かなりコメディタッチ寄りのリアリティライン(諜報に関する情報をLINEでやりとりしていたりするが、読者への分かりやすさを優先しているのだろう)。ジャンプよりもコロコロコミックの感触に近い。
ハンターハンターのゾルディック家(こっちは諜報ではないが)を知っているので、読み比べると名前のあるキャラが急に退場するような死の匂いは非常に薄く感じた。かなりラブコメに舵を切りつつ、ワンピース的な一定の安心感を維持している感じがする。
幼馴染での結婚は定番でおいしいネタ。凶一郎以外の家族が太陽に好意的なのでストレスが少ない。終盤は大きめの敵と対峙しているのでピリッとした雰囲気もあり。七悪のアルフォンスっぽさが気に入ってる。