空中ブランコの8の情報・感想・評価

エピソード08
いてもたっても
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あらすじ
ルポライター、岩村義雄は強迫神経症のせいで、家の火の消し忘れが気になって仕方がない。記事の取材中にストーブのスイッチを切ったかが気になって家に帰ったり、煙草の火の始末を確認しに帰ったり、で仕事にならない日々。ついには出版社からクビを言い渡されてしまう。義雄は精神医学書を買い漁って研究し、伊良部病院に来てカウンセリングを希望するが、伊良部は「聞いても無駄」と取り合わない。果たして義雄は社会復帰できるのか?
コメント5件
つゥ

つゥ

2025-02-08
きよひ

きよひ

なんかはまってきたわ。4点
8823peメモ

8823peメモ

このコメントはネタバレを含みます

症状 強迫神経症 「どうも、福井っちです。まさしく強迫神経症の確認行為の症状ですね。誰しも気になることはあると思いますが、この病気はそれが止めどなく湧き上がり、納得できるまでなりふり構わぬ行動に出てしまう状態となります。最初のうちは本人も気づかず、やがて日常生活に支障をきたし、次第にその異常性に気づいていくのです」 「火事が怖いくせにヘビースモーカーなんだ。ヤニ臭い」 気性が荒く神経質なアライグマ 「ねえ、生真面目すぎない?もっと気楽に考えたら?火事になってるのか気にしちゃいけないって思うこと自体が気にしてることじゃん。どうせドードーめぐりになるだけだよ」 「この悪徳病院、うちの患者取っちゃってムカつくんだよねえ。これ、れっきとした行動療法だから。さ、岩村さんも投げて」「誰かに当たったらどうするんですか!」「だから、タラレバを考えないの。地球は人がいる所より、いない所の方が圧倒的に広いんだよ。そう簡単に当たらないって」「でも…」「あ、見てよ。アイツが医院長だよ。まだあんなに若いのにさ、金回りもいいみたいで、ころころ車買い替えてるし。絶対悪いことしてるよ。ね、だから気兼ねなく石投げちゃって!」「これ、本当に治療ですか?ただ日頃の恨みを晴らしてるだけじゃ…」「患者はさ、担当医師を信頼してくれないと。本に書いてなかった?強迫、治したいんでしょ?」 「明日はさ、医院長のタイヤのボルトを半分抜いてやろうよ!」「はあ?走行中にタイヤが外れたらどうするんですか!死人でますよ!」「だから、タラレバを考えないの!グフフフフッ」 「ホームレス詩人はもうないから。アイツ、超インチキ野郎で女子高生にイタズラしたんすよ。自分の記事を女子高生に見せて、安心させて近づいてったそうっす」「記事って俺が書いた?」「胸触られて女子高生がキャーッて叫んだらアイツ逃げちゃったらしいんすけどね。ま、超小物っすよ。あの手垢に塗れた人生論、胡散臭いと思ったんだよなあ」「お前、何とも思わないのか!俺たちの記事が犯罪に使われたんだぞ!」「岩村さん生真面目すぎなんすよ。前から言おうと思ってたんすけど、この仕事向いてないかも…」 「グフフフフッ、火災の原因はガス漏れよりも電気の漏電が多いっていうよね。無理しないで帰ったら?」 ホームレス詩人「戸籍売りました」 ルポライター執念の追跡 不法投棄病院!暴いたのは社会派ルポライター 「ま、いいんじゃないの?強迫のおかげで有名になったわけだし。何でも気にしすぎるからスクープものにできたんじゃないの?岩村さんさ、ルポライター天職かもね。あそうだ、思ったんだけどね、誰かうちにいればいいんじゃない?そしたら火もガスも電気も気にならないでしょ?」 「強迫神経症は、他にも汚れが極端に気になる不潔強迫、縁起などにこだわる縁起脅迫などがあります。どうも、福井っちでした」 「下宿…楽しい共同生活…誰かいればいい…か」
碧

良いことがあったからって、悪いことが無かったことにはならないと思う。 この記者さんは受け入れて生きていくのだろうか、すごいな。
三三二

三三二

潔癖症は強迫性障害ほどではないのか