田中絹代の老後の面倒を看たがったり押し付けあったりとたらい回しにする千葉県成田市を舞台にした裏東京物語。
田中絹代(完全主演)が亡くなる1年9ヵ月前で
西条秀樹デビュー3年4ヵ月後の作品。
アイドル>>続きを読む
寺島まゆみはお獅子みたいなご面相なのに長い時間眺めてられる不思議な女優さんだけど基本はコメディエンヌなのに本作は笑い少なめで残念。
女の情念の塊のような倉吉朝子や有閑マダム女優志摩いづみより青い珊瑚礁>>続きを読む
『サード』(テニス部役)と本作という1978年を代表する作品に出演した志方亜紀子が全然話題にならない理由。
顔が幼くセクシーじゃない。
セックスシーンが綺麗じゃない。
その後も女優として華々しく活>>続きを読む
おい極道!われー舐めとんのか岐阜を舞台にしたなら金華山のひとつも岐阜城のひとつも写さんかい。
それから不良番長よ梅宮辰夫が乗るバイクのスロットル音が仮面ライダーのサイクロン号のそれと同じなのはどうゆ>>続きを読む
テレビドラマの「モテキ」で満島ひかりが本作のロケ地を聖地巡礼するシーンがとてもよかったけど本編はもっとよい。
ナズナ=あんなにエロい小学生を前にしたら同学年の花火が丸いの平べったいのと言ってる少年では>>続きを読む
前作『紫右京之介巡察記』の後編にして復讐編。
前作で敵方の忍者を演じたイケメン時代の曽根晴美を子供扱いにする隻腕の敵用心棒の内田良平が好演。東映時代劇に彼が出演すると作品が締まるね。
ラストにシリーズ>>続きを読む
続編の『紫右京之介逆一文字斬り』と合わせて1本の映画のため中途半端に終わるのが惜しい。
女優陣(ちょっとしかでない千原しのぶ以外)魅力に欠けるのが惜しい。
正義感が強く生真面目なため巡察使仲間には>>続きを読む
「前略おふくろ様」や「大都会」の再放送で倉本フリークだった頃に見たのでキネ旬の読者投票で1位にして送った覚えがあるが再見するとそれほどじゃない。ただこの頃の竹下景子は可愛い。
各社1本立大作風の映画を>>続きを読む
第2東映で一流監督が2流キャストでつくった飛びっ切りな股旅もの。
やっぱりローアングルの股抜きカットが劇画みたいで素晴らしい。
ヨーヨーのかわりにけん玉を武器に全編 南野陽子のスケバン刑事リスペクトの爆笑ピンク。
『痴漢電車 気分は絶頂』では申し訳なさそうに(ピンサロの有線)「時をかける少女」を流していた渡辺元嗣監督がここでは>>続きを読む
冒頭の1000年にひとりパロが一番笑えたお金をかけた月曜ドラマランドのような和風活劇。
堂本剛の演技を見て『幕末青春グラフィティRonin坂本竜馬』で高杉晋作を演じた吉田拓郎リスペクトを感じ好感。>>続きを読む
松田定次が『鳳城の花嫁』と同じ年に撮った明朗時代劇の傑作だがなぜか埋もれているのが惜しい。
中村錦之助と田中春男の道中師コンビが旅の途中で助けた大店の娘の長谷川裕見子とその女中の大川恵子とケンカしなが>>続きを読む
注射シーンとか見ると俳優のクセに注射打ってるんじゃないよ!今回は失敗するんじゃないかと毎回スクリーンから目をそらすぼくだから目をそらすシーン多し。
劇伴がないところの不安感がハンパないサスペンス映画の>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ウルトラマンAのヤプール人みたいな宇宙人はアボットとコステロじゃなくてアボットとバニラであってほしかった。
あと中国に忖度しすぎのような・・・
黒澤『姿三四郎』では役名を小夜に改悪されてたがこの喜八版は富田常雄の原作通りの乙美で安心。しかも秋吉久美子が可憐に演じていて撮影が木村大作なためか谷川岳を和装で太腿チラしながら登らされる神展開に爆笑・>>続きを読む
洋楽の懐かしポップスがラジオから流れてきたり出演者が演奏したりで、レベッカや聖子ちゃんが挿入歌だったりのJポップの大物作詞家監督作で女の子にモテたいためバンド始めました映画。
全体的にオシャレな雰囲>>続きを読む
杉咲花と市原隼人の「まんじ」というイントネーションが江戸っ子らしからぬ響きで気になるも丹下左膳の現代解釈血糊ドバッっ版ぽく面白い、ただ笑いの要素不足。
ヒットしてないようだがジャニーさんが怒って封印す>>続きを読む
原作は山田太一のドラマ化に適さない題材の小説。
67歳という設定の石田えりが40代20代10代と段々に若返りその秘密を知る細川俊之がその驚異の肉体に溺れる“世にも奇妙な物語”的セックスファンタジー。>>続きを読む
山田太一ドラマも映画版ともなると頑固な校長先生(三國連太郎)の娘(松坂慶子)と漁師の網元(佐野浅夫・赤木春恵)の息子による劣化版ロミオとジュリエットにしかみえない。
ゼフィレッリとちがって松坂慶子を>>続きを読む
ジャングルを彷徨う兵隊さんと民間人、救いの神が宿敵だと思い込む頭のかたい隊長。コレでは勝てませんね。
昭和ゴジラはプロレスと揶揄されたけど怪獣映画も大きく括るとやっぱりホラーなんだと納得。
ジャング>>続きを読む
木築沙絵子は箱の中に入るぼど小っちゃボディ(引きだと松野明美みたい)だが艶技はエロい。
ロマンXの過去鑑賞作は女優のアクメ声よりバイブ音や浣腸ブリブリ音や遠隔ローターウィーン音の方が強く見終わった後>>続きを読む
本作のクズっぷりを見て内田吐夢は『宮本武蔵』の又八を木村功にオファーしたんじゃないかと本気で思う。
アル中で中二病の木村功と夫婦になった作家先生(山村聡)のお嬢さん香川京子との間に破滅的結末がくるん>>続きを読む
弟の成績が落ちたのは友達が悪いからと勘繰る姉(岡田茉莉子)とやっぱり弟(田村正和)の様子が変なのは友達のせいと婆や(東山千栄子)から訊かされている兄(吉田輝雄)がケンカしながら好き同士になるラブコメ。>>続きを読む
川村元気って小説も書いてたけど漫画も描いてたんだ「企画プロデュース」って題の・・・えっえっ・・・このエンドロール変わっててテンションあがるなあ。。
CS再放送中の「重版出来!」が超面白く今日明日と放>>続きを読む
御前試合で負け妻(風見章子)に罵られた武士(大友柳太朗)が真剣でその相手を討ち果たし仇持ちになり、荒くれ者集団の頭の家に身を寄せたがその娘(千原しのぶ)に惚れられいざ崇弾寺馬場で正々堂々の対決の場に千>>続きを読む
ふた昔前のオカルト番組は弟子に憑依させてイタコ芸を披露する(「貞子vs伽揶子」)ものが主流だったが今世紀にはいって残留思念を頼りに行方不明者を捜すモノにとって代わった残留思念捜査官はアメリカでは事件解>>続きを読む
見るべきは松方や室田や拓ボンや西田良(代表作かも)たちの死にざまと妙に明るくしゃぶセックスする片桐竜次のシークエンス。小林旭はもったい付けてるだけで重い。
広島ヤクザは原爆で一家全滅した人の土地を勝>>続きを読む
言わずと知れた尾道の夏を切りとった傑作。
ラストシーンを撮影した大林千茱萸は天才!ワンテイクだったんだろうか。
近年の大林映画のように劇判がうるさくないのも良い。
中学生にあって親の存在が大きいのも良>>続きを読む
相米慎二のチーフだった榎戸耕史のデビュー作で三浦友和、鶴見辰吾、河合美智子、寺田農、木之元亮、速水典子ら相米映画ゆかりの俳優が御祝儀出演するが相米が死んだ現在見るとオマージュ映画にみえる。
脚本に丸>>続きを読む
本作の原作者は岐阜市出身の同い年で本名をマスダといったがそれじゃあピンクレディーになっちゃうからペンネームを本田恵子にした、当時のクラスメートに聞いた話しだがたぶん本当だろう。
主演の青田浩子はヘル>>続きを読む
約2年間続いた大川橋蔵マイブームも終焉の時が来たようだ。
『若様やくざ 江戸っ子天狗』と『大勝負』も見たけどのれなかったのでレビューあげてないし。
笹川繁蔵(大川橋蔵)と飯岡助五郎(遠藤辰雄)の対決>>続きを読む
事故に遭い同じ一日に閉じ込められた女性(牧瀬里穂)と楳図かずお「漂流教室」の母親のように彼女と時空を超えて電話が繋がった青年(中村勘太郎)とのファンタスティックラブストーリー。
閉じ込められた一日には>>続きを読む
寅さんと同時上映だった前田陽一『神様がくれた赤ん坊』は本作のリメイク、『狐がくれた赤ん坊』の作り直しと勘違い人が多いので一言。
東京から佐田啓二と岡田茉莉子の疑似カップルがスクリューボールコメディみ>>続きを読む
愛知県一宮映画。本作の最大の特徴はコダックのデイライトフィルム(撮影篠田昇)を使用してること、このフィルムを使うと裸電球も幻想的に写り貧乏臭さがなくなる。
織物業を営む父親(常田富士男)の死をきっか>>続きを読む
東映時代劇を見てると技斗はほぼ100%足立伶二郎とクレジットされてるが本シリーズは別人のごとく素晴らしい殺陣を見せてくれてありがとうございます。お見逸れしました。
ぼくは、第2部>完結編>第1部の順>>続きを読む
もう机龍之介はゴジラや王蟲や火の鳥みたいな存在。
廻りはガヤガヤうるさいが本人は我関せずで運命に身を任せている。
それと月形龍之介演じる錦之助・丘さとみの味方になる盗賊?が粋で身のこなしや話しことば>>続きを読む