おねげるさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

おねげる

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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

どんなホラーかと思ったらSFで、あんな高周波で倒せるんだったら、とっくに駆逐してない?ってのが感想。おとんが殺られる時がせつない。

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.0

ほんと面白い。何年も前に観てて、面白いっていうことと、一部ネタバレを覚えていたけれど、相変わらず面白かった。 内田けんじ監督のうまさがこれでもかというぐらい堪能できます。あと、広末可愛いなあ。
よく観
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.4

楽しめました。純粋にミュージカルとして。
マイノリティに目を逸らさないこと、はて我が国でもこういうの作れるかな?昔の方がミゼットプロレスとか、見世物小屋とか、びっくり人間大集合とか、マイノリティにも居
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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

3.9

実際のロビン・ウイリアムズの人生に重なっちゃう。パッチは偶然現れた蝶にカリンを重ねておそらく自殺を思い留まったけど、実際のロビン・ウイリアムズには蝶は現れなかったんだなと。悲しい。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「怒りは怒りを来たす」

色々あったけど、やっとミルドレッドとディクソンは気づいたのだ。

親と子、白人と黒人(その他有色人種)、ノーマルとLGBT、金持ちと貧困層、健常者と障害者、世の中の人々の間に
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.8

最後に「シュテファン・ツヴァイクにインスパイアされた」とあるので調べてみたら町山さんがかなり詳しく書いておられた。
三谷作品は好きだけど「有頂天ホテル」が嫌いなので、こういうのを作って欲しかった!
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.4

ちょこちょこ寝落ちしながら、年をまたいでやっと見終えた。「12人の優しい日本人」が先だったので、あのエンターテインメントを見たら昔話のレヴェルだけど、12人目を落としたところが痛快。演劇の方が合ってる>>続きを読む

デストラップ・死の罠(1982年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

どんでん返しに次ぐどんでん返しで、第2幕からは「どうせこれも次へのフリだろう」とか余計な勘ぐりをしてしまいますが、うまく出来てる。
元が舞台劇なので、今年流行った「カメ止め」のような劇中劇。
最後結局
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.5

ベンは暴力で子どもたちを押さえつけてる
訳ではなく、徹底的に世間に抗って理想郷を築こうと教祖になるでもなく、ただただ子供たちに正しいことは何なのかということを教えているだけ。
自分も父親だが、ここまで
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

黒人を排除する目的なんだろうなと思わせておいて、実はなりたかったり、彼女だけは大丈夫と思わせておいて、実は一番危なかったり、いきなりビックリ系じゃないし、しつこく何回も生き返るみたいなやつじゃなくて良>>続きを読む

緑の光線(1986年製作の映画)

3.6

ロメールはついつい見ちゃうので注意。
デルフィーヌを見てるとイライラしちゃうし、こんな女に振り回されないジャン・ピエールみたいな男じゃないと務まらないんだろう。でも、だんだんと可愛く見えてくるデルフィ
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

4.2

なんでこうも西田敏行が出ていないだけで面白いのか!
これがほぼ遺作となってしまった細川俊之の素晴らしさ。今は亡きおヒョイさんがこれ以上ないハマり役で泣ける。いつまでも変わらない井上順。国広富之だとずっ
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.4

ニコラス・ケイジじゃなかったらもっと良かったのにと思う。暑苦し過ぎるんだ…。クソ暑い中観るのは辛いよ。

ハリー・ディーン・スタントンとリンチがこんなとこで繋がってるとか、相変わらず音楽の入れ方が無茶
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レスラー(2008年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ミッキー・ロークといえば、ボクシング世界戦勇利アルバチャコフの前座で相手を猫パンチで1RK.O.した試合。あれほどあからさまな八百長って見たことない。それまでのカッコいいイメージが台無しってそういう俳>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.9

コーエン兄弟が得意とする無慈悲な殺人鬼(他にはファーゴとか)シリーズ。感想は後ほど

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

凄すぎる演技のショーン・ペン、パッとしない人を演じさせたらピカイチのティム・ロビンス、カッコよすぎるケヴィン・ベーコン。

デイヴだけが子ども時代のトラウマを抱えているように見えるが、他の2人がもし車
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ジャズ大名(1986年製作の映画)

3.0

今だったら絶対に作れないであろう映画。前半が長い。日本に着いてからの始まりで良かったんじゃ…。
ジャズ大名とはいえ、ラグタイムなんで、もっと色んなジャズやるかと思った。ヒチリキがクラリネットになるのも
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トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

4.2

クリスチャン・スレーターって今見ると勝俣ぽくて古いな。
ヴァル・キルマーがクラレンスの見る幻想のエルヴィス役で、まだドアーズのジム・モリスンやってた頃無茶苦茶カッコいい時。今は見る影もないけど。
デニ
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.9

ハリー・ディーン・スタントンの遺作「ラッキー」鑑賞後におさらい。やっぱりこの2作は繋がっているんだなと再認識。

ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

1.5

奥崎謙三が一番可哀想な映画。時折飛び出す「俺の生き方が絶対正しい」的な無茶苦茶な論法。だったら何故37年も経ってからなのか、自分でも人殺してるし。ニューギニアの極限状態の中でまともにいられる方がおかし>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

サチオくんは、この家族がいなければどうなっていたのか、新しい恋人とくだらない人生を生きていっていたのか。

結局子どもが欲しくなかったはずの妻は実は欲しかったことも、この家族と出会わなければ分からなか
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「セブン」を観たことで、犯人役だったケヴィン・スペイシーがアカデミー取ったやつ観てないや、と見始めた本作。

最初はまともな人間がいないサイコな映画?よくある家族崩壊ものか?と思いきや、それぞれが闇を
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.7

ジョージ・クルーニー好きなので、あっさり居なくなってびっくり。まあ後で出てくるけど。
CG物凄い。中国の宇宙ステーションで卓球のラケットがクルクル回ってたのが笑った。宇宙にいきたくなくなるのは確か。

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.0

途中からバーフバリ誕生の話になって、こりゃ終わらんなと思ってたら案の定。
伝説の王好きねインドも。ムトゥ以来のインド映画、ちゃんと主人公もヒーロー然としてて、途中の踊りや歌も大仰なCGと相まって良かっ
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セブン(1995年製作の映画)

4.0

映画館で観たのが20年以上前。ケータイがほぼ存在しない時代のオールドムービーになってしまった感はあります。
結末を知って観ているので、初見のドキドキ感を思い出したくてもやっぱり無理だった。
しかし、こ
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

安藤サクラのドブ臭い息が気になっていた前半だったが、新井と別れてからそんなことが気にならなくなった。「愛のむきだし」の後に見ると尚一層安藤サクラの凄みを感じる。

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.5

1回観ただけでは分からない映画。2回目にはその奥深さに驚かされる。
1回目は何度寝たか分からないぐらい笑。ゲイリー・オールドマンは言わずもがな、コリン・ファース、カンバーバッチ、ジョン・ハート…俳優陣
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ラッキー(2017年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

良い映画だった。
リンチのストレイト・ストーリーみたいな最高のジジイ映画。ずっと一人と言っていたラッキーだけど、過去にはスペイン語を話すヒスパニックの恋人がいたんだろうな。それだけにスペイン語で歌う場
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モールス(2010年製作の映画)

3.9

これはおとぎ話だ。
let me inていう原題が映画の中でも大事なとこなのに、邦題が「モールス」って違うだろ!
ヴァンパイア系では一番好きかな。クロエちゃんが可愛い。最後結局キック・アスのヒットガー
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テッド 2(2015年製作の映画)

3.6

モーガン・フリーマンが出た分、テーマが重くなった。精液まみれになるシーンが吐きそうになったけど笑った。最後に一捻り欲しかった。

テッド(2012年製作の映画)

4.1

何度も笑ってしまう。しかしアメリカってこんなにクスリに寛容な国なの?

キャビン(2011年製作の映画)

3.3

館長がいきなり現れてシガニー・ウィーバー。エイリアンの要素も入ってる。