このレビューはネタバレを含みます
序盤数話と終盤数話が特に
バジリスクでなければなかなかに楽しめる作品だったんだと思う
キャスト陣の良さもそうだし
ファンタジーな時代劇アクションだと思えばそこそこ
シナリオが破滅的に悪いわけではない
ただ見劣りがするなあ
という部分で
まず作画
キャラ作画がバジリスクとしてもそうだし
剣戟アクションとしてもいまひとつ
ちょっと美男美女っぽい作画多すぎる気がする
というだけでなく
シーンが謎の止め絵になったり
カットインが安っぽかったり
迫力や重みが感じられない作画が多くあり
話の魅力をそこなっていた気がする
あとはバジリスクとしてって意味では
キャラメイクがけっきょく
らしくない。
と思ってしまう
美男美女よりであること
お爺お婆がいたとして、絶妙に気持ち悪いキャラ、戦闘プロ忍者としてのキャラがほぼいない
前作は多種多様な能力の忍者がおり
順々にかつ時にあっけなく退場するところが
また魅力だった
今作はそれぞれのキャラの背景を描きたかったり
少年の頃から描いて愛着をわかせたかったのだろうし
試みは否定しないけど
そのぶんダラダラと長かった印象がある
結果
元のバジリスクの方がやっぱり優秀だったし
もう一回観たくなる
