群青

新世紀エヴァンゲリオンの群青のレビュー・感想・評価

新世紀エヴァンゲリオン(1995年製作のアニメ)
4.5
説明不要の社会現象アニメ。
いまだに残酷な天使のテーゼはカラオケランキングのトップになる。すげえな。


回が重なるにつれ、現場はギリギリの状態になっていったのは有名な話。
庵野監督の精神もやばいことになり、最終2話が精神的な話しに終始してしまった。
完結編を作ろうとするにそれも間に合わず、総集編+新規でなんとかしのぎ、出来上がった完結編はテレビシリーズをさらにカオスにするなどして、ファンを突き放すだけ突き放した。

これがベースになったので以降の新劇場版のシリーズも何が起きてもおかしくない、という心構えのファンがほぼ全てだったと思う笑


基本的に1エピソードに1体の敵、と言う感じのため、新劇場版とは違いバラエティに富んだ敵がいるのが楽しい。
火山の中にいる、とかウィルス型とか色々面白いね。
新劇場版におらずテレビシリーズに出る使徒はレリエルが好き。影の方が本体、と言うのが感覚的に斬新だった。
あとはやっぱりゼルエル。ヒラヒラが切れ味が一番やばいってなんだそれ!勝てんのか⁉︎と思ったね。

推しは特にどちらでもない。
強いて言えばアスカだけど、テレビシリーズも旧劇も精神状態がやばいので、若干引き気味笑


何にしても90年代から00年代に至るまでこれに比肩するアニメがあったかと言うとなかなか難しい。
ハルヒはまた違うしなぁ。

と思ったら鬼滅が凄いことに。エヴァと違い老若男女巻き込んだ社会現象に。時代は流行り移り変わると言うことか。
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