いめーじ

神霊狩/GHOST HOUNDのいめーじのネタバレレビュー・内容・結末

神霊狩/GHOST HOUND(2007年製作のアニメ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

オカルト、科学、宗教観、田舎特有の社会問題っぽいのを絡めて、トラウマとか様々な恐怖と向き合う話。
オカルトに理解のある不良とか、同級生を死に追いやった元いじめっ子とか、勇ましい小学生巫女とか、誘拐殺人事件の被害者などなど、良いキャラが揃っているね。方言で喋る点でも個性強し。
幻覚や白昼夢的なシーンも多くて大好物。
モブだったキャラがいつの間にかメインキャラまで昇格してたり、終盤に重要なキャラが集結するベタな展開も熱い。

なんだかんだ精神性の話に落ち着いたのが意外だった。抱える問題を自分の一部として受け入れたり、払拭するようなアクションを起こしてみたりと自身で納得できる答えを出せばいいって感じかな。

所々で重い割には年相応のピュアな面も目立つ良い青春モノでもあった。
音楽面も良い。