このレビューはネタバレを含みます
フガンとムガンを倒しシュテルンビルトに平和をもたらしたヒーロー達。
半年の療養期間を経て復活したタイガー&バーナビーだったが、研究所から逃げ出したグレゴリーとウロボロスの魔の手が再び街に襲いかかる。
NEXTを暴走させるグレゴリーの能力によって起こる暴走事件によってNEXTと非NEXTの溝は深まり、ついにはヒーロー活動にすら停止命令が入ってしまう。
人を助ける力を持ちながら振るうことを許されないヒーロー達。
果たしてヒーローとは職業なのか、それとも。
かくして快進撃は始まる。
どこが最高だったか語るにはネタバレを避けられないので一応ネタバレに。
配信で14話以降は遅れて配信されたので実際に半年ぐらい時間軸が経ってるのがいい仕掛け。
映画では完全な空気扱いをされていたルナティックことユーリ管理官のストーリーがサブストーリー的に展開されて、ルナティック完結編といった感じで最高に良かった。
しかし最終回周辺は激アツ展開てんこ盛り。
映画を含めた歴代ヴィラン登場。
タイトル回収。
ルナティック共闘。
ブラックの必殺技。
とんでもない勢いでラストバトルを駆け抜けていったのがタイバニらしくて最高だった。
せっかくネタバレにしたのでダメなところを上げると、ラーラの母親が急に手のひら返して来たのだけは全然納得できる要素がなかった。
あんなに聞く耳持たなかったのにあの程度じゃ意見変わらんやろ…。
それと数年ぶりの続編なのにウロボロスについて全く解決していないのも釈然としない。
楓ちゃん主人公の続編でも期待して待つしかないか?