へいさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

へい

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クルージング(1980年製作の映画)

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アルパチーノがアンダーグラウンドの世界にのめり込み、自分という存在が変貌していく。クラブでの全員が狂った状態で、アルパチーノも最初は一歩引いていたが、同化していく。

警察のゲイに対する理不尽な差別等
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ヴィレッジ(2004年製作の映画)

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自分の中の絶対を信じきれるか、他と違っていようとも。村全体にそれを感じ、主人公の二人にもそれを感じる。

タイム・オブ・ザ・ウルフ(2003年製作の映画)

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ある日突然この世の終わりで食べるものも、寝るところも何も無くなったら。

その日を生きるのに精一杯。家族を守るためイザベルユペールが終始ヒリヒリとした冷めた緊迫感の中生きている。初めぐらいで、びっくり
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セブンス・コンチネント(1989年製作の映画)

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同じ日常を繰り返し、淡々と生きてる家族。ニュースで聴こえてくるのは、世の中の混乱した世の中の状況。

この映画を通して、笑ってる人があまりいなくて無表情で常に危うい感じ。
そして、終盤に家族がとった行
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脳内ニューヨーク(2008年製作の映画)

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進みたい方向性が変わりまくって、自分でもよく分からない。過去のことだけは鮮明に覚えていて、後悔をしてしまう。悩んでしまう。

頭の中がごちゃごちゃしてしまう

the Future ザ・フューチャー(2011年製作の映画)

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変化しなければいけない、成長しなければいけない、そんな強迫観念のような思いが自分にもある。

ただ時間はそんなこと関係なく、無常にも過ぎていって、周りも自分も思うようにはいかないし、少なからず変化して
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コロンバス(2017年製作の映画)

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コロンバスの建築、映画の構図がゆっくりと静かに心に残る。建築が人に及ぼす影響って絶大だな。

自分の街の建築で、心に引っかかるものが結構あるから今度調べてみようと思う。映画でめちゃくちゃ上手く撮られた
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天国の門(1980年製作の映画)

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三角関係で愛し愛される男女、闘鶏で賑やかで楽しそうな移民たち、集会所での移民たち揃っての大宴。ローラースケートしながらバイオリンする少年を這うように映すシーンなんてテンション上がる。

そんな壮大でな
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薄氷の殺人(2014年製作の映画)

5.0

みんな、バカでずるくて、愚かで、鈍臭くて、ふざけてる。
この映画、ミステリーでもサスペンスでもないと思う。人間の映画だと思う。原題が「白昼の花火」らしいが、ピッタシだ。

緑色の不穏な雰囲気と、赤色の
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ゴア・ゴア・ガールズ(1971年製作の映画)

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人間の臓器を再現して、ぐっちゃぐっちゃぐっちゃに。ほぼ全員かな?目玉を潰すことに異様なこだわりが見えて面白い。

臓器へのこだわりと対比するように、ストーリーは適当さが半端ない。探偵ミステリーものだけ
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21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

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らりったジョナヒル
オタクになるチャニングティタム

どちらも最高でした。
友情物語というか、2人が真面目にふざけまくるし、喧嘩するし面白い。

リバティ・バランスを射った男(1962年製作の映画)

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昔のめっちゃいい話。

銃が必要とされなくなり法律が大事になる頃の話。最強のガンマンは愛する女性とも結ばれず、銃を撃つこともなくなる。

結局は銃で解決して称賛されたり、黒人や女性に参政権がなかったり
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WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

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家の中と外。全然違うよな。

家の中の2人だけの短くても濃密な時間、それと対比する街中の人から見られる視線と言葉を常に意識せざるを得ない抑圧。
家の中にいても窓の外から野次が飛ばされてマジで逃げ場がな
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イディオッツ(1998年製作の映画)

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社会生活に疲れ切った人々が集まった悲しくて清々しいファミリー映画。

普通でいなければいけないことの重圧、そこからの解放としての障害者の真似をするというめちゃくちゃなタブー。しかし、本当のダウン症の人
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反撃/真夜中の処刑ゲーム(1983年製作の映画)

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部屋にあるもので戦う。おなじみの、ダイナマイト作りが糞みたいな詰め合わせて作ってて凄かった。

めちゃくちゃ突っ込み所あるけど、部屋のトリックを使って銃撃戦を潜り抜けるところとか緊迫感がある。
相手が
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ノスタルジア(1983年製作の映画)

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女性が言うように、タルコフスキーは本当に気味悪いインテリだ。
ずっと憂鬱として、諦めの気持ちがあり、無気力な感じが映像からそして、詩人から伝わる。
蝋燭を温泉の端から端まで届ける、世界を救う、同じよう
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ベルトルッチの分身(1968年製作の映画)

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へんだ、へんだ、すごい変だ。
最初から最後まで狂ってた。
ファイトクラブの訳分からない版、一人二役。

若者のすべて(1960年製作の映画)

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3時間近い映画で5兄弟それぞれの生き方がシーンの切り替わりに名前を入れることでわかりやすく描かれている。観ていて全然飽きない。
都会に出てきたものも、うまくいく人とうまくいかない人。それぞれが違う性格
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コンボイ(1978年製作の映画)

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車が何十メートルも飛んだり、挟み撃ちで押しつぶされたり気持ちいい。
さらに、トラックが転んだり家に突っ込んで破壊したり、大爆発したり見たことない映像ばかりで鳥肌が立った。

トラック運転手の絆は確固た
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オーソン・ウェルズのフォルスタッフ(1966年製作の映画)

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白髭の薄汚いダルマみたいな出鱈目ばかりのオーソンウェルズのと、皇太子の成り上がり。

近くから映し出す、戦争シーンのドンチャカ騒ぎで馬の速さや砂埃で一人一人の躍動感がすごい。その中で、ダルマみたいなオ
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

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酪農の難しさ、牛や羊を育てて売るまで1日も休まることがない。雄大な自然のシーンは少なく、羊のくそや小屋の地面など酪農の生活のリアルを映し出している。

父親が歩けなくなったことをきっかけに、ジョニーは
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4匹の蝿(1971年製作の映画)

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ふざけたストーリー。
全ての殺され方の演出がうますぎて、殺され待ちだった。
ドラム音から始まるオープニングが爽快で、ドラムがドカドカなってると緊張しちゃう。
死人の目玉取り出して、最後に見た映像を最先
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三人の女(1977年製作の映画)

5.0

フワフワ夢のようで、登場人物の話が噛み合っていないし通じていない。しかも、そのことを誰も不思議に思わず気の抜けるような音楽とともに映画が進む。
単純に怖い。
ずっと変なんだけど、後半の事件以降もっと変
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クリスチーネ・F(1981年製作の映画)

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デヴィッドボウイが出てるということで。

ポップは映画かと思ったら、子どもたちがドラッグで壊れていく残酷な映画だった。ボウイのかっこいいライブ映像の後は、ドラッグに溺れた若いカップル、子どもたちの中毒
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ウイークエンド(1967年製作の映画)

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車を運転するの怖すぎる。
渋滞もクラクションも嫌。
映画が爆発してる。

ビリディアナ(1960年製作の映画)

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報われない信仰心。
欲望のまま、そんなの関係ねぇ状態で覚醒した人たちが暴れまくる。
ちょっとやそっとじゃ、人は変われないよな。
静かに進んでいたけど、鬱憤を晴らすようなクライマックスの騒ぎは怖さを感じ
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残像(2016年製作の映画)

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政治と独立した芸術の自由の為に、ソ連に反発した男のその後。

教授職を失い、免許も剥奪、食うものさえなくなる。人生を捧げてきた道具である絵具でさえ買えない残酷さ。
社会主義のリーダーたちを描くというプ
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世代(1954年製作の映画)

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若さゆえに怒りゆえに、なんとかなるさ精神で無謀に反ナチ活動に飛び込んでいき散っていく。
無力と分りながらも感化されて、追い詰められめて螺旋階段を登っていく姿は凄まじく緊張する。
若者たちの団体とおじさ
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ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

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ボロボロの2人。
長くは続かない一瞬の愛が爆発するシーンの切り替わりが盛り沢山。
アレックスの独占欲が生々しい。一緒にいたい為に不幸に陥れ、駅の広告を全焼するシーンは狂気。
アレックスは追いかけ続けて
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

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オクジャを追跡してから脱出までがテンポ最高で見事。市街地、高速道路、トンネル、デパ地下、橋、海へジャンプ。
一瞬も止まるなことなく状況が変化する。カーアクションっていいよな。

パレードでの救出は、盛
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