このレビューはネタバレを含みます
曲が良すぎる。
ぼっち(後藤ひとり)が作詞している、という設定なのだが、「ずっと他の人と関わりたかった、けど、どう関わればいいか分からなかった。周りと少し距離を取っていることに寂しさを感じつつ、少しだけ周囲と違うことに優越感を感じている」というような、10代特有の内でモンモンと考えてしまう思考がとても丁寧に言語化されていて、アニメ内で曲が出る度にぼっちの解像度が上がる。
アニメもテンポがよく、コメディ要素が多いながら、バンドを組み、自分がどうしたいかを見つけていく様子を見ることができて青春を感じられる。
とても見やすいアニメ。