赤毛のアンの33の情報・感想・評価

エピソード33
クィーン組の呼びかけ
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あらすじ
ステイシー先生がマリラに、アンもクィーン学院に進学するために、クィーン組に加わらないかと相談をしてきたのだ。実は、上の学校へ行って先生になるのが、アンがずっと思い描いていた夢だったのだ・・・。
コメント3件
ふたりの友情も、もうおしまいだわ
真田ピロシキ

真田ピロシキ

現実的なことしか言わなくなり徐々に子供ではなくなっていくダイアナ。類稀な想像力の申し子アンとても例外ではない。それに合わせてまた微妙に顔つきが大人びているように感じる。今回は結構ユーモアのあるジェリー・ブートが見所。これに騙されるくらいにアンはまだ純粋さが強い。『アンという名の少女』で一時期ダイアナと良い仲になっていたジェリーはここから採用されたのかもしれない。必要があろうがなかろうが、女子にも高等教育を受けられるのなら受けさせることに積極的なマリラ。現代日本の保守と称する時代錯誤のセクシストどもより遥かに立派である。
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ゆず塩

ゆず塩

このコメントはネタバレを含みます

【33話『クイーン組の呼びかけ』:(ダイアナとの喧嘩、毒リンゴの誤食、と悪いことが続くが進学の話で元気を取り戻す話)】 想像することや、結婚に対する意識について意見の食い違いが起こるアンとダイアナはケンカをしてしまう。家に帰ったアンは、毒リンゴを食べてしまって恐怖で泣き出し、遺書を書く。しかし、マリラが状況を整理してそれはジェリーブートの嘘だったと気が付く。その後、マリラから進学をすすめられて元気を取り戻すアンだった。 【おもしろポイント】 ・ダイアナが割とアンのイエスマンだったから、森の会話からダイアナの変化がわかる。 ・ダイアナの結婚式を想像して泣き出すアン(15話)だから、ダイアナと結婚の話でケンカするのは納得というか自然な気がする。 ・毒リンゴの件はいかにも嘘っぽいけど、思い込みの強いアンだから信じても変じゃない気がする。案外アンが嘘で恐怖するのは初めてかも? これはちょっと可哀相で笑えなかったかな。 ・アンが勝手に想像力を膨らませて泣いたり(15話)、遊んでてピンチになる(31話)のは笑えるけど、嘘とか外的な要因で傷つくのは笑えない、ということかな……。 【その他】 ・アンが結構少女として成長を感じる絵柄になってるなぁと感じる。
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