赤毛のアンの49の情報・感想・評価

エピソード49
曲り角
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あらすじ
マシュウの死、アベイ銀行の倒産で財産を失った事、マリラの失明の危機と、カスバート家は様々な事が起こった。財産を失ったことで、マリラはグリーン・ゲイブルズの家を売る事を考える。しかし、反対するアンは・・・。
コメント3件
Clary

Clary

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マリラ、マシューを失い、 財産を失い、 そして、失明の危機.. 改めて、マシューの優しさが仇となった 銀行倒産と財産喪失がなければまだ.. と思ってしまう。 クィーン校から帰ってまた見方が変わっただろうグリーンゲイブルズは アンにとってとても大切だったんだろうな。 その想いと、マリラの病状にアンは一大決心。 この決断はなんともいえない気持ちにもなるけど、 清々しく、そして決意に満ち溢れたアンの表情をみると これしか選択はなかったのだろうな、と感じる。 グリーン・ゲイブルズのアンに自らの意思で真になった時は この時なのかもしれない。
それはできないよレイチェル
ゆず塩

ゆず塩

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49話『曲がり角』(アンが進学を諦め、人生の曲がり角を曲がる話) 【目の診察をしてもらいに、名医の元へ行くマリラ。ダイアナの父や、リンド夫人はマリラやアンの生活を心配して色々と声を掛ける。 家に帰ったマリラは、失明の危険があるとアンに伝える。気力を失いそうなマリラをみて、アンの心は重くなる。 しかし、アンは自分のなすべき事を見出す。 人知れず外出するアン。 ある日、マリラはアンにグリーンゲイブルズを売ろうと考えている事を話す。貯金を失い、失明の危機に窮するマリラにとって、それ以外に選択肢はなかった。しかし、反対するアン。ここ数日アンは教職に就くために動いていた。進学を諦めたのだ。マリラは、複雑な気持ちでそれに反対するが、ガンとして意見を変える気のないアン。アンは、自分が今人生の曲がり角にいるのだと話す。マリラは、アンの決意のおかげで気力を少し取り戻すのだった。】 〈面白ポイント〉 ・「人生の曲がり角」と言うのがこんなにもシンプルだけど名言になるとはね。その前に、「私の人生は、一本道だと思っていた」、と言っているのも効いてるけど。アンの前向きさに心打たれる。 ・アンの自己犠牲は残念だけど、マリラがアンの事を考えているからまだ良いかな。あと、状況的にマリラに頑張れと流石にいえない。アンも16歳だしね。それくらいの時は、うん。まだ若いとも思えそうだし。 でも、そんな話しがあるなら、アンの親離れもいつか見てみたいな。 ・マリラがかなり弱ってるのが分かって辛い。アンの進学を止める障害が本当多いね。だから、諦めたことに説得力があるんだけども。