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ふしぎの海のナディアのslowのレビュー・感想・評価

ふしぎの海のナディア(1990年製作のアニメ)
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「バリアーに勝てるのは、
バリアーだけだ。」
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庵野総監督作のスチームパンク風冒険活劇。
全体的に『天空の城ラピュタ』の雰囲気があり、敵組織はかつてのクレしん映画のようなカオスな不気味さがある。
年齢層は子供から大人まで幅広く楽しめるように作られている。

途中で制作トラブルがあったらしく、中盤の作画や内容がカオスになってた記憶がある。
それまでシリアスと明るさが丁度いいバランスだったのに突然ギャグよりの作風に変わって戸惑った。

ネモ船長のカッコ良さ、
敵組織の不気味さ、
エヴァみ溢れた心踊る劇伴の力、
…などなど良いところは色々ある。

しかし、この作品で一番魅力的なポイントは3人組の小悪党「グランディス一味」だとたいていの人が言うはず🤭

この3人組の面白さがあるからこそ、最後まで見れたと言っても過言じゃない。
最初はポケモンに出てきそうな3バカでしかなかったが、次第にナディア一行に愛着が湧き、ジャンやナディアにとって、誰よりも頼もしい家族のような存在に変わるところが胸熱だった。

映画一本分にまとめてくれたらオススメしやすいのだが、中盤ややダレるので見るなら覚悟はしたほうがいい。
ただし、つまらなかった記憶は無いので、冒険モノのジブリ作品や庵野節が好きならオススメ。

作画★★★★⭐︎
音楽★★★★★
キャラクター★★★★★
敵キャラ★★★★★
ストーリー(覚えてないため採点不可)
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