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絶大なる魔力を有し、人々から敬われ、時に恐れられる存在〈聖騎士〉に守られた『リオネス王国』。王国の王女エリザベスは、たった一人国を離れ、ある者たちを探す旅に出ていた。それは最強最悪の騎士団として恐れられ、国を裏切り、全聖騎士を敵に回した罪人たち──<七つの大罪>。たどり着いた一軒の酒場で、エリザベスは店主を名乗る少年・メリオダスに出会う。それは、彼女と<七つの大罪>たち、そして世界の命運を一変させるとびきりの冒険の始まりであった--!
〈七つの大罪〉の情報収集と〈豚の帽子〉亭でふるまうお酒を仕入れるためにエールで有名なバーニャの村に訪れたメリオダスたち。しかし、バーニャエールの材料である名水は、訪れた聖騎士の魔力によって水源を封じられ、枯れてしまっていた。途方に暮れるバーニャ村の人々。そこに、〈七つの大罪〉の友人だと語る村の少年が現れ!?
メリオダスたちが新たな〈七つの大罪〉を探して訪れたのは、聖騎士も恐れて近寄らないという白夢の森だった。深い霧に包まれた森で、悪戯子鬼のハイドアンドシークの妨害を受けながらも、彼らに匿われた巨人族の少女のもとに辿り着く。その少女こそが〈七つの大罪〉が一人、嫉妬の罪、サーペント・シンのディアンヌであった!
聖騎士・ギルサンダーから残りの〈七つの大罪〉の情報を聞き出すべく、彼の剣をわざと受けたメリオダス。強欲の罪、フォックス・シンと怠惰の罪、グリズリー・シンの居場所を聞き出したが、その傷は深く、強欲の罪・バンが捕えられているというバステ監獄に向かう途中で倒れてしまう。さらにバステ監獄には、バンを捕えた4人の聖騎士〈不気味な牙(ウィアード・ファング)〉が待ち構えていて!?
バステ監獄近くのダルマリーの町で傷を癒していたメリオダスは、〈ウィアード・ファング〉ゴルギウスの策略で、町の医師・ダナによって毒を飲まされてしまうが、刃折れの剣が奪われそうになった瞬間、謎の力でこれを跳ね返し、窮地を脱する。しかし、安心したのもつかの間、〈ウィアード・ファング〉は新たな攻撃を仕掛けてくる!
〈ウィアード・ファング〉ルインの幻術によって、お互いを敵だと思い攻撃し合うメリオダスとディアンヌ。しかし、エリザベスの強い意志と活躍により、幻術を解くことに成功する。その頃、バステ監獄では牢を出たバンが自身を捕えた〈ウィアード・ファング〉ジュドと対峙していた。
バンと合流したメリオダスたち。死んだとされている怠惰の罪、グリズリー・シンのキングの手がかりを求め、死者の都を目指す。近くの町で情報収集のため〈豚の帽子〉亭を営業する一行だが、バンはサボって単独行動。そんなバンを付け狙う人物が…!?
メリオダスたちの前に姿を見せたキング。しかし彼はバンに強い恨みを抱き、復讐を果たそうとしていた。何かを追いかけて死者の都を進むバンの前に立ちはだかるキング。さらに、メリオダスたちの前には彼らを追う聖騎士・ギーラが現れ...!?
ギーラに追い詰められたメリオダスたちを救ったのは、エレインの説得を受けたキングだった。神器・シャスティフォルを使い、圧倒的な強さを見せつける。一方、二人の聖騎士長ドレファスとヘンドリクセンが実権を握る王都では、一部の聖騎士たちによる不穏な動きが始まっていた。
ディアンヌの神器・ギデオンがバイゼルの町の喧嘩祭りの優勝賞品になっていることを知り、参加することにしたメリオダス、バン、キング。なんとそこには聖騎士・ハウザー、グリアモールも参加していた。さらに圧倒的な強さを見せる少女・マトローナがマントを脱ぐと〈豚の帽子〉亭の制服を着ていて!?
バイゼル喧嘩祭り1回戦最終試合、メリオダスとバンの試合が始まる。メリオダスの拳を受け、彼との出会いを思い出すバン。強奪<スナッチ>の能力を駆使し、メリオダスを追い詰めるが…!?一方、バイゼルの町ではベロニカとグリアモールがエリザベスを探し回っていた。
メリオダスVSディアンヌの喧嘩祭り決勝戦。嫉妬で怒ったディアンヌとメリオダスの真剣勝負が開始したかに思われたが、なんとジェリコ、ギーラたち聖騎士団の襲撃を受け、喧嘩祭り会場はパニックに。聖騎士たちの目的は──!?
ヘンドリクセンがベロニカに渡した女神の琥珀に封印されたメリオダスだったが、エリザベスたちの危機に封印を破って現れる。圧倒的な力を見せつけるメリオダス。しかし、その様子は普段の彼ではなく、敵はおろか味方にまで攻撃を始め!?
聖騎士たちを退けたメリオダスたちは残る〈七つの大罪〉を探して新たな旅を始めていた。一方、聖騎士ヘルブラムはオーダンの森に現れた鎧巨人を狙って、殺戮集団〈暁闇の咆哮(ドーン・ロアー)〉を差し向ける。その鎧巨人の鎧は色欲の罪、ゴート・シンのゴウセルのものであった。
〈ドーン・ロアー〉の攻撃が鎧巨人を捉えたその時、変装を解いたゴート・シン、ゴウセルが現れる。久しぶりの再会を喜ぶのもつかの間、ゴウセルは意外な行動に出て!?その頃、〈豚の帽子〉亭にはケインが訪れ、エリザベスはメリオダスの過去とリズの存在を知る。
エリザベスの言葉で戦う決意をしたメリオダス。ゴウセルが仲間に加わり、10年前の事件でメリオダスの意識を奪った人物が明らかになる。王都ではドレファスがヘンドリクセンを警戒する中、ヘンドリクセンたちが魔神復活のための儀式を始め──。
連れ去られたエリザベスを追いかけリオネス王都に突撃するメリオダス、バン、ゴウセル。迎え撃つ聖騎士たち。時を同じくして、リオネス王国に大量の兵を率いて、キャメロットの王・アーサーが現れる。ヘンドリクセンと対峙するが──!?
聖騎士たちの攻撃の中、ギーラの弟・ジールをかばい瀕死のディアンヌ。さらなる攻撃を仕掛けようとするヘルブラムたちに、ハウザーとギーラが反旗を翻し立ち向かうが、ドレファス、ギルサンダーの圧倒的な魔力の前に苦戦を強いられる。そこにゴート・シン、ゴウセルが駆けつける!!
ディアンヌを守るため、ヘルブラムと戦うキング。思い出される700年前の記憶──妖精王であったキングとディアンヌとの意外な出会い、そしてキングとヘルブラムに起こった悲しい事件。親友であった二人が交わした約束とは!?
キングとヘルブラムの戦いが終結を迎えた頃、メリオダスは刃を交えるアーサーとヘンドリクセンの前に辿り着く。エリザベスを取り戻すべく、ヘンドリクセンと対峙するメリオダス。そこにビビアンの魔術によって送りこまれたギルサンダーが現れ、メリオダス・アーサー対ギルサンダー・ヘンドリクセンの壮絶なバトルが始まる。
暴食の罪、ボア・シンのマーリンの登場により、ビビアンの野望は打ち砕かれ、メリオダスはエリザベスとの再会を果たす、一方、エレインを生き返らせるため、王国の地下神殿にある〈ケルヌンノスの角笛〉で女神族と交信するバン。望みを叶える代償として女神が提示した条件は"ある人物を殺す"ことだった。
魔神の力で復活したヘンドリクセンの手に落ちたエリザベス。追いかけるメリオダスの前に、バンが立ちはだかる。バンはエレインのためにメリオダスを殺さなければならないという。一方、ディアンヌたちは、魔神化し暴走させられた新世代たちに苦戦を強いられている。そんな中、ヘンドリクセンの前に現れたのは消えたドレファスであった。
ヘンドリクセンを追う〈七つの大罪〉はかつて妖精王の森を襲いバンに倒された〈赤き魔神〉の屍体を目にする。この魔神の力を手に入れたヘンドリクセンをバンが一蹴。しかしさらに地下深く、もう一体の魔神の屍体が。その血を体内に取り込んだヘンドリクセンは強大な魔力を手に入れ、メリオダスたちの前に立ちはだかる。
ヘンドリクセンの圧倒的な力の前に〈七つの大罪〉さえも敗北するかに見えたその時、エリザベスの力が開花する。その力によって回復したメリオダスたちは戦意を喪失した聖騎士たちを鼓舞し、ヘンドリクセンに対峙する。〈七つの大罪〉と魔神・ヘンドリクセンとの戦いが遂に決着!!
なんで1期はこんなにテンポよくて面白いのに、これ以降が矛盾まみれのストーリーになってしまうのだろうか…原作者ほんとに反省した方がいいと思う。なんなら序盤が面白いせいで余計に際立つんだよね。ほんとに…
<自分用メモ>好きなアニメ。メリオダスは悟空みたいな性格で豪快。豚のホークが可愛い。話も展開していくが分かりやすい。全員いいキャラ。それぞれがそれぞれの思いで戦う。7つの大罪に基づいた特徴があって…
(C)鈴木央・講談社/「七つの大罪」製作委員会・MBS