このレビューはネタバレを含みます
すごいレベルの高いアニメでした。
鍛えていく、強くなっていくに連れて副作用がある世界はこれだけ極端てなくてもどこの世界でもある話。アルコール依存も薬物依存も等価である。
鬼滅の刃の煉獄さんは公のために死んだ。サイバーパンクは愛する人のために死ぬ。仲間の概念が公から近しい仲間になっていく現代において示唆的なアニメだと思う。1960年台後半か70年代前半はデビルマンはじめとして近しい人の愛を知って命をかける物語が多かった。
そういう物語が減ってエヴァンゲリヲンみたいにお父さんに認められたいから戦う物語を経て、また愛する人に命をかける物語に回帰してるなあと思うアニメだった?