いめーじ

ド級編隊エグゼロスのいめーじのネタバレレビュー・内容・結末

ド級編隊エグゼロス(2020年製作のアニメ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。HEROはHとEROでできているってのまんまなバカ作品。

エロいことでエネルギーを溜める系の設定は珍しくないと思うし、敵のキセイ蟲は規制厨を連想させる象徴的な存在だけど、特に魅力があるわけではないので安直なヤツらとしか思えん。
各話の構成力も大きな差があり、作画も普通に良いってくらい(一部めちゃくちゃ酷い回あり)。
何度かあった股間が持ち上がる比喩はちょっとおもしろかった。
時々マジメっぽい雰囲気になるが微塵も危機感を感じられない。

肝心のエロはというと、パンチラ(俺は苦手)や胸揉み(大好き)はもちろん、特殊シチュエーションのバカバカしいラッキースケベが毎回用意されているので、一夜のお供に選べるシーンはあるっちゃある。ただ裸になるシーンが多すぎたから後半には裸に飽きてた。
規制も強いし、所詮は一般向け作品なので過度な期待は禁物なのだ。
ちなみに俺が一番実用性を感じたところは7話の萌萎ちゃん!7話は冒頭から上を向いて歩くことの大切さを教えてくれるし、全体的にエロバカさが極まっていて一番おもしろい回だったと思う。最終12話は一番バカしてるので非常に正しい。俺達の戦いはまだまだ続くパターンだけどキリがいい終わり方ではあった。

残念なのは、主人公がいろんな美少女にドキドキしても、根底では幼馴染一筋を貫いているからスケベに対する反応が中途半端になってしまい、星乃以外のキャラは浅いままで終わってしまったことだ。
星乃は小悪魔系とかツンツンな鉄壁精神がかわいいし、見ていて嬉しい瞬間は多かったけど、俺はもっと白雪舞姫ちゃんとか、天空寺宙ちゃんのスケベが見たかったんや!紫子も7・8話の時がとても良かったけど負けヒロインみたいな印象で終わる。一番そそるのはやっぱり萌萎だけど、単純に出番が少ないんだ…。本当に残念なことですよ。1クール内で多数のキャラのスケベバランスを取るのは難しいと思うけど、不満と言うほかない。

ED曲はサイドチェインがかかりまくってるイントロがかなりハマる。

そういえば『健全ロボ ダイミダラー』とあらゆる設定が似すぎていてビックリしちゃった。故に設定のぶっ飛び方も、エロも、ギャグも、アニメとしてのクオリティも、圧倒的にダイミダラーが勝るなと思ってしまいましたよ。ナレーションも同じ小山力也じゃねーか!まぁどっちの女の子が良いかは個人の好みによるだろうけどね。俺はどっちも好きです(素直)

いろんな意味でもっと観たい。それに尽きる。いや別に…大しておもしろかったわけじゃないんだが。