モモモ

フリクリのモモモのレビュー・感想・評価

フリクリ(2000年製作のアニメ)
4.2
1話(7/3)
河川敷での女子高生と少年のイチャイチャに、ギターでぶん殴られてからの謎の女とのキス。おねショタってこう言う事ですよ。悪魔がどうとか何とか捲し立てて、オデコのコブかたロボットが出てきて、戦って、ギターでぶっ壊して。何が何だかわからないが、面白いの極致。兄への憧れと兄の代用。アニメ特有の省略の美学。

2話(7/4)
いじめられていたマミ美、放火の犯人もしくは原因かと思いきや、またしてもコブからロボット。自分のコブから出たロボットVS自分を吸収して戦うロボット。兄のようになりたい、兄は側にいない。何が何だかわからんが、とにかく面白い。アニメーションの歓びに満ちている。

3話(7/13)
コブは猫耳に。同級生もハーレムに加わり、長髪メガネにニャンニャン喋る軽快な女に、鶴巻成分100%。主人公を取り込んで強くなるロボ。お前はS2機関か何かなのか。学校での戦いっていいよね。アニメ作品のお約束にして欲しい。

4話(7/17)
急にエヴァのパロディみたいな野球回が始まってビックリ。好きな女を親父に取られて…モラトリアム…みたいな話から、最後には野球に立ち返る。たっくんの頭じゃ無いと駄目みたいです。

5話(7/18)
原画の異様な豪華さにも慣れました。画のテイスト(作風自体もだが)が回ごとに違う自由奔放さ。ここにきて「兄貴じゃなくて俺を見ろ!」に回帰だが、カフェ(ラブホ)に連れ込む小学生ですからね。ルパンオマージュからの怪獣バトル。キスが多いアニメは、イイ。

6話(7/20)
何が何だかわからないけど面白かった作品をたった30分で「こういう話なんですよ」と説明した上で畳んでしまう匠の最終話。やっぱエヴァ破のあのカタルシスは鶴巻監督の出汁なんだな、とフリクリを観てると再確認できる。少年が好意を自覚して想いを伝えるボーイミーツガールで終わり。1番可愛いのはナオタでフィニッシュ。上目遣いで「好き」ですよ。さいこー!
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