赤毛のアンの44の情報・感想・評価

エピソード44
クイーン学院の冬
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あらすじ
季節は冬になった。雪で交通の便が悪くなる事と、卒業試験に向けて勉強に専念するため、毎週末ごとの帰省はしなくなった。そんな時、ジョセフィンおばさんから、マシュウが以前から心臓が弱く、最近も発作で倒れたことを知る。それを聞いたアンは慌ててグリーン・ゲイブルズに向かう・・・。
コメント3件
Clary

Clary

このコメントはネタバレを含みます

5ヶ月の冬は長い.. 卒業試験まで必死なアンたち。 ずっと隠してたマシューの身体のこと、 そりゃ、アンは心配するのも当然かと。 そしてアンが成長するにつれ、 同じ時間だけ、マシューもマリラも老いてくるのよね..
当たってもキャー 転んでもキャー
ゆず塩

ゆず塩

このコメントはネタバレを含みます

44話『クイーン学院の冬』(アンがマシュウの持病を知る。そして、卒業試験を終える。) 【アンはマシュウとマリラに、卒業試験の準備で忙しく帰ることが出来ないと手紙を送る。試験まで5カ月あると、寂しがるマリラとマシュウ。 ある日、マシュウが狭心症の発作を起こして倒れる。しかしマシュウはアンには知らせるなとマリラに強く言うのだった。 ミス・バリーの元に行くアンは、マシュウの事を聞く。血相を変えてグリーンゲイブルズに帰るアン。しかしマシュウの発作は落ち着いていた。急な帰郷を3人は楽しく過ごした。 卒業試験間近、アンの部屋で勉強しているアボンリーの友人たち。夕日に魅入られたアンは「一生懸命やって勝つことの次に良いことは、一生懸命やって落ちること」と落ち着き払っていた。卒業試験の後、アンは心地よい疲労感に浸っていた。】 〈面白ポイント〉 ・アンの試験に対して「やり切ったらそれで十分」といったような落ち着きようは……説教臭いか? 「一生懸命やって落ちること」ということに救われた気持ちもあるけれど。 アンのやり切った様子が羨ましい。 ・急に帰郷したアンを迎えるマリラとマシュウが暖かくてホッとした。マシュウを心配するアンの様子も心が少し痛かった。そんなアンに淡々と対応するマリラがなんかいいな。心配かけまいとあくまで平静を装っている感じ。「あぁ、良かった来てくれて!」なんて言おうものなら、アンの負担でしかないから。マリラが心を殺している感じで、流石って気がする。 〈その他〉 奨学金の話って、アンからマシュウとマリラにしたんだっけ?