Tinscowさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

Tinscow

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リング(1998年製作の映画)

3.4

呪いのビデオテープと画面から這い出る貞子という設定がやっぱり素晴らしいと思うのです。
それが全てといっても過言ではないと思うのです。

抱擁のかけら(2009年製作の映画)

3.9

アルモドバル映画はいつだって刺激的!
これまたゾクゾクする人間ドラマ。
2時間に濃縮された昼ドラのよう。

なんといっても妖艶で美しいペネロペクルスが魅力的すぎる。洋服にインテリアに食材に、効果的に使
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アンジェリカの微笑み(2010年製作の映画)

3.3

写真家の青年が美しい娘の亡骸を撮影した瞬間恋に落ちる、という概要だけ聞くと、なんかとんでもない設定だなー、、
倒錯した話かなー、、と思ったけど、そういうテイストではなくあくまで幻想的な物語。

娘の幻
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カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

3.3

今観といて良かった。
主演の濱津さんすっかりCMやドラマで見るようになったので、なんかこういう作品で見ると安心感がある。

ゴジラVSデストロイア(1995年製作の映画)

3.4

体を赤く発光させるメルトダウン寸前ゴジラが他のゴジラよりも緊迫感があって好き。

等身大デストロイアの攻撃は、往年の円谷作品を見ているようで、なんとも懐かしい気分になった。

デストロイアとゴジラが都
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ブロンド少女は過激に美しく(2009年製作の映画)

3.5

向かいの窓の娘に恋をする。
ヨーロッパ独特の街並みでしか成し得ない憧れのシチュエーション。

突然観客を突き放すようなラスト、、ええー!?ってちょっとショック。オリヴェイラ作品の鑑賞はまだ数本だけど、
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コロンブス 永遠の海(2007年製作の映画)

3.3

この作品の4年前の「永遠の語らい」がオリヴェイラ監督の初体験で、その後観る機会がなく、これが2作目。

ピアノの調べとポルトガルの街並み、異国情緒たっぷり。まるで旅行しているかのような体験をさせてくれ
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.8

宇宙飛行の技術面にアプローチしたり、所謂SF色を押し出した作品とは一線を画する。

「白人が月へ行くから」と何度も繰り返される風刺がきいた歌。
多額の税金を使って月へ行くことへの反対運動があったことも
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ゴジラVSメカゴジラ(1993年製作の映画)

3.1

さすがに90年代ともなると、メカゴジラのデザインは洗練されててカッコいいね。

でも、ゴジラを倒すための兵器メカをゴジラと同じ形状、似たスペックにする必要があるのか、、なんて野暮なことは聞いちゃダメ。

ホワイト・ライズ(2004年製作の映画)

3.7

それぞれのキャラクターの視点で時系列も分割して見せる演出、構成が面白いね。

「人間て恋に落ちるとおかしくなる」
うん、確かに確かに(笑)
周りを不幸にしないと幸せになれない男女はどこにでもいつの時代
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残酷で異常(2014年製作の映画)

3.6

普通?のタイムループものと違って、後半は推察しないとわからない部分が多い。
邦題がおかしいのが残念ですが、良くできた面白い作品でした。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.8

青春、恋愛、友情、人生の教訓が詰まっているドラマチックなコメディ映画。
久しぶりにポジティブな映画を観た気がする。

いやーインド映画ってほんと面白いの多い、恐るべし。
冒頭の飛行機のシーンから、なん
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欲望の旅(2003年製作の映画)

3.6

ポーラXのエカテリーナ・ゴルベワ主演ということで鑑賞。
健康美の逆、不健康美という表現がいいのかわからないけど、なんとも退廃的な美しさ、幸薄い美人ぶりがこの作品でも発揮されている。

登場人物ほぼ主演
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いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

3.3

洒落たインテリコメディ。
テンポ良かったからか1作目よりは見やすかった。
貨物列車アクションが一番面白かった。

ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)

3.2

日米輸入摩擦の少しあとだったくらいか、冒頭はアメリカへの皮肉がすごい。

ビオランテ、インパクトあるのに出演シーン少なくて残念。
でも、ラストの醜悪なビオランテの姿は、昭和の特撮ヒーローのラスボスのよ
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GODZILLA ゴジラ(1998年製作の映画)

2.2

インデペンデンスデイのエメリッヒ監督がハリウッド版ゴジラを撮る!
しかもジャン・レノ出演。
しかもラルクの曲が使用される。
ってことで当時ワクワクしたなー。

でもそのワクワクを見事に裏切ってくれた。
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トゥームレイダー(2001年製作の映画)

3.3

映画がゲーム化されるのは昔からあったけど、その逆パターンは当時すげーなーと思った。
バイオハザードと同じパターンだね。

このゲームめちゃくちゃ好きだったけど、映画はけっこうその世界観再現してて(アン
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オマールの壁(2013年製作の映画)

3.6

腐ってる政権に国民が怒り震えてる日本の方がはるかに平和なんだと思い知らされた。

街中を走って跳ねてよじ登って、秘密警察から逃げるシーンはスリル満点、ハラハラドキドキ。
そして衝撃のラスト、こういう終
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本当の目的(2015年製作の映画)

3.6

独特の陰鬱な雰囲気けっこう好き。
いい感じに重かったし。

日本で上映したのかな?だとしたらヒューマントラストで上映してそうな映画。

ステキな金縛り(2010年製作の映画)

3.1

設定は面白いですよね。
キャストも豪華。

笑い所も随所にあるんだけど、三谷監督の苦手な部分が出ちゃってる。

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.8

テンポ良く進むストーリーが短い時間にうまくまとまっていて、衝撃のラスト。

未来を写した子どもたち(2004年製作の映画)

3.1

決してみんな良い方向に進んだわけではないラストが、ドキュメンタリーならではのリアリティーを感じる。

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.3

またしても東野涙腺マジックにやられた。
脳死という医療、倫理、法律など各分野で非常に取り扱いの難しいテーマの作品。

「生きてる死体にしておけない」
この一言がこの映画を端的に表し、ぐさりと刺さる。
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.1

子供の頃学校で習った隠れキリシタン弾圧では絶対にわからないその惨さ。

無宗教の自分には、踏み絵の葛藤がわからない。
自分が心から尊敬し信じ愛している人の写真だったら、、、と置き換えると理解できる。
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.0

ハードル上げすぎたかな?
他レビューにあるような驚きや切なさなどあまり感じることができず。。
既視感はどうしようもないです。

カメラアングルや音の恐怖演出は古典的(いい意味で)で割りと好き。

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.8

正直1はビミョーだったけど、この続編は快作!これ観るために1作目観といて良かった。

その年のナイスなゾンビの殺し方を表彰するゾンビオブザイヤーとか、ブラックユーモア満載。軽快ポップな世界観とロックな
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ソハの地下水道(2011年製作の映画)

3.5

現代では貧困の象徴として描かれることが多い地下、地底。
戦時下のこの物語においては、決して光を見ることができない迫害された人が暮らす場所。

そんな下水道で14ヵ月も隠れて暮らし命を繋いだ史実。
自粛
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死の谷間(2015年製作の映画)

2.5

あらすじから期待した壮大さ、終末感を感じることができず、終わり方もなんだかなぁー感が強かった。
あからさまでなくても、ディストピア世界観や聖書を題材としたストーリーがなくて残念。

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.0

これがかのテリーギリアムワールド炸裂の名作かぁ。
脈絡のない夢をずっと見せられてる感じ。デビットリンチとはまた違った不条理ファンタジーっていうの?
退廃した近未来世界だとデリカテッセンの方が好きだなぁ
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.3

本人の苦悩よりも恋人の苦悩にフォーカスを当てた見せ方が、この手の他作品とは違った印象。

またそういったごく身近な第三者視点を入れることで、難しくなりがちな社会派作品ではなく、激しく切ない純愛映画とし
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回路(2000年製作の映画)

2.6

パソコン好きな人が「インターネットを始める」時代。インターネット黎明期ならではの主人公のリテラシーの低さが今観ると気になってしまう。

2000年当時活躍してた人達がキャストで懐かしい気分になった。今
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画家と庭師とカンパーニュ(2007年製作の映画)

3.3

おじさんの友情物語は静かだけど、落ち着いて観れる心安らぐ作品。

ゲーム(1997年製作の映画)

3.7

名作セブンの後の作品ということで、みんなかなり期待して勝手にハードルを上げた結果、ラストに怒る人が多かったね。

ラストまでの見せ方は巧かったし、ハラハラドキドキさせられたから、十分楽しませてもらった
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ジョナサン ふたつの顔の男(2018年製作の映画)

3.2

テーマ、雰囲気は悪くないのだが、イマイチ盛り上がりに欠けたまま終わった。
暗転をうまく利用して人格が入れ替わる、という程でもない。

もし自分が二重人格だったら…
睡眠はもう一人の自分の時間に済ませて
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