このレビューはネタバレを含みます
織田信長の家臣の実在の黒人侍・ヤスケを主人公にしたファンタジー時代劇。『47RONIN』や『魔界転生(まだ未見)』とかにいそうな妖術使いや化け物などなど、ごった煮ジダイゲキアニメで、制作は「呪術廻戦」「進撃の巨人」等で有名なMAPPAさんとスタッフ陣はスゴいです。
何ですが正直言うと、ごった煮に走りすぎ。そもそもこんなに面白そうな題材、これじゃいかんでしょ。
特にボクが納得いかないところは、対峙する勢力。偏見や疎外感と戦うのなら胸を打つが、相手が妖術・化け物化した偉人というのは頂けない。多様性の時代なのに前時代の発想でアウトサイダーを描く。滑稽だと思いますよ。ありのままを描けぬことは。
まあ弥助の戦う理由は好感が持てますし、王道だけどならず者らとの共闘も燃えました。要するにもっともっと革新的に出来たはず。なのでかなり減点を致しました。勿体無い！
いつかこれを破るようなアニメ、作って欲しいなぁ。
