クールなオープニングで引き込まれる怪作
「アイアムアヒーロー」の花沢健吾が連載中の作品で
既刊11巻のうち、8巻相当までのアニメ化。
花沢健吾らしさは全開で
変なキャラクターたち、
奇妙な世界観、
予想のつかないストーリー展開が魅力。
誰が生き残るか全く読めないので、いかにも早死しそうなやつが生きてたり、死ななそうなキャラが死んだりするのが本当に面白い。
少し残念な点は地上波アニメ故、バイオレンスは控えめで切断された人体の断面などは塗り潰されていたり、映らないような画角になっている。
が、グロテクス・バイオレンスは花沢作品の魅力の一つなのでそこが削られてしまうのは非常に勿体ない。
こういう作品は規制無しで衛星チャンネルとかでやったほうがいい。
花沢健吾の作品は、臭くて、汚くて、それでも這いつくばって生きているような変なおじさん達のキャラが本当に良いね。