吉川晃司のデビュー。
アイドルというよりマンガから出てきたヒーローのようだった。
社会風刺もあり、アメリカンジョークの応酬だから、のほほんと見ている日本人には理解できないところもあり。
映画は駆け足すぎる。
毎週、地球滅亡まであと何日という脅迫観念が欲しい。
ゴジラとの戦いを終え、再び南の島に帰っていくキングコングを見送る多湖部長の後ろ姿には、
「ああ、俺の人生最大のイベントがおわっちゃったなあ…」の一言が寂しげで良い。
イントロダクションのストーンズの音はやる気にさせる。スコセッシ劇場だ。
あとは長々とゴッドファーザー的な重みのサスペンス。
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実力があれば何でも通る世界という風に受け止められるかんじで物語が進む。
監督自らがバットを握り対決することよりも別の方法で巧を丸刈りにさせないと、団体の調和を乱すだけの結果にならないか。
言葉が違う世界のすれ違いを3つのストーリーが紡ぐ。
バベルというタイトルからして教訓めいているが、今のわかっているようで全然わかっていないデジタル世代には必要な言葉か。
リメイク版だが、オリジナルと違うのは人間ドラマが希薄なこと。映像はCGの効果がよく出ていた。
なんで誰もいない世界で電気は通じるし、車は走るの?食料もあるし。
それが全て科学だから何とかなるなんて言ったら、何でもアリじゃん。
魔法と科学は似て非なるもの。しかし、比較すると面白い。
田畑智子がナンバーワンホステスというところがミスキャスト。
作品内容は動物実験を繰り返す企業への警告ともいえるが、全体的に安い作り。
漫画とは別の脚本。
綾瀬はるかの良い面が出ていて、観ていて飽きない。漫画と思えば、細かい事を気にするのは無粋。
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2人の精神疾患の話だが、感情移入が出来ない。妙なところ(女の胸)で盛り上がる風評ならたいしたことないし、そういう演出が悪い。
そもそも夢の国なので分かりづらいし、ツッコミどころ満載。
子役の演技だけ光るものあり。
スティーブ・ジョブズって興味ない人からしたらただの変わり者。
親と子の関係に至っては、人間としておかしい。いくら自分の生い立ちが悪くてもそんなことは理由にならないね。そんなんだから独善的になるんだよ。
アンディ・ウォホールが絵を絶賛していたが、その気持ちが湧かないので、いまいちストーリーに入り込めなかった。
胡散臭い話という印象。
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前作のタケシっぽい画面作りをしつつ、丁寧に作られている。
シンジとマサルが丸くなってしまって、少し物足りない気がするが、その分チンピラの彼と彼女がいい味出してる。
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アメリカの人種差別の世界を軽いタッチで描く。但し、白人の目線だからこれで済むが、本当はもっと悲惨で諦めの連続。
時代観や役者陣を見ていても楽しめる作品。
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群像劇なので前半は人物紹介。この時間がやたらと長い。しかし、物語が走ってくると意外にもストーリーは普通の伏線繋ぎ。
但し、2011年は日本にとって辛い年だが、映画の最後に日本やタイの事と思われる「地震>>続きを読む
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自分のせいで弟が事故死。自分の未来を閉ざす主人公。この展開から復活のきっかけも全てが普通。
嵐の海の救出も大味。
どこにフォーカスしている作品だかわからない。