プリンセス・プリンシパルの3の情報・感想・評価

ベアトの過去が重い

ベアトが仲間になるまで。 急にスチームパンクらしいSFが入ってくる。 どっちもプリンセスへの想いは確かだからこその信頼関係が生まれていくのが面白いし1話だけでまとまってるのもすごい。 最後に叫ぶとこ、それぞれらしさが出ててすき 個人的にはスチームパンクサイボーグキャラはベアトだけじゃないと思ってる ヘルボーイのクロエネンみたいな奴居たら絶対推す

最後空から落ちるところ良い

ベアトリスがいかにチームに加わるかの物語。どんな経緯でアンジュたちを信じたのかが分かりますし、言葉よりも行動で信頼構築してく過程…テンポもだけど仕掛けたフックがことごとく面白いし、リアタイから感じてたけど、脚本・演出見事すぎ！ ベアトって生い立ちからだと相当むごいものなんだけど、それを自分で利点にしていくとある場面が感動すぎる。ここから重鎮声優たちが出られる遊びがスタートするし、サブ面でも重宝される暴れっぷりになるのよねぇ✨

【モトムーボイスの娘を求める父親どうかしてる回】 機械狂の父親の人体実験の末に喉を機械に置換させられた……？（絶句） ベアトリス掘り下げ回だが、突如とんでもない勢いの狂気をお出しさせられて困惑しまくる……いや何を考えたら娘の声がモトムーになる機械を喉につけようと思うんです？？？ 2話直後の時系列からのキャラクター掘り下げ回であり、これまでの硬派なガールズ・スパイ・アクションとは一線を画すコミカル・スパイ・アクション回だった印象です。そりゃ、今までも散々SFめいたことをやってはいましたけど、今回は注水からの潜入だったり、機銃を走りで避けたりとかなりアドベンチャー風味で荒唐無稽感は増している。 まあ、そういう回としてのリアリティ・ラインに納得はするものの、原版手に入れてから散々大声で言い争うやり取りを入れておきながら、それらは外の兵に聞こえず、モトムーボイスだけダイレクトに伝わる部分は流石に粗すぎる感じがしなくもないです。 その前の盗聴聞き分けが活きてくるシーンがあってギリギリって感じかなァ…… しかし、冒頭からアンジェはプリンセスと一緒にいられればどんな境遇でも構わないっていう激重感情っぷりを冒頭から見せつけられて「あらあらうふふ」って感じだ。 となると、最後の「大っ嫌いー！」の叫びは、百合逃避行却下への素直な憤りであり、もうご馳走様です！って感じです。アンジェ、割と本音を口に出したりするけど、つくづくその本音を嘘扱いされる子なのね……

今回はプリンセスの側近、ベアトリスの過去と成長がメイン。 喉が機械になっているのは驚きましたが、それを上手く利用したボイスチェンジはカッコ良すぎ。 ベアトリスとアンジェの仲が少し良くなって安心。