第五獄で冥界三巨頭の一人アイアコスと対峙する一輝。執拗な攻撃にあうが、倒れるたびに不死鳥のごとく立ち上がり、アイアコスを倒す。驚く三巨頭が、一輝に攻撃を仕掛けようとしたとき、一輝の小宇宙を感じたハーデスが、パンドラに一輝をジュデッカまでテレポートさせた。一輝と瞬、兄と弟が冥界の地にて再会する!
瞬は自らを犠牲にし、自分とともにハーデスを撃ち砕くよう一輝に訴えかける瞬。その心の声が、躊躇する一輝に拳を繰り出させる。パンドラの叫びがこだまするジュデッカの床に、鮮血が飛び散った。そして、その悲壮なる一輝の小宇宙を感じ、コキュートスに落とされた星矢がついに目覚める!
ジュデッカにて対峙する二人の神。アテナとハーデス。グレイテスト・エクリップスをとめるよう懇願するアテナに、ハーデスはその命を代償にするよう伝える。パンドラの槍を使い、ハーデスがアテナの命をとろうとした瞬間、その血に触れたハーデスが苦しみだす!
ハーピーのバレンタインを倒し、再びジュデッカにやってきた星矢。そこでハーデスの呪縛から逃れた瞬と再会する。瞬は、ハーデスの玉座の裏、はるか続く階段の先に消えていったと言う。そして、奥へ進んだ二人の目の前に立ちふさがっていたのは、「嘆きの壁」といわれる、地獄の最終地であった!
嘆きの壁の前にそろった5人の黄金聖闘士、ムウ・シャカ・アイオリア・ミロ・そして童虎。ライブラの武器をそれぞれが手にし、嘆きの壁に向かい放つが、無情にも跳ね返されてしまう。最強の聖闘士の力でも嘆きの壁を破壊できないと思ったその時、星矢たちの前に数条の黄金の光が飛来する!
ついにそろった12人の黄金聖闘士。黄道に位置するこの12の黄金聖闘士の小宇宙を集めれば、太陽の光を作り出し、嘆きの壁を破壊できる。今、サジタリアスの矢に全ての小宇宙を込め、12の光がエリシオンへの道を拓く!星矢たち青銅聖闘士に、地上の愛と正義と全てを託して…