はどんな映画だったか自体うろ覚えなくらい思い入れがないし、宮崎駿のドキュメンタリーはNHKでよく見てるから「ああいつもの感じね…」
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.6

この人が4代目ツチノコだろうなあ…と予想していた人が見事にツチノコだったけれど、最後の最後にそう来たか!と唸った。まさに全員参加のコンゲーム。ジェシーやスタアも参加していて嬉しかった。

結局、シリー
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We Love Television?(2017年製作の映画)

3.6

私は欽ドン世代じゃないので、欽ちゃんは仮装大賞の人という印象だったけれど、現在のテレビに対する考えやコントの演出をつけている姿を見てかなりの演出家なんだなと思った。
今のテレビは一つ型が出来るとその型
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.3

行こうかな…どうしようかな…と迷っていたらムビチケが当たったので嬉々として観に行った。アル・パチーノかジャレッド・レトのどちらかが出ているシーンは面白かった。アル・パチーノの「コンニチハ!最近どう?」>>続きを読む

ゲームボーイズ THE MOVIE ~僕らの恋のかたち~(2021年製作の映画)

3.0

オンライン試写会で鑑賞。
ドラマ版は見ていないけれどなんとなくの関係性はつかめた。
全体的な雰囲気がおっさんずラブに近い感じで、仲間たちがきゃっきゃしてるシーンは見ていて楽しかった。

差別丸出しのお
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鮫肌男と桃尻女(1998年製作の映画)

3.0

全キャラ見た目は濃いんだけど中身も濃いのが我修院達也と島田洋八のキャラだけだったので、この2人しか印象に残らなかった。監督もこの2人しか愛してなかったんじゃないかと思うくらい、他のキャラクターの人物造>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.5

素敵だったけど、行きたいのは『ストップ・メイキング・センス』のライブだなと思った。

シカゴ(2002年製作の映画)

5.0

スクリーンでは観たことがなかったので午前十時の映画祭で鑑賞。
やっぱり何度観ても最高!!!ロキシー可愛いし、ヴェルマはカッコいい!
女たちが悪びれずたくましく生きていく様に力が湧いてくる。

腹話術の
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ウォーデン 消えた死刑囚(2019年製作の映画)

3.0

あっと驚くような展開を期待して観てしまったので、求めていたものとかなり違った。
イランの監督で好みなのはジャファル・パナヒくらいかな…

ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.5

一番わくわくしたのは最初の赤ちゃんコンベアのシーン。
ちょっと変わったバディものって感じで、最後の方で2人が寂しそうにしてるのがグッと来た。

台湾、街かどの人形劇(2018年製作の映画)

3.8

台湾の伝統芸「布袋戯」のドキュメンタリー。
人形が煙草を吸ったり、傘や扇子を開いたり、団扇を仰いだり、皿を回したりと、手先まで血が通っているように見えるのが凄かった。細かな動きで魅せつつ、人形が手から
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エル・トポ(1970年製作の映画)

3.4

割と最近『エンドレス・ポエトリー』と『リアリティのダンス』を観てしまったので、2作品に比べるとだいぶ退屈に感じた。
父親に対する葛藤は全作品に入っているのかな。

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.6

登場人物がみんな気持ちよく仕事をしているのが観ていて清々しかった。
ポンポさんの長すぎる映画は嫌いという意見には同感。
ただ『ニューシネマパラダイス』なんかまだ可愛い方だと思う。『DAU.退行』とか『
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.4

戦争を食い止める組織としてキングスマンが結成されたっていうのはわかったけれど、戦争映画を観に来たわけじゃないんだけどな…と思ってしまった。もろ『1917』っぽいシーンがあったりして、何を観に来たんだか>>続きを読む

ソン・ランの響き(2018年製作の映画)

3.6

そうなる気はしてた…っていうオチだったけれど、二人が言葉少なに通じ合う感じや歌劇シーン、映画全体の雰囲気や色味がとにかく良い。他の国の映画ではなかなか味わえない空気が漂っていた。

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.5

良い話なんだけど、映画にするにあたって多少脚色してるんだろうなと思ってしまった。ボブは文句なしにかわいい。

マチルド、翼を広げ(2017年製作の映画)

3.0

マチルドの母さんの統合失調症ぶりが観ていてキツかった…
急に引越ししなきゃならなくなったって言い出した後の展開とか、実際に自分の身に降りかかったら耐えられないよ…どう見ても9歳の女の子が育つ環境じゃな
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神様メール(2015年製作の映画)

3.0

チラシから勝手にカラフルでジュネっぽい作品をイメージしていたので、かなり印象違った。観たこと自体たぶん忘れる。

エアの母ちゃん見覚えあると思ったら『5月の花嫁学校』の人ね…

地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

5.0

当時劇場で観た時ぶりに観たかも。
やっぱりエンディングが最高だ…あのエンディングを観るための2時間といっても過言ではない。

こんなに面白い映画を撮っているのになぜ『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド
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ひみつの花園(1997年製作の映画)

3.8

愛すべきばかな主人公が最高。これは元祖激レアさん。
どんな理由であれ、目標があるってことはこれだけ人の能力を開花させるんだな…と思った。

主人公のモノローグで始まるあたりとか少女時代の振り返り方とか
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.5

原作ってこういう話だったっけな?と思った。伊坂作品特有のスカッと感はあまりなく、温かさの部分を拡大して作ったような感じだった。

あの時あの人に出会えて良かったとか、ああいう選択をして良かったと思える
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ブランカニエベス(2013年製作の映画)

3.0

闘牛映画だった。見世物興行シーンを期待していたのでイメージとちょっと違った。継母の行く末が『フリークス』のオチ(ニワトリの方)だったら良かったのに…

いなくなれ、群青(2019年製作の映画)

2.0

連ドラの8話目から最終回までを見せられているような気分になった。
住人はみんな気づいたら島にいるっていう設定だから仕方ないのかもしれないけど… あと、島に送り込まれた理由がアレならみんなもっと陰気な性
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.0

コスチュームとロッドを父さんが作ればこんなことにはならなかったのに。
バルバラが行く怪しげなバイトは『ニンフォマニアック』思い出した。

くるみ割り人形(2014年製作の映画)

2.5

なんか可愛くなかった…
加工元の1979年版は観てないんだけど、昔の話だからかストーリーもちょっと単調だった。

先生と迷い猫(2015年製作の映画)

3.0

もうちょっとコメディっぽいのかと思ってたら不穏だった…
少年の行く末が不安。