空中ブランコの9の情報・感想・評価

エピソード09
天才子役
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あらすじ
「ヒロちゃんスマイル」で一世を風靡した天才子役、安川ヒロミは28歳となった今も子役時代のイメージを守り続けようとしていた。テレビ撮影中はどんなシーンでもスマイル!で、それが仇となって仕事を失う羽目になっても笑みを絶やさない。ヒロミのマネージャー、厚子はその空気を読まない病的な笑顔に耐えかね、無理やりヒロミを伊良部のもとに連れて行くが、伊良部はヒロミの事そっちのけで厚子の事を口説こうとする。
コメント5件
つゥ

つゥ

2025-02-08
きよひ

きよひ

4点
8823peメモ

8823peメモ

このコメントはネタバレを含みます

症状 自己愛性パーソナリティ障害 ★「どうも、福井っちです。自己愛性パーソナリティ障害、自分を大切に思う気持ちで心がいっぱいになり、常に賛美と称賛を求める自己中心的な欲望が肥大化した病。家族や周囲から真の愛を得られず、自分で自らを愛するしかないという寂しさの裏返しでもあります」 愛くるしい姿をした人気者…アザラシ 「まあイメージとかあんまり気にしないで気楽に考えることだよ」 「髭が伸びた安川ヒロミは、たとえ先生といえども見せられません!」 人気小役時代の産物で埋め尽くされた部屋 「見ない間に大きくなったんだね。で、今何やってんの?」「今でもヒロちゃんは健在でーす!」 ★「ぬ…濡れ場って…誰かに見られたらどうするんだ!僕のイメージ崩れるだろ!」「イメージなんてどうでもいいのにさ」 「フッ…イメージなんて元から…」〝ここでキレて下さい〟というカンペが出る中、無理して笑顔を作り続けるヒロミ 「笑顔の安川ヒロミにあんなところでキレろなんてイメージぶち壊しだよ!全く!「だったらヘラヘラ笑ってないでキレてくれれば良かったでしょ!」「な…なんだよ」 「今日の収録で分かったでしょ?誰もヒロミさんのイメージなんか気にしちゃいないってこと!」 今月いっぱいで事務所解雇の報告を受けても笑顔のヒロミ ★「ほらイメージが…外から誰かに見られたら大変なんでしょ?どうせイメージ守っても仕事ないけどね。アツコさんの言う通りだって薄々気づいてるんじゃない?思いきってさ」「思いきってどうするんです?」「そう、僕みたいなダンディな大人になるとか。でさえすれば、こんな演技食っちゃうんでしょ?でないとさ、始まらないでしょ?グフフフフッ」 ★「ところでリアリティヤンキーズに出てるってどんな役?」「え…ああ…主人公と同じクラスの…」「え?聞こえなかったけど?」「生徒Aでーす!」「えー!先生!」それも、フレームに半分しか映らなかったんでーす!」「イメージが…僕のイメージが!」「イメージなんて最初からないんじゃない?だからイメージを守るとか、イメージチェンジとか関係ないじゃん。イメージなんて自分だけの鏡。ホラ!自分しか見えない、自分だけの虚像。イメージなんか最初からないんだよ。イメージなんて元からないんだよ」「ないなんて…そんな!」 「無意識に出てしまう症状を逆に意識的に出してみて、コントロール力をつけてるという治療法もあります。災い転じて福となす、まさにミラクルDr.伊良部先生ならではの治療法です。どうも、福井っちでした」 ヒロミ、忘れ去られた元国民的子役からバラエティ番組の大スターに
碧

生きるのクソ下手度合いが二周はしていて、大して生きるのが下手でもない人のファッション的な感慨と違って納得できる。
この話面白い
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