このレビューはネタバレを含みます
娘を守るために暴力彼氏を殺しちゃった「ごく普通」の営業サラリーマンの主人公が、自分を追ってくる半グレ集団とミステリ小説の知識と立ち回りで渡り合っていく話。
家族のために犯罪に手を染めて、どんどん才能を開花させていくのって「ブレイキング・バッド」っぽさを期待したのだけど、
割と相手も抜けてるところがあったり、犯罪への適応力ありすぎな奥さんがヤバいキャラだったり、ツッコミどころが多くてこれはこれで楽しかったな。
アニメは不安定なところも多かったが、終盤は半グレ集団の中で主人公を疑う恭一を嵌めるところあたりから尻上がりに面白くなっていった感じ。
最後は暴力彼氏の父親も殺した主人公だったけど、埋めた死体が嵐で流れちゃうかも•••っていう変な後味のラストだった。
子どものために人殺しになった主人公とダブらせるように暴力彼氏の父親を出したり、恭一の過去が明かされたりと、意外と色んな面を見せてくれて、ストーリーは面白かったな。マンガ読んでみようかな。