エピソード08
第731話 現場の隣人は元カレ(前編)

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あらすじ
コナン、歩美、光彦、元太、哀はパトロール中の交通課、由美と苗子に偶然会う。2人は由美の元カレの話をしていた。その時、苗子の携帯に友人の家政婦、米原桜子(よねはらさくらこ)から着信が入る。それは勤務する家で人が死んでいるという連絡だった。コナンたちは現場となる伊丹永信(いたみながのぶ)の自宅マンションへ向かう。寝室では妻の伊丹知代子(ちよこ)がシャンデリアにかけたロープに首を吊って絶命。知代子は右腕に三角筋を巻き、足元には遺書が置かれていた。
由美は永信と桜子から事情を聞く事に。永信は1時間前に知代子と大ゲンカ。頭が冷えるまで知代子を1人にするため、永信は桜子と近所のスーパーへ買い物に出掛けたという。2人は昨晩もケンカ。その時、苗子に灰皿を投げられ、永信は左目をケガしていた。買い物の時間は30分。2人が帰宅すると、寝室の扉が閉まる音がしたらしく、桜子はその時はまだ生きていたと思うと証言する。永信は桜子と30分くらい世間話をした後、寝室に入って遺体を発見したらしく、由美は自殺と判断する。
だが、コナンは遺書の不審な点に気付いて事件の可能性を探る。遺書は机の上にある手帳を千切ったものだが、千切れ目は合っていなかった。不思議な事に遺書の字はかなり歪んでいて、他のメモのサインは知代子と名前のみだが、遺書だけはフルネームが書かれていた。桜子は玄関の鍵はかかっていた証言。合鍵は永信、知代子、桜子、息子の伊丹靖家(やすいえ)の4人が持っているという。1階ポストに予備の鍵を入れているらしく、桜子は隣の住人がポストのダイヤル番号を知っている事を思い出す。
苗子が隣人から話を聞こうとすると由美は激しく動揺。隣人の羽田秀吉(はねだしゅうきち)は由美の元カレだった。この後、目暮警部と高木刑事らが改めて捜査。夫婦ゲンカの原因は知代子が株にハマっている事だった。大学卒業を控える靖家の就職が決まらずにストレスも溜まっていたらしく、靖家は大学の近くで一人暮らしをしているという。続いて、目暮は遺書を確認。遺書には永信のケガの事、靖家の試験の事、姪っ子の七五三の事が書かれていた。靖家は車の免許証の学科試験を控えているという。
桜子は寝室の前に知代子の携帯が落ちていた事を思い出し、それを聞いたコナンは何かに気付く。目暮は永信が持っていた知代子の携帯を確認するが、発信、着信履歴はなし。目暮は携帯がトリックに使われた可能性は低いと考える。この後、桜子は自殺ではないと訴える。数年前に搭乗した飛行機が墜落しそうになったが奇跡的に助かった知代子は日頃から自分の事を幸運の持ち主と話していたらしく、桜子はそんな考えの人が自殺するはずないと主張する。さらに桜子は遺書の不可解な点を目暮に伝える。コナンはその話を聞いて計画的な犯行と見破り、秀吉もコナンと同じ事を考えていた…。
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