真祖…吸血鬼眷属の
祖にして凄まじき魔力
を持つもの…。
その中でも第四の真祖
は謎に包まれ、畏怖され
恐るべき力を持つとされた…
物語は魔族特区に彼が
現れるところから始まる
「ストライク・ザ・ブラッド」
普通の高校生が真祖の力を受け継ぎ、強大な力を持つ事から様々な事件に、監視者である美少女霊能者と共に巻き込まれていく王道ラノベシリーズです。
2クール分のストーリーで主人公第四真祖暁古城とヒロインである監視者、剣巫の姫柊雪菜の関係、絆が深まるのが丁寧に描かれ、かつ古城の鈍感さや朴念仁たる無神経ぶりがラブコメの根底を支えます(笑)無神経な一言が姫柊のカンに触りどつかれるのがパターンになります。メインヒロインとの絆がきちんとしているゆえに他のヒロインもブレずに目立ちますし、良いチームが出来上がっていきますね。
新米真祖である古城は力の使い方がわからず、基本秘められた眷獣も力がなく云うことも聞かない設定のため、俺つぇーにはなりえず、毎回ピンチの連続で…破魔の槍を持つ剣巫のヒロインとの連携で倒すのがパターン。その際に「ここからは俺の喧嘩だ!」「いえ、私達の喧嘩です!」と決めゼリフがあるのでやや恥ずかしく古いパターン…。まぁこれをずっとやりきって2022までに至るので中々…。
また眷獣を目覚めさせるためには、毎回血を新しい方から吸わなければならないルールみたいで…この辺りはラブコメの真骨頂で…要は吸っていいよの関係に次々と朴念仁がなる訳で(笑)ハーレム化してくんですね。メインヒロインがかなり強いんで揺らぎもしませんが、毎回そのシチュエーションになるのがお楽しみ…。
眷獣は要は召喚獣でそれゆえ古城本人のアクション、剣技等は全くなし…接近戦は槍持のヒロインに任せきりなので物足りなさはありますね…。
取り敢えずヒロインは美しく、仲間も楽しく、それなりに面白かったので連続で見てみます。