犬さんの映画レビュー・感想・評価 - 64ページ目

犬

映画(3309)
ドラマ(0)
アニメ(0)

フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

-

元々精神的に異常なんだろうけど、渋滞の苛立ちから始まりわらしべ長者のように武器も事態の大きさもグレードアップしていくのが面白い。そして最後にタイトルの如くフォーリングダウン、あっぱれ。

KOTOKO(2011年製作の映画)

-

そこらの下手なホラーよりホラーだけど、Coccoのガチすぎる芝居にただただ唖然。

ローマの休日(1953年製作の映画)

-

これは確かに色褪せぬ不朽の名作だわ。どんだけヘプバーン可愛いんだよ。途中ヘプバーンとキスしたデブのおっさん役得すぎるだろ。

クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)

-

予告のかっこよさにセンサーが反応し、冒頭のセンスあるCMっぽい演出に期待値が高まるものの、蓋を開けてみれば毒にも薬にもならない世にも奇妙な物語のようなオムニバス作品だった。

一話目の園子温×稲垣吾郎
>>続きを読む

ミスミソウ(2017年製作の映画)

-

前半で描かれるイジメ描写は、その陰湿さや細かい台詞が妙に生々しくて他の作品と比べてもありきたりを感じなかった。対して後半の殺戮は原作未読でも忠実なんだろうなと思わせるほどのあれやこれやのスプラッター祭>>続きを読む

ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

-

あの『スターウォーズ』でさえSFジャンルということで興味が湧かないほどの自分なので宇宙人がガッツリ出てくるようなSF作品はめちゃくちゃ久しぶりの鑑賞な気がする。じゃあなんでこの作品は観たのかって言われ>>続きを読む

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

-

またこのコンビかよ!この前の『フライトゲーム』で飛行機から電車に乗り換えただけで内容ほぼ一緒じゃねえか!だけどそれでいいんだよそれが面白えんだよ!いくら似たような内容でもジャウム監督が作ってリーアムニ>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

5.0

台詞一つ一つが名言であり、亀のフレームインからのハリーディーンスタントンに捧げるエンディング、、最後の最後まで最高お手上げ。作品自体が愛おしい。

ニワトリ★スター(2018年製作の映画)

-

窪塚洋介の『ピンポン』や、湯浅監督の『マインドゲーム』を彷彿させるようなトリッキーな世界観を纏っていて「もしかしたら傑作説」があったけど、全体を通して観るとアニメやバイオレンスのバランスが悪くて素直に>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

-

前半は雰囲気で付いていくしかないほどの知識と用語と情報量が飛び交い、常に相関図や解説が欲しいと思ってしまう展開だけど、後半はメリルストリープの覚悟やトムハンクスのジャーナリズム精神が「報道の自由」を加>>続きを読む

アイスと雨音(2017年製作の映画)

-

この作品において74分ワンカットは衝撃ではなく意欲にしか過ぎないことで、これからの世代を担う若き彼ら彼女らのオンオフ含め日常も非日常も全て芝居で形成されているその瞬間瞬間が生きている。

正直、MOR
>>続きを読む

ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

-

冒頭から千早の台詞にシアター内は一体感を生み、作品にグッとのめり込む。

恋愛模様としても楽しめるし相変わらずスポ根ものとしても楽しめる作品であり、最終章ということで突き抜けるものはなかったが上の句、
>>続きを読む

坂道のアポロン(2017年製作の映画)

-

千がドラムを叩き始めるシーンや文化祭での即興セッションなどのカメラワークが『セッション』意識しすぎなの笑っちゃったけど、やっぱりあのカメラワークや力強いドラムは観ててワクワクしてしまう。

ジャズの曲
>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

-

恐らく今年のアカデミー賞作品賞は『シェイプオブウォーター』か『スリービルボード』という予想で賑わっていたけど、『ムーンライト』に続いてこの作品が選ばれたことに時代が追いついてきてることを実感した。>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.0

実録物続きのイーストウッドだが、蛇足と思われているシーンはこの作品にとって一切無駄ではなく寧ろ15時17分のその運命に繋がる布石として必然的なものであり、近年の実録物としては無駄を削ぎ落としまくった究>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

-

別に大したことではないのだが、個人的には冒頭だけで5億点差し上げたくなるような掴まれっぷり。不可解であり不条理な歯車が狂い始めるのは中盤からなんだけど、バリーコーガンがそこにいるだけで雰囲気が恐ろしす>>続きを読む

ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

-

観るか迷っていたけど見逃さなくてよかったと思える良作。紛争地帯を舞台にしているが国際活動家たちキャラクターのノリと音楽とテンポの良さで重苦しくならないが戦争については考えさせられる口当たりの良さ。>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

-

マーベルに求めているのは今まで観たことないド派手な超爽快アクションしかないからそう言った意味では盛り上がりに欠けるし、娯楽としての期待値を上回ることはなかった。

ブラックパンサー単体だとスパイダーマ
>>続きを読む

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

-

脚本が凝ってるというかオリジナリティが凄いなーと思ったら実話ベースだったのね。これまた人生は小説よりも奇なりな作品なんだけど、主演のクメイル本人が脚本と出演を兼任しているからか人種差別や文化の壁が絡ん>>続きを読む