頭文字D Fourth Stageの8の情報・感想・評価

エピソード08
ACT.8 運命のFDバトル
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あらすじ
<プロジェクトD>次の対戦相手は、埼玉県エリアで啓介と同じFDを乗り回す岩瀬恭子だ。ある日、峠でなくしてしまった恭子の携帯を啓介が偶然拾った。運命の出会い。恭子は一瞬にして恋に落ちてしまう。そしてバトル当日、自分の対戦相手がその啓介だと知った恭子は、複雑の思いを胸にバトルに望むのだった…
コメント4件
8823peメモ

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このコメントはネタバレを含みます

★「どうした、壊れたのか?」「走ってたら急に…パワーがなくなって」「いきなりなのか?」「いえ、そうじゃないけど…一昨日くらいからなんとなく違和感があったんだけど、なんか気のせいかもしれないって思っちゃってて。でもさっき、ハッキリ分かるくらいパワーがなくなって…怖くなったから止まっちゃったの」「お前さ、ひょっとして今日、ヒルクライムを走るんじゃなかったのか?」「そ、そうなんですけど…でもこれじゃ」「ガッカリしたぜ。なんだかなあ…舐められたもんだよな俺も。同じFDだし、速そうだと思って楽しみにしてたのにな。少しでも不調を感じてたんならなんで明るいうちにチェックしとかねえんだ。マシンのメンテもロクにしねえで勝てると思われたら侵害だぜ。そんないい加減な気持ちの奴とバトルしても面白くなんかねえ」 ★「情けないよ…どうしてもっとちゃんとFDの声を聞いてあげられなかったんだろ。バカみたいに舞い上がって、その結果がこれ?悔しい…あんなにワクワクしてたのに、心からあの人と走りたいって思ってたのに。もうダメ、完全に嫌われた」 「思ったとおり、パイプのすっぽ抜けですねえ。インタークーラーのホースが劣化してたんでしょう」「直せるか?」「なんとかなるでしょう。この辺のパーツは一通り持ってきてますからね」「よし、やるそま。大至急だ」 「なあ涼介、このコースを選んだのは啓介をしごくためだって言ってたけど、あれは冗談じゃなく本気なんだろ?」「本気さ。闘争心全開のアクセルワークがアイツの信条だが、時にそれが勝ちすぎる嫌いがあるんだ。綺麗なコースならそれもハマるが、こういう所では持て余す。火のような闘争心+氷のように繊細なペダルワーク、それが今の啓介の課題なんだ」 「ばっちりブースト掛かるぜ。これでもうパワーがねえとは言わせねえぞ」「あの…ほんとになんて言ったらいいか」「いいよ、礼なんかいいからさ、気持ちは走りで返してくれ」 BGM - FLY AWAY 「先行が希望なのか?」「うん」「積極的なのはいいけど、作戦的には一本目は後追いの方がいいんじゃないのかな。俺の見る限り相手のFDはここみたいなコースに慣れていない」「ごめん、お願い。やりたいようにやらせて。私、どうしても前を走りたいの」 ★「啓介、一言だけ言っておく。バトルの最中に〝あれ…〟と思ったら思い出せ。相手はシングルタービンだってことを」「え?〈何それ、意味分かんねえよ〉」 ★「なんだかんだ言っても恭子はモチベーションで走る感覚派だからな。メンテの事で借りがあるから小細工なしで真正面からぶつかりたいんだろ。それはそれで恭子らしい」 「上手い…上手いけどなんでだ!俺が苦戦させられるほどの相手なのか?訳わかんねえ、俺がよっぽどノレてないのか?それともセッティングの失敗か?焦るな…カッカするな。とにかくクールになれ、まだ始まったばかりじゃねえか!」 ★「不思議…峠を攻めていて、こんな充実した気分になれたことない。どう足掻いても勝てる相手じゃないのに、私はただ…見てほしいだけ。今の私にできる最高の走りを。そのために先行を選んだんだもの。今だけは、あの人の意識を独占してる。それだけで私、幸せ。見ていてね、ダーリン。これが私なの」 ★「ビックリだぜ。はえーじゃん。女だと思って甘く見てたけど、完全に間違いだった。一流のロータリー乗りとして認めてやる。そうと分かれば気合を入れて仕切り直しだ!同じ13Bに遅れをとる訳にはいかねえからな。いくぞ、俺の13Bターボ!吠えまくれ!」 ★「驚いたな、今のところ互角らしいぞ」「シングルタービンでパワーを追求すれば、ドッカンターボになるのが昔からのセオリーだが、今のタービンは性能が良くて背圧が低くてもそこそこ回ってくれるんだ。そういうパワーの出方がこのコースに上手く合って乗りやすい車になっているんだろう。このコースを知り尽くしたかなり頭のいい奴が仕上げたものだ。それに比べて啓介のはツインターボ、パワーの出方がこのコースにしっくりきていない。それがハンデになって…現状では互角のバトルになっているんだ」「そこまで分かっていたんならプラクティスの時キチンとやればセッティングでなんとかなったんじゃないのか?」「いや、パワーのコントロールをセッティングに頼るようではDのどらいばとしては不満なんだ。今回の課題は、アクセルワークだと言ったはずだ。路面の状態が悪く、トラクションが掛かりにくいこのコースは、アクセルワークのトレーニングには恰好のステージだ。今の啓介はアクセルの開度を5段階ぐらいでコントロールできているとすれば、理想はそれを倍の10段階ぐらいまで増やしていく。俺も昔、そういう練習をした」 ★「同じポイントで開けても向こうはスムーズなのにこっちは無駄なスライドが出る。どう考えても俺の方がタイヤに負担を掛けてるぜ。ならどうする?開けるタイミングを遅らせるか?ダメだ、それだと離される。ポイントは変えずに、踏み方を変えるんだ。もっとデリケートに、今まで2センチ踏んだところを半分の1センチ、一呼吸ためて…もう1センチ。まだ踏みすぎか、クソッタレ!えらく難しい。こんな微妙なアクセルワークにトライするのは初めてだ」BGM - RIGHT NOW ★「凄い…ビリビリくる。背中に痛いほど熱く視線を感じる。今、間違いなく私、ダーリンと二人だけの世界にいる。楽しいよ、終わりたくない。何処までもこのまま走り続けたい!」「変な感じだぜ。いつものバトルと何か違う。この不思議な居心地の良さはなんだろうな。むちゃくちゃテンション張り詰めてるってのに…」2台のFDのテールランプの灯りが重なり合う演出◎ ★「もうゴールが近い。このままいけば二本目に入れる…」「そうか、分かったぞ兄貴!シングルタービンの弱点!情けねえ、バカすぎたぜ。なんでもっと早く気づかなかったんだ!綺麗に走れてる時は確かに速いけど、一旦それが乱れた時はモロさが出る。核心はねえけど多分、シングルターボはピーキーなんだ!」 「アクセルが踏めずにブースト圧が落ち込んだ!よしっ!タイムラグが少ないツインターボがモノを言う時だぜ!」「やだ、抜かないで…もっと続けたいよ。終わらせたくないの!行かないで、ダーリン!」
氷頭

氷頭

私のこと見て欲しいからって前選ぶの恭子可愛すぎやろ、、、ケイスケも好きや、、、
アキオ

アキオ

恭子ちゃんが可愛い。最早それだけ。
三三二

三三二

啓介🥹🥹好き🥹🥹