このレビューはネタバレを含みます
遂に完結。
原作は途中までしか読んでいなく後半は全くどうなるか知らずにアニメを観始めたので色々とびっくりすることだらけだった。
完結編となる今作では前作から引き続き絶望感漂う終末世界が描かれつつ各キャラクターが全員活躍の場があり適度にコミカルなシーンもあり、勿論並のアニメ映画よりも迫力のある作画も健在(ラストということで更に気合いが入っていたように感じる)で、この作品のいい部分がキープできたままゴールテープを切っていたと思う。
VS歴代の9つの巨人はかなり絶望感があったが、今まで作中で出てきた巨人達が助けてくれるという胸熱展開。
ジャンやコニー達が巨人になってしまう展開は流石にやり過ぎなように感じたが直ぐに戻って良かった。
後半はミカサとエレン、アルミンとエレンの精神世界での対話的なシーンに重きを置いていてこれもまた良かった。
こんなことがあったけど人類はまた戦争を繰り返すということを描いたエンディングや、エレンを埋めたあの木がユミルが巨人化した木と同じ様になっているというラストはなんかなぁって感じだった。
連載当初原作を読み始め10巻位で読むのを辞めてしまったが、あれからやっとこの物語が終わった(原作はもっと前に終わってるけど)と思うと感慨深い。名作でした。
いつかまた忘れた頃に観返したい。