母をたずねて三千里の1の情報・感想・評価

エピソード01
いかないでおかあさん
拍手:1回
あらすじ
イタリアのジェノバに住む9才の少年マルコは、日曜日の朝、家族で出掛けるピクニックに心弾ませる。だが、それが遠いアルゼンチンへと出稼ぎに行く母親アンナとの最後のひと時である事を、マルコはまだ知らなかった・・・。
コメント5件
蒼空

蒼空

このコメントはネタバレを含みます

第一話のマルコは9歳設定という。 お母さんが旅立った時は8歳ぐらいかな。幼い感じがする。 お兄ちゃんに負けたくない、聞かん気が強い生意気な弟。これがリアル。 小さい子はかわいい、が、うるさくて生意気。 お母さんは30代後半ぐらいという。 お母さんの声を当ててる二階堂有希子さま。柳生博夫人でファーストルパンの不二子ちゃんの声の方。 ありがたや。 演出、構成、構図 海外取材の絵の力、動作 1976年とは思えない細かさ。 最近の絵のような線の多い細かさもいいが、絵が丁寧、細かいというのは、人物の動作や背景動機づけがあり、それがリアルに見えることではないかと思う。 ヨーロッパに滞在したことがある人ならさらにその細かい描写に驚くと思う。 マルコが隣のカタリナおばちゃんにお母さんが出稼ぎに行くことを聞かされ怒り狂い、兄にぶたれる。富野喜幸も参加しているが、まさに、あ、アムロ。。。。 不貞腐れているマルコがお母さんの見送りで我慢できず追いかける。母がマルコを見て「もうやめて😢」と叫ぶ。見てる方も号泣ですよ。 マルコーーー 絵コンテ 高畑勲 作画 才田俊次 篠原征子
まりな

まりな

このコメントはネタバレを含みます

主人公はマルコ。 お母さんのアンナが出稼ぎに行くので、家族最後の時間を過ごしていた。 マルコだけはこのことを知らない。 乗馬が出来ないマルコ、お尻からの落下は痛い😂 事前にあらすじを読んだのでお母さんと離れ離れになるのを知っていたので、お母さんと一緒に乗馬をするシーンですら悲しい🥲 近所のおばさんからお母さんがアルゼンチンに行く話を知る。 お母さんが旅立つ日。 マルコは最後までお母さんに笑顔を見せず、喋らずに見送る。 でもマルコは行かないでー!と叫びながら船を追いかける。 最後のマルコの叫び、お母さんに届いてるといいな😭 もうお母さんが旅立って一年!!! 今日はお兄ちゃんが帰ってくる日。
おふとん

おふとん

港の見送りシーンは何回見ても泣ける。お母さんと馬に乗ってるところもそのあとの展開を思うと切ない
いいね!1件
ゆず塩

ゆず塩

このコメントはネタバレを含みます

1話『いかないでおかあさん』 【あらすじ:ピクニックに行くロッシ一家。アンナは翌日から(?)出稼ぎに行かなければならず、家族で過ごす最後の時間だった。しかし、幼いマルコにその事は伝えられていなかった。帰宅後、近所の婦人がやってきてそのことを話しているのをマルコに聞かれる。母との別れを受け入れ難いマルコは、見送りまで母と口を聞かなかった。しかし、母が船で旅立つとたまらず追いかけていき別れを叫ぶのだった。】 高畑勲監督目当てで鑑賞を始める。 日常シーンが長め。でもその分、マルコに出稼ぎのことを黙ってるのが効いてくるんだけど……。近所の叔母さん、唐突だがいい働きしてるね。 マルコと母との別れのシーンは、めっちゃタメるなぁって思った。汽笛で走り出すよね。 別れで不貞腐れている所。マルコの視線が下で、そこにお母さんが覗き込むのは何だかマルコ視線で感じられて良かったな。 マザコンと言われても仕方ないが、母親好きなんだよね。男の子は。
思いっきり楽しい日にしようね、マルコ
いいね!2件