名無しののんべぇ

BLEACHの名無しののんべぇのレビュー・感想・評価

BLEACH(2004年製作のアニメ)
4.2
思い入れと触れてきた時間で言えば生涯ベストのアニメ。
小学生当時、アニメへの扉を開けてくれた作品。

BLEACHに心臓を撃ち抜かれた点。BLEACHが今まで自分が観てきた作品の中でトップクラスだと思う点を挙げたい。
まずは構図の美しさ。名シーンを思い出す時に構図まで克明にフラッシュバックするのは強い。卍解や帰刃の初登場シーンはもちろん、ウルキオラと織姫が手を伸ばし合う画、ギンと乱菊の最期、愛染暗殺シーンなど名シーン名構図は挙げ出したらキリがない。
記憶に残るシーンには記憶に残る構図が付きものなんだと気付くことができた。
次に唯一無二かつ破壊力の高い台詞・言葉選び。喜助の「死ににいく理由に他人を使うなよ」とか、「あまり強い言葉を使うなよ。弱く見えるぞ。」とか、ただ巧いだけじゃなく文字を見るだけで発言者の人生が浮かび上がる言葉選びに感嘆する。自分はどのような人生を送ってきた誰が言うかに注目していることに気づいた。

触れてる歴史が長いから補正がかかっているかもしれないが大切な作品であることに変わりなし!