Tinscowさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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家族の灯り(2012年製作の映画)

3.0

ほぼ一つの部屋でカメラ固定の会話劇。
腰据えて集中して観ないと内容がわからない。。

2012年の作品にジャンヌモローが出演していたのが一番の驚き。

欲望のあいまいな対象(1977年製作の映画)

3.3

おじさんはいつだって不憫。

いやーな予感がしてたけど、やっぱりなラスト。。

オリヴェイラ監督の「永遠の語らい」のラストを彷彿とさせますが、オリヴェイラ監督は影響受けているんですかねー?

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.4

サメに襲われた美女の海上サバイバル。
ドキドキハラハラ以上に痛い、痛い、痛い( :゚皿゚)
人気のないビーチで遊んだらいかんね。

登場人物は少なくストーリーもシンプル、ラストも良かった。

PK(2014年製作の映画)

3.7

宇宙人目線にすることで、地球のタブーを描けるってことか。
しかも宗教をコミカルに(=皮肉)エンタメにしちゃうなんて、天才か。

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.3

公開当時6歳で母親と鑑賞した以来、まさか劇場で再び鑑賞できる日が来るとは。
ナウシカの魅力は、その秩序が崩壊した世界観かなと個人的には思います。

人間、動物、昆虫、この世界で何故昆虫が一番小さいのか
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.4

こんな振る舞いができたらなぁ、、と主人公に憧れてしまう。
子供の頃、不良に憧れたのに近い感覚。

やっぱりジャックニコルソンは素晴らしい名優。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.9

ナチス軍による爆撃、銃弾をなんとかかわし、死体を退いて逃げる様は想像以上に壮絶だった。想像を絶する過酷なロケだったことでしょう。

延々と続く廃墟と瓦礫の街、この絶望的な光景もどうやって撮影したのかと
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ゼイラム(1991年製作の映画)

3.0

THE雨宮慶太なゼイラムのクリーチャーデザインがやっぱりいい。
能面のような二つ目の顔なんか子供の頃見たらトラウマになってたね。

骨組になったゼイラムのクレイメーションのような動きはその後の牙狼に通
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透明人間(2019年製作の映画)

4.3

この空間に透明人間がいるのか?と思わせるカメラワークや演技で透明人間の存在を表現する演出にドキドキ。

そろそろ来るか来るかという状況の中、ついに視覚的に正体が明かされたときは鳥肌。このカタルシスを再
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.5

ビジュアルや音に頼る恐怖の演出ではなく、解剖する過程で判明していくショッキングな事実、それらがじわじわと迫りながら、観ているこちら側も逃げ場をなくしていく感覚。
全体的に丁寧な描写も良かった。

解剖
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ザ・ドア 交差する世界(2009年製作の映画)

3.3

過去の自分と同じ時間に存在してしまうパラドックスをこういうパターンで進めてしまったのか、なるほど。

設定とかストーリーとかいいんだけど、なんか思ったよりハラハラドキドキワクワクしなかった謎。

ブルックリン(2015年製作の映画)

3.3

主演のシアーシャローナン初めて見たけど、素朴な可愛さがいいですね。
少し山本美月に似てて。

イタリア人彼氏の実家に行くにあたり、パスタの食べ方を練習するとことか健気で可愛かった。

さほどドラマチッ
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愛してる、愛してない...(2002年製作の映画)

3.9

フレンチポップなジャケットだけを頼りに軽い気持ちでオシャレな恋愛映画を期待した人を突き放す快作。

ジャンル的には恋愛ドラマのようだけど、これはもはやサイコホラー(笑)
オドレイトトゥはこういうサイコ
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クラークス(1994年製作の映画)

2.8

延々と続くこのユルい感じが好きな人にはいいかも。会話も品がないし。
ところどころクスっとはなったけど、モノクロにしてる意味もわからなかったし、自分には刺さらなかったなー。

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

2.8

車という密室空間の中の一人芝居。
淡々と進んで淡々と終わる。

掛かってくる電話の会話だけでストーリーを成立させるのはアイデアとして面白いし、役者の演技力にかなり頼られる。

それにしてもセリフの中に
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.4

設定とあらすじだけで面白さ満載のSFサスペンス。
よくこんな設定考えるなー。

こんな未来あり得ない?
倫理的にはそうかもしれないけど、絵空事ではないリアリティーが描かれている。科学的側面はもうすぐそ
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日本沈没(1973年製作の映画)

3.3

幼い頃母親にラストシーンの話をされて、子供ながらに言い知れぬ恐怖を覚え、それがずっと忘れられないまま大人になった。

今だったらネタバレやろ!って話なんだけど(笑)
なので、オチだけ知っている状態で、
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美女と液体人間(1958年製作の映画)

3.2

昭和33年、東京タワーができた年にこの特撮はすごい。テレビ番組は完全に白黒の時代にオールカラーてのがそもそもすごい。

その後のウルトラQやウルトラマン(セブンか?)の怪奇な話を彷彿とさせる。
なんと
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ワイルドライフ(2018年製作の映画)

3.4

最低な母親。ただただ息子が可哀想。
子供を巻き込んではいけない場面に子供がいるのが見ていて辛い。

普通だったら当分トラウマ抱えて生きていくか、グレる。
けど、この子はほんとに良い息子。

ラストは救
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

2.8

評価高いから期待しすぎちゃった。
人形の怖さが好きな人はいいかも。

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.4

普通答えづらい子供のどんな質問にも、真面目に正確に、学術的に答える父親のセリフに笑った。

一言で言うと非常識なんだけど、世間の常識に縛られない、こんな振る舞いや言動に憧れる自分がいる。絶対にそうなれ
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

3.5

3ヵ月ぶりの映画館( ´∀`)
スペインの巨匠ペドロアルモドバル監督の新作ということで期待大ちゃん、これは劇場で体験せねば!

最も印象的だったのが主演のアントニオバンデラスのヴィジュアル。
え?こん
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.7

気難しい偏屈ジジイっぷりに最初イラついたが、思わず笑ってしまうやりとりがチラホラあって、気付いたらこの爺さんの動向から目が離せなくなっていた。

70年も昔の恩人(しかも助けてもらったその時だけ)その
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来る(2018年製作の映画)

3.9

不気味で嫌ーな気持ちにさせられる要素が散りばめられ、アレの正体がわからない中、じわじわと周りから追い詰められる恐怖。
得体の知れない恐怖が一番怖いと思うのです。

全然展開読めないし、意外なタイミング
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ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

2.8

「執拗で残酷なヨローナの呪い」とかジャケットのイメージとか、いろいろ期待しちゃった。

この類いのは布で覆われてる幽霊の姿の方がぞくぞくして怖い。姿をはっきり現すとがっかり。怖くない。驚ろかしオンリー
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沈黙のジェラシー(1998年製作の映画)

3.3

邦題がテレ東の「午後のロードショー」感満載。「沈黙のジェラシー」、、サイレントジェラシー?X JAPANの名曲やんけ!
ていうアホな感想は置いといて、、

ミザリー的な恐怖。ドキドキハラハラと、旦那へ
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トライアングル(2003年製作の映画)

2.7

なんか思ってたストーリーと違うなぁ、、
見終わって他の人のレビュー見て、うーん、なんだぁ?ええ!?
ち、ちがう(。-∀-)
タイムループもののトライアングルと間違えたー。。

サスペンスな雰囲気は良か
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メフィストの誘い(1995年製作の映画)

3.0

90年代ヴィジュアル系のアルバムタイトルみたいな邦題。
95年の作品だけど、映像的にそれよりももっと古く感じる。

カトリーヌドヌーヴとジョンマルコビッチがオリヴェイラ監督作品で共演するのって、「永遠
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プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

3.8

強盗犯と警察官、双方の家族の10数年に渡るけっこう壮大な物語。親子2世代のまさに宿命。

主役と視点が変わる三部構成スタイルだけど、物語の軸は繋がりつつ、時系列になっているのでわかりやすい。

そして
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愛を綴る女(2016年製作の映画)

3.3

マリオンコティヤール演じる主人公の女性の言動が怖くてちょっと引き気味で観てたけど、昼ドラ的展開と美しい風景と音楽が好みで良かった。
とはいえ、「愛を綴る」辺りから本格的に怖くなっていく。

さらっと明
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バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

2.8

前作のジャックニコルソン演じるジョーカーが魅力的すぎて、こちらの悪役はイマイチ。
ストーリーもいまひとつ盛り上がりに欠ける。

狂って暴れた直後に衣装手作りしちゃうとか、
もともとそんなに身体能力あっ
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軽蔑(1963年製作の映画)

3.3

街並み、建物、インテリア、ファッション、車、海辺、あらゆるものがオシャレで、あらゆるシーンがフォトジェニック。

これが同じ時代の日本だと古くさくてしょうがない。日本人特有の?ヨーロッパコンプレックス
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嗤う分身(2013年製作の映画)

3.3

薄暗い琥珀色のセットで、何故か退廃的な近未来の世界観を表現してしまう謎。
その世界観に妙にマッチする昭和歌謡曲。

突然現れたもう一人の自分は妄想なのか憧れなのか、答えは観客に委ねているのか、難解かつ
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.3

むうぅ、正直想い出補正だったことが否めない。スクリーンで観たときの面白さ半減。
バトルシーンのほとんどが暗すぎてなんだかよくわからないのがとても残念。と、ここまではマイナス感想。

良かったポイント。
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ゴジラ2000 ミレニアム(1999年製作の映画)

2.8

久々のゴジラ復活&ミレニアムということで、気合い入った作品ですね。
人間サイズ目線で描かれるゴジラの強襲は怖い。このゴジラの造形もけっこう好き。

ゴジラへの攻撃シーンは迫力あっていいのだが、1999
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