ミステリーでファンタジーでちょっとホラー?
タイムリープ、伝承、ジュブナイル、バトル等々、厨二病あるあるの設定がテンコ盛りされてるのに、それらが高いレベルで結実した傑作。
家族同然に育った幼馴染の小舟潮の葬儀のために2年ぶりに故郷の島に帰った主人公は、彼女が実は何者かに殺されたという噂を耳にする――という出だしはサスペンス風。それが途中から「僕だけがいない街」的なタイムリープ系のSF展開になり・・・
話が進んでいくほどに、良く練られているのがわかってくる。最初の方は謎だらけで、???と感じるかと思いますが、そこはひと踏ん張りして欲しい。
プロットにも賛否あるかと思いますが、
いいモノ見つけたときの至福のひとときに浸れるかも・・・
おすすめ。