ルッキズムか
人種差別か…
不細工嫌いの女神の
支配する美男美女の
人間社会…そこに入れず
勇者の力も与えられ
なかった男の運命は？
実力のみで、駆け上がる！
「月が導く異世界道中」
非道いクソ女神に召喚されたら…。クソ女神のクソ過ぎる世界で這い上がるしかない。女神が祝福して可愛がるのは人間のみ…しかも美男美女しかいない…。リア充爆発しろ！というしかないのだが…（笑）世界の最果ての荒野に打ち捨てられた元勇者候補は申し訳なくなった現世の神、ツクヨミ様の加護で賢者以上の力を身に着け…。
神竜の力を借り、自らの魔力を融合させ出来上がる異空に眷属となった亜人を移住させ、街を作り始める辺りが面白く、（転スラと今作の原作がどちらが先かしらないので判断はまた、改めて）上位竜と災厄の蜘蛛との対決も壮絶。
水戸黄門や暴れん坊将軍の様な世直しをしながら、ストーリーは進むが…世直しが必須なのが明らかにヒューマン…とにかくゲスばかり…。面が良くてもゲスは下衆…。これルッキズムや人種差別を反映してる…故にかなり下衆い…。主人公を不細工として、女神がダメ出しするストーリーの根幹が揺るがず…迫害となって常に襲う…。不細工な当方からしても応援し、その活躍に喝采を送ってしまうわけだ（笑）
ハーレム化も竜と蜘蛛が美形に変わって迫ってくる段階で止まるのがポイント。よくよく考えると無理があるハーレム化をとめ、ストーリーや脚本で勝負しているのが◯。時代劇にヒロイン二人が引っ張っていくのもある意味個性（笑）コメディポイントになってる。
とにかく、面の良い、器用な奴が勝つ話ではない故にただのチートに終わらない点で個性が光る作品になってるのが良い。2期目が配信中なので追っかけます(^o^)
