このレビューはネタバレを含みます
原作既読。
コロナになってしまいやることがなかったので何となく見始めたら最後まで一気見してしまった。
1話目がアニメオリジナルだったり、序盤は結構ギャグが多く漫画では気にならなかったけど音声付きだとこれが結構うるさくて気になったりと少し戸惑う部分はあったが、原作があれだけ高い完成度の作品なので流石の構築美というか、中盤以降は特に文句のつけ所のない作品だった。
特に少年漫画にありがちな過剰なインフレ、明らかなかませ犬的キャラ、大人達なにやってんねんというアホな展開、等が無く、序盤に出てきたパッとしなさそうなキャラが重要な鍵を握ってたりここで死ぬだろと思っていたモブっぽいキャラが最終戦で活躍したりというパターンが多くて熱い。
作中でも結構それが全面に押し出されているが大人がちゃんと大人しており、逆にエドとアルはどんなに優秀でもどこまでいっても子どもであるというのがまたいい。
オープニング、エンディングもちょっとポップ過ぎて軽い感じはあるが、凝った演出も多く観ているとどの曲も好きになった。